HOME > CLIENT VOICE > Chef の導入で、精度の高い構築と工数の削減を同時に実現

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インディゴ株式会社は1995 年にYahoo Japan のシステム・ディレクション業務に携わったことを発端に、学生が中心となりインターネット技術を利用したWeb サービス会社として1996 年2 月に設立されました。現在は、最先端の技術を駆使しながら難易度の高いニーズにも応えるシステムインテグレーションを手がけています。このたびChef を導入したシステムを構築されているということから、その活用方法と効果についてIT サービスマネージメント事業部ジェネラル・マネージャーの斉藤和樹氏に話を伺いました。

限られた人手で構築を効率化しなければならないという課題

Chef を導入するきっかけについてお聞かせください。

弊社はシステム開発をやっていて、アプリの開発からインフラの構築まで担当していますが、インフラの構築は、ネットワーク構築から、物理機器の設置、OS の設定、ミドルウェア、スイッチ機器の設定など、アプリの手前までやることがたくさんあります。台数が多くなってくるとちょっとしたミスが多くなってくるし、そのミスも本番環境に適用してみて初めてわかるというケースも多い。そのような状況下で限られた人手でやっていくには、効率化が必要でした。構築を簡単にしていく方法を模索していた中で、出会ったのがその時話題になっていたChef でした。活発に開発されているツールなので、評価もかねて導入してみたというのがきっかけです。

Ruby がわかればできる自由さがある

Chef を利用し続けている理由は何でしょうか。

Chef はRuby の内部DSL なので、Ruby がわかれば何とかできてしまいます。もともと開発側の人間だったので、Ruby に抵抗がありませんでしたし、応用を利かせて自由にやることができたことが使い続けている理由ですね。

environment 機能の活用で効率化

Chefの導入にあたって工夫されたことはありますか。

アプリをリポジトリサーバで一元管理しているように、インフラ側も一元管理しようと考えていたので、Chef soloではなくChef server にしました。また、環境が4つほどあるため、Chef serverの機能の1つであるenvironmentを使っています。構成は一緒だけどIPアドレスだけ違うというケースなどは、ノードのファイルに書いているとノード数だけファイルができてしまうので運用が大変なうえ、ミスも増えてしまいます。だから、そこはenvironmentの中で集約して宣言して定義して、それをレシピの中で展開することで、ミスなく効率化を図ることができています。

運用系コンポーネントの1つとして活用

どのようにChef を利用されていますか。

Chef は、お客様の構築案件で使っています。検証用と商用、それぞれ30 ノードと20 ノードのプロジェクトを2つ、全部で100 ノードくらいです。サービス系のコンポーネントの他に、監視サーバやバックアップやログなどの運用系のコンポーネントがあって、その中の一つにリポジトリサーバがあって同期させています。そこにChef サーバをたてて、Chef server とChef client という形で使っています。位置付けとしては、運用系コンポーネントの中の1コンポーネントですね。

chef-server_en

100 台、200 台規模を一人で構築・管理可能に

Chef の導入によってどのような効果がありましたか。

今までは人海戦術でやらなきゃいけなかったのですが、100台、200台くらいのノードであれば、一人で構築、管理ができるようになりました。人手を増やすとノードごとに微妙な差異が起きてしまう可能性がありますが、一元管理をしていればどのノードもまったく同じように構成できるので、全体として精度の高い構築を実現できています。Chefは、スタッフのスキルを代替するというより、作業の効率化のメリットをより享受できる道具だと思います。その分、より品質チェ

ックに工数をかけられるようになったといえますね。また、アプリ開発側のスタッフでもインフラの面倒を見られることになったのも大きいと思います。もちろん、もともとオペレーション側のスタッフにおいても効率化をはかれるようになったと思いますし。こういったことができるようになると、今後のこの業界の流れとしては、構築作業に人の手をかけない方向にいくのではないかと思いますね。

Chef Server をもっと使いこなしたい

Chef を今度どのように活用していく予定でしょうか。

Chef Server はもう少し使いようがあるかなと思っています。Zabbix の監視設定については、登録のエージェントのインストールの自動化はやっているのですが、Chef Server からノード情報をとって監視設定をするということをやりたい。OS はキックスタートでインストールして、監視設定までワンショットでできるといいですね。また、今後、テストスイートを組み合わせて適用する前に事前に品質チェックをするといったこともやっていきたいと思っています。

インディゴ株式会社

インディゴ株式会社

事業内容
ICTコンサルティング/システム・インテグレーション事業/システム運用・保守事業など
代表者
川上 聴
設立
1996年2月
資本金
42,000,000円(※インタビュー時)
URL
http://www.indigo.co.jp

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