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[和訳] Docker Desktopのお知らせ #docker

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本稿は Get to Know Docker Desktop (2018/9/17) の和訳です。

9月17日、EdgeチャンネルにてDocker Desktopの新しいベータ版をリリースしました。以前「Docker for Windows」および「Docker for Mac」と呼んでいた製品の最新バージョンです。この最新バージョンは、Windows および macOS の両者向けです。Docker Desktopは、数分でコーディングとコンテナ化を可能とするものです。そしてまた、MacおよびWindows上でDocker Engineをはじめ、Docker SwarmやKubernetesを実行できるもっとも簡単な方法でもあります。シンプルな設定に加え、Docker Desktopには次のようなすばらしい機能がそろっています:

  • ファイル変更通知を含む、コードおよびデータ用のボリュームモニタリングによる素早い編集とテストサイクル。
  • Docker Desktop UIにあるボタンを1クリックするだけで、オーケストレータをSwarmからKubernetesへの変更が可能。
  • Windowsデスクトップでは、Docker DesktopのUIにあるトグルで、WindowsおよびLinux両者のコンテナ構築が可能。
  • WindowsデスクトップではHyper-V、macOSではHyperkitを使用することで、WindowsおよびmacOS上で実行する軽量なVMの設定と破棄が可能。
  • 内蔵のエンタープライズネットワークサポートにより、Docker Desktop起動の際に、VPNとプロキシの選択が可能。

www.docker.comにおける新しいDocker Desktopの名前にすでにお気づきの方もいるでしょう。また今後数か月にわたって、製品のUI内をはじめ、ドキュメントやその他の関連する領域における新たな名前を取り入れてまいります。誤解のないよう明記しますが、Docker Desktopの可用性や機能には何ら変更はありません。つまり、Docker Desktopは、WindowsおよびmacOS向けに無料でご利用可能なもので、これまでと同等のすべてのすばらしい機能を備えています。

新しいバージョニングスキーム

今回のリリースではまた、新しいバージョニングスキームを採用しています。このバージョンは2.0.0.0-beta-1とラベル付けしています。Docker EngineとDocker Desktopは異なる製品ではありますが、Docker Desktop製品の以前のバージョンではDocker Engineと同じバージョン番号を使用していました。Docker Desktopは無料で、Docker Engineにその他の補完的な機能を含んだ製品です。

今回のEdgeリリースより、Docker DesktopとDocker Engine、それぞれのバージョン番号を別々に管理します。これによりDocker Engineの更新と、Docker Desktop製品に新しい機能が加わった場合が明確になります。Docker Desktopの新しいEdgeチャンネルのバージョン番号は2.0.0.0-beta1です。これには最近リリースした Docker Engine -- Community 18.09.0-ce-beta1 も含みます。

この Edge リリースチャンネルは、引き続きDocker Desktopの利用可能な最新の公開ビルドのチャンネルです。GA(一般公開)前のベータ版やリリース候補バージョンもこちらで公開しています。Edgeチャンネルにおける今回のDocker Desktopリリースのように、一般公開に先駆けたリリースは、バージョン番号中に beta のような印を付与します。テストサイクルの完了後、Docker Desktopの Stable チャンネルでは、最新のGA(一般公開)ビルドを提供し続けます。つまりベータ版のテストが完了するまで、Stableチャンネルでは、新しい2.0バージョンは公開いたしません。

新しいDocker Desktop 2.0.0.0-beta1 (WindowsまたはmacOS向け) は、 Edge チャンネルでご利用可能です。より詳しいDockerポートフォリオは www.docker.comにてご確認ください。

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