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株式会社ブロードバンドタワーとEMCアイシロン スケールアウトNASを利用したHadoopプラットフォームを構築。4月より顧客にサービス提供開始

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2013年4月8日

報道関係者各位

株式会社ブロードバンドタワー
クリエーションライン株式会社

株式会社ブロードバンドタワーとEMCアイシロン スケールアウトNASを利用したHadoopプラットフォームを構築。4月より顧客にサービス提供開始

~ 増加するビッグデータ解析ニーズに対応 ~

クリエーションライン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安田 忠弘、以下クリエーションライン)は、株式会社ブロードバンドタワー(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:藤原 洋、以下ブロードバンドタワー コード番号:3776 ジャスダック)と共同でEMCジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山野 修、以下EMCジャパン)が販売する「EMCアイシロン スケールアウトNAS」に、Hadoop※を直接実装したプラットフォーム基盤の共同検証を行います。2013年4月より、本プラットフォーム基盤を顧客へ提供を開始します。 また、今回のプラットフォーム基盤検証に加え、増加するビッグデータ解析ニーズに対応する新ソリューションを共同開発することを目的として、当社とブロードバンドタワーと事業提携をすることを発表します。

■本提携の背景
<市場背景>
2012年はビッグデータビジネス元年と言われるように、昨年からビッグデータへの対応(マネジメント)について非常に注目をされております。矢野経済研究所の発表によると、2020年度にはビッグデータ市場は1兆円を超えるといわれており、特にビッグデータを分析しマーケティング等に活かすことに注目が集まっております。

<本プラットフォームの意義>
スケールアウト型NASである「EMCアイシロン スケールアウトNAS」製品がHDFSに対応した事により、従来のIAサーバー等によるHadoop基盤を新たに構築せずに、ビッグデータ解析が可能となります。また、追加投資コストの削減、エンドツーエンドでのデータ保護、Hadoop環境運用の容易性が可能となり、「EMCアイシロン スケールアウトNAS」を導入した顧客企業において、ビッグデータ解析プラットフォーム構築が容易となります。今後、当社とブロードバンドタワーで、京都大学と共同研究を行っている人工衛星観測情報の解析を本プラットフォームを活用し行って参ります。

■事業提携内容

「EMCアイシロン スケールアウトNAS」を使用した
ビッグデータ解析基盤「Hadoopプラットフォーム」の共同開発

■「EMCアイシロン スケールアウトNAS」を使ったHadoopプラットフォームイメージ

<一般的なHadoop環境とEMCアイシロン スケールアウトNASを使ったHadoop環境の違い>130408pict11

<一般的なHadoop環境の課題とEMCアイシロン スケールアウトNAS環境のメリット 比較>130408pict21

注) 現在リリースされているApache Hadoopの最新バージョンではネームノードの冗長化機能が搭載されております。

■各社代表からのコメント

ブロードバンドタワー代表取締役会長兼社長CEO 藤原 洋氏は次のように述べています。

「現在当業界ではデータセンターをデータバンク化することは非常に重要だと思っています。今回のクリエーションライン様とのEMCアイシロンスケールアウトNASを使用したビッグデータ解析基盤『Hadoopプラットフォーム』の共同開発と共同事業により、従来コンピュータの設置場所にデータを持ってきてデータ処理していた状況を一変させ、今後はデータを蓄積した側でデータ処理をすることが可能となります。このことによって、ビッグデータの解析効率を飛躍的に向上することができます。また、このたび実用化したサービスは、政府が目指す公共データのオープン化とその民間による利活用を本格的に推進する先駆けとなると期待しております。」

EMCジャパン代表取締役社長 山野 修氏は次のように述べています。

「EMCジャパンは、この度、ブロードバンドタワー様がEMC アイシロンスケールアウトNASにHadoop基盤を実装し、プラットフォーム基盤を顧客へ提供することを心より歓迎します。EMCアイシロン スケールアウトNASは革新的なクラスタ ストレージアーキテクチャを活用することで、大量の重要ファイルデータへのアクセスを高速化すると同時に、それらのデータの管理・保管にまつわるコストと複雑さを軽減します。また、Isilonは、大量の並列/逐次処理を実行するアプリケーションを高速化するのに必要な柔軟なソリューションを提供します。」

クリエーションライン代表取締役社長 安田 忠弘氏は次のように述べています。

「近年、人工衛星や各種センサーなどの様々なデータを取得する技術は目覚ましい進歩を遂げており、取得できるデータは、その量とともに多様性も急激に増しております。一方、EMCアイシロンスケールアウトNASに代表される、ビッグデータを取り扱う技術の発達にも目を見張るものがあります。そのような時代に、ビッグデータに関する知見と多くの実績をお持ちのブロードバンドタワー様と事業提携をさせていただくことができ、大変うれしく思っております。今回の事業提携により、ビッグデータビジネスのさらなる発展に貢献していきたいと考えております。」

■ブロードバンドタワーについて

会社名: 株式会社ブロードバンドタワー

所在地: 〒100-0011 東京都千代田区内幸町一丁目3番2号 内幸町東急ビル

代表者: 代表取締役会長兼社長CEO 藤原 洋
設立 : 2000年(平成12年)2月9日

URL  : http://www.bbtower.co.jp

ブロードバンドタワーは、高度な運用技術と信頼性の高いハウジングサービス、インターネット接続サービス、およびクラウドサービスを提供しています。アクセスの良い都心にインターネットデータセンターをはじめとしたネットワークインフラストラクチャー資産を有し、インターネットサービス提供企業をはじめとした、多数の企業から高い信頼を得ています。またEMC社のEMCアイシロン スケールアウトNAS等のビッグデータ対応ソリューションを提供しています。

■EMCジャパンについて

会社名: EMCジャパン株式会社

所在地: 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー

代表者: 代表取締役社長 山野 修

設立 : 1994年(平成7年)1月5日 ※日本法人

URL  : http://japan.emc.com/

EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。

■クリエーションラインについて

会社名: クリエーションライン株式会社

所在地: 〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町3-6M’s WORKS BLDG 2F

代表者: 代表取締役社長 安田 忠弘

設立 : 2006年(平成18年)1月

URL  : /

クリエーションラインは、クラウドプラットフォームに関する設計・構築を請け負った数多くの実績を有しています。また、enStratius、Scalr、Chefの国内唯一のパートナーでもあり、クラウドインテグレーションを提供する高度な技術者集団です。経済産業省「平成23年度医療・介護等関連分野における規制改革・産業創出調査研究事業(医療・介護周辺サービス産業創出調査事業)」や独立行政法人情報処理推進機構(IPA)からの受託事業として「クラウド運用管理ツールの基本機能、性能、信頼性評価」を実施した実績を持っています。

今後も、クリエーションラインは世界中のクラウドに関する情報を収集し、新規技術の開拓・提携により、国内で有益なクラウドソリューションを提供していきます。

■関連プレスリリース

2012年11月6日発表

ブロードバンドタワー、京都大学と衛星情報ビッグデータ活用等に関する共同研究契約を締結

URL  : http://www.bbtower.co.jp/ir/pressrelease/2012/20121106.html

■報道関係お問い合わせ先

<クリエーションライン株式会社>

担当:近藤

TEL: 03-5829-8355 FAX: 03-5829-8356

E-mail: sales@creationline.com

※Hadoop(ハドゥープ)とは

オープンソースソフトウェアとして公開されており、Apache Software Foundation(ASF)が開発している、大規模データを効率的に分散処理・管理するためのソフトウェア基盤(ミドルウェア)になります。

記載されている会社名及び商品名は、それぞれ各社の商標および登録商標です。

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