fbpx

全社OKRウィンセッションやったら、涙あり笑いありでとても感動したという話 #Joyinc #OKR

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

2020年6月5日(金)に「全社ウィンセッション」というイベントを開催しました。
この「全社ウィンセッション」とは、OKRの運用でいう中間レビューにあたるものです。
クリエーションラインでは、2018年からOKRを使っていこうということで会社OKRー>チームOKRー>サブチームOKR(または個人OKR)を設定していました。

しかし正直なところ私もOKRという言葉に踊らされていました。
OKRを正しく運用することはできていませんでした。
私自身「OKRを理解していたつもりだった」ということになります。
いまでもまだOKRの本当の力というものを理解できていないかもしれません。
が、今年のOKRをスタートさせ、OKRを浸透させる取り組みを行うことで発見や気付きを得ました。

今日は、全社ウィンセッションを振り返ることでOKRの魅力とそのメリットが少しでも共有できればと思います。
(私個人としては、あの時の感動を忘れないように備忘録としたいと思います。)

ーーーー

2020年6月5日 14:00 全社ウィンセッションがスタート。
約90名がリモートからZoomに参加しました。
ファシリテーターは、DevOps Team リーダーの荒井裕貴さん(通称:ひろさん)。彼は今年度OKRマスターとしてOKRを社内に浸透させる活動もやってくれています。(OKRマスターは、私が勝手に付けた名称です。スクラムマスター的なイメージです。)
DevOps Teamは、2018年の当初からOKR運用を自ら手探りで実施し続けて自分たちに最適な形に落とし込むこともできるようになっているチームです。
※ヒロさんが社内向けに実施してくれたOKR運用体験ワークショップも素晴らしいものでした。これについてはまた別途レポートしたいと思います。

全社ウィンセッションは、
会社OKRー>各チームのOKRという流れで進んでいきます。

それぞれにチーム、サブチームが設定されたOKRとその進捗状況を「ウィン!」と言いながら共有していきます。

順調に各チームのウィン!の情報共有が進んでいきました。
ここで、あるチームの共有タイムが始まりました。

そのチームの資料のタイトルは「◯◯◯チームのOKRはなぜ始まらないのか」でした。
(◯◯◯にはそのチーム名が入っていましたが、そのチーム名は伏せておきます。)
みんなザワザワしました。
中間レビュー=いまは6月ですでに今期がスタートして2ヶ月が経過していて、その中間レビューの発表資料のタイトルで「まだ始まっていない」。どういうことなんだろう、、とみんなの心配する声がオンライン越しに聞こえてきます。

しかしその発表は、結果的にはとても感動する内容でした。
実際に号泣していたメンバーもいました。私も、事前に少し話を聞いていたのですがうるうるしていました。

それはこんな内容でした。

OKRを設定していくためにみんなで話をした。しかし案として作ったOKRがどうしても、みんな腹落ちしなかった。
みんなで何度も議論をしたが、納得するOKRに落とし込むことができなかった。

最後と決めて臨んだミーティング。
これで決まらなかったら、今年のOKRは無しでもいい。みんなで納得行くまで話しよう。
案としてあがっていたOKRは、チームリーダーが作ってくれたものだった。これをベースにするのではなく、一旦すべてゼロにして僕らが自分たちで納得できるものにしていこう。
そもそも僕らがワクワクすることってなんだっけ?達成感が得られるものってなんだっけ?というところから議論をスタートさせた。

チームが担当しているプロジェクトは外部環境の変化によって縮小傾向にある。が、このプロジェクトは僕らが大切にしプライドを持ってやっているプロジェクト。
このプロジェクトを通して、「お客様の信頼を得る」「一人一人が新しい学びを得る」ということを実感してきたと思っている。
これから新しいプロジェクト、技術に取り組んでいくが、その気持ちは持ち続けていきたい。

そこまで話をして僕らはふと気づいた。
いま「お客様の信頼を得る」ってみんなで話をしたけど、僕らはこれをなにか可視化、数値化、指標化してきたのか?
やっていなかった。それって本当に「お客様の信頼を得る」ことができていたって言えるのか?

なぜこれができていなかったのか?
改めて僕らの環境を振り返ってみた。

今のメンバーはほとんどがこのプロジェクトがスタートしてからジョインしたメンバーだった。
新規にプロジェクトをスタートさせるワクワク感というのを感じることが少なかった。
ただ目の前の仕事を、正確にクリアしていくという仕事のやり方になっていた。

自分たちのあり方、自分たちの仕事のことを深く考えることになった。
僕たち自体が、本当に本質的にワクワクしながら仕事ができていたのか?達成感を感じていたのか?
OKRの議論を通じて、改めてそれを考え気付くことができた。

OKRを確定することまではできなかった。が、いま本質的なところまで辿り着くことができた。
OKRのゴールがやっとみえてきたので、ここからみんなでもう少し議論を重ねて運用していくところまで持っていきたい。
メンバー全員で本当に大切にできるオブジェクトを作っていきたい。

ーーーー
という内容でした。
↑で、この時の発表が上手く表現できていないので、この時の感動が上手く伝わらないと思いますが、このとき私はこう思いました。
「OKRを設計することから自分たちのあり方まで掘り下げることができた。。OKRをきっかけにそこまで掘り下げたみんなも素晴らしい。。これがOKRの本質的なメリットなんだな。。。OKRを採用し、これを本格運用しようと思い実行して本当によかった。。。」

ーーー
みんなの興奮を冷ますため5分休憩した後も、各チームからの発表は、続きました。
どのチームの発表も非常に良いものでした。私自身も多くの気づきを得ることができました。

そのなかでもHokuriku Development Team (https://twitter.com/cl_toyama)のウィンセッションは、かなりにぎやかというか、やかましかったw
ウィン!ウィン!だけじゃなくソイヤ!ソイヤ!言うてましたww

ここでこのウィンセッションの感動と笑いを理解していただくためにも、実施後のアンケート結果の一部をご紹介したいと思います。

全体のみなさん(というかチームかな)の取組が見えてよかったです。OKRを設定するにあたっての体験記のようなものも凄くよかったですね。結果よりも過程を知ることが出来たので良かったです。

安田さんが率先して取り組んでいた情報の見える化みたいなところが進んでいるのかな。一般的にネガティブと思われがちなところもしっかり伝えられる会社だというのは素晴らしいと思います。

変に取り繕うよりこういったリアルな情報が共有できるのは素晴らしいです。
〇〇◯チームの発表はとても感動した。これからどんなOKRが設定されるのかが楽しみ。

Hokuriku Dev Teamチームがwinセッションをやっていただけたのでwinセッションの雰囲気がつかめた

他部門のOKRが理解できました

賑やかでよかったです。

OKRがいい方向に向かっているのが胸熱だった。

各チームの色が出ていたウィンセッションだったと思う。

どういう目的で何を実施しているのかが明確に見えてよかった。またちゃんとOKRの設定だけじゃなく、回す機会になったので良かった。

最後に富山の win session の "ノリ" をお伝えできてよかったと思います。ちょっとやりすぎと思う人もいるかもしれませんが、これが "ありのまま" です。

他チームのOKRの進行状況を知ることができ、チーム間の交流にもつながると思った。

楽しかったです。数を重ねると、どんどんよくなるイベントの気がします。

自分のチーム以外の取り組みが見えて、チーム間の壁がなくなった気がする。

各チームが何を頑張っているかわかってよかったです。

全体の取り組みの様子や、想いも伝わったのでとても有意義でした。最後の十松さんウィンセッションも良かったです

涙あり笑いありでよかったと思います!堅苦しくないのがCLらしいかなと思いました。ただ時間が短いように思いました。

楽しかったし全体のOKRも把握できるし、会社の雰囲気も把握できていいなと思いました。

〇〇◯チーム、OKRを決めるにあたってこんなに深くまでチームのこれからを考えて、話し合っていたと知れて、こんな人たちと一緒に仕事をできているというのが嬉しくなった。

他のチームがどういう取り組みをしているのか知ることができるし、共有することで会社全体に一体感が出ると思うので、参加してみてよかったです

各チームごとにウィンセッション自体の取り組み方が違ったのが面白かった。

今社内にどういうチームがあって、どういう活動をしているのかイメージできた。

他のチームの取り組みを見ることで、自分のチームの展望や抱えている問題点を対比させられたと思う。

全体的に前向きな発表となっていて盛り上がれたのがよかったと思います!

この全社ウィンセッション、本当にやってよかったです。OKRやるぞーと言ってから早3年。やっとOKRというものの素晴らしさに気づくことができました(遅いw)。
これから本格的にOKRを運用していくことで、もっと深いOKRの本質的な力や魅力を知ることができるのではないかとワクワクしています。

また今回のような素晴らしいイベントを実現した、CLメンバーのみなさんを本当に誇りに思っています。

Author

代表取締役社長です。会社のみんなが快適に楽しく過ごせるにはどうしたら良いのかをいつも考えています。
最近8歳の息子はクワガタ虫にハマってしまい、虫取りに連れてけ連れてけとわーわー騒ぎます。「うるさいなー」と思いながらも、この可愛さはいつまで続くのかなぁと感慨深く噛み締めてます。

Yasuda Tadahiroの記事一覧

新規CTA