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CSPM基礎ガイド:クラウドセキュリティポスチャの改善 #aqua #セキュリティ #CSPM #クラウド

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本ブログは「Aqua Security」社の技術ブログで2021年1月28日に公開された「 The Essential Guide to CSPM: Improve Your Cloud Security Posture 」の日本語翻訳です。

CSPM基礎ガイド:クラウドセキュリティポスチャの改善


AWS だけでも175種類ものサービスが存在するため、多くの企業は大規模化・複雑化するクラウド環境の保護に頭を悩ませています。大規模かつ効率的に運用するためには、クラウドインフラ全体のセキュリティ問題を継続的に発見し、修正する必要があります。そこで、クラウドセキュリティポスチャマネジメント(CSPM)のコンセプトが活きてきます。

Aqua はこのトピックに対し深く踏み込んだガイドをリリースしました。その中で、なぜ CSPM がクラウドセキュリティの課題を効率的にナビゲートするための鍵となるのかを説明しています。

CSPM入門

パブリッククラウドの導入が進むにつれ、これらの環境におけるセキュリティリスクも増加しています。マルチクラウドを活用する一方で、企業は膨大な数の構成に圧倒されており、それぞれの構成がセキュリティリスクを生み出しています。1つのサービスに1つの設定ミスがあっただけでも、深刻なデータ侵害につながり、何百万もの顧客記録を流出させる可能性があります。さらに、クラウドの変化のスピードが速いため、ヒューマンエラーはほぼ避けられません。このような環境で特に大規模な場合は、潜在的なセキュリティギャップをすべて手作業で修正する方法はありません。

これら固有のクラウドセキュリティリスクに対処するには、包括的で自動化されたアプローチが必要です。Aqua の新しい「Essential Guide to Cloud Security Posture Management」は、クラウドインフラストラクチャ内で組織が直面する多くの課題を掘り下げることで、クラウドの誤設定問題を説明しています。ガイド内では、クラウドの動的な性質、複雑な環境、マルチクラウドのトレンド、コンプライアンス要件の強化など、セキュリティに影響を与える多くの要因について調査しています。

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また、これらのリスクを軽減するためのアプローチの概要も紹介されています。 手動またはクラウドプロバイダーによって提供されるツールが、このような速いペースでの環境の要求に対応できていないため、斬新なアプローチの必要性を説いています。最も効率的なソリューションとして、新しいクラウドセキュリティカテゴリであるクラウドセキュリティポスチャマネジメント(CSPM)を提示し、なぜ IaaS スタック全体のセキュリティリスクに適切に対処することが不可欠になったのかを検証しています。

CSPM の背景にある考え方はシンプルで、クラウド全体の設定のセキュリティを自動化することです。 変化する環境のニーズへ対応するために、CSPM を使用することで複数のクラウドアカウントやプロバイダーを問わず、設定やコンプライアンスの問題を自動的に検出・評価・修正できます。柔軟で透明性の高い修正オプションにより CSPM は迅速に検出し、設定ミスが攻撃者に悪用されるのを防ぎます。

また、CSPM の仕組みやマルチクラウドの可視性・自動修復・コンプライアンスレポートなどの機能が必要な理由についても詳しく説明しています。最後に、このガイドでは Aqua CSPM を紹介します。これは、パブリッククラウドインフラストラクチャ全体を継続的にスキャンして、何百もの構成設定とコンプライアンスのベストプラクティスに基づいてセキュリティリスクを検出するように設計された堅牢な CSPM ソリューションです。

まとめ


パブリッククラウドインフラストラクチャのセキュリティを確保するには、多くの課題があります。クラウドのダイナミクスを利用して、各所の構成ミスを見つけることは、巨大な干し草の山の中から動く針を探すようなものです。クラウド資産を保護するには CSPM アプローチの利点を活用して、セキュリティリスクの追跡と修正を自動化する必要があります。すべてのクラウドアカウントを完全に可視化することで、設定ミスに迅速に対応し、いつでも安全でコンプライアンスに準拠したクラウドインフラストラクチャを確保できます。

CSPM に関する詳細は、「Essential Guide to Cloud Security Posture Management」の全文をご覧ください。

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