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全社リモートワークDAYレポート フィードバック編 #Kaizen

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

先日レポートしました全社リモートワークDAYレポートの後編です。

前編はこちら
https://www.creationline.com/lab/22053

今回はメンバーのみなさんからのフィードバック編です。
今回の全社リモートワークの目的は、”リモートワークをすることによる学びや気付きを得ること“でした。

その気付きを全体で共有できるように、以下のようなGoogleフォームでのアンケートを用意しました。

今日のリモートワークで気づいたことを教えてください
1.リモートだと効率が悪かったこと。困ったこと。
2.リモートの方が効率がよかったこと
3.リモートでの作業を効率化させるアイデア
4.通常作業時と比較しての生産性 1~10(通常作業時の生産性を5とした場合。個人の主観でOK)

では、順に共有していきます。

1.リモートだと効率が悪かったこと。困ったこと。

直接確認すればYES,NOで済む内容でも、回答待ちなどでやや時間がかかった。
技術的な質問をするときに時間効率が悪いと感じた。
リモートでディベートやディスカッションは難しいなぁと感じました。
ホワイトボードとかジェスチャー、表情が使えない
テンポよく人を切り替えて話せない ある程度話す人が固定されていたり、順番に何かを発表するなら十分使える
ネットワーク帯域が狭まるケースが多く音声が途切れ途切れになって話がよく聞こえない人が居た、ハウリングが起きた。
至急の要件の場合、連絡手段がslackのみのため、相手が打ち合わせや離席中などの相手の状況が不明のため、slackに反応がないと対応に困りました。
連絡方法がSlackやメールなど何か経由のため、見逃しやすい
オンライン会議で変な間がありました。長時間座ったままで動かないので腰が痛くなってしまいました。
集中しすぎて?時間の感覚がなくなってしまい、1時間1時間を有効に使えなかったような気がします。
相手の姿が見えない。集まったか集まっていないか、開始していいか悪いかがわかりにくい
Slackの通知等のタイミングで音声が完全に途切れてしまうことが何度かあり、完全に置いてきぼりになった。
チーム内の情報共有が対面よりも障壁が多くなるため2DAYS以上になると働き方(情報の共有方法など)が根本的に見直す必要が出てくることを痛感した。
結果へのコミットに集中するため、対面によるコミュニケーションの時間が減ることから、相互理解が深まらないかも
休憩時間も自己管理しないとずっとPCに張り付いていて健康に支障をきたしそうだと思いました。
文章で伝えること。(ちょっとした相談。)口頭、手元のボードに書き起こすことができない。
後半は、まわりに人がいないため、自分のペースで仕事を進めて過ぎてしまう。
チーム内ではslack通して会話していてそれほど困りませんでしたが、ちょっとしたことを聞いたりしにくいかなと感じました。
社内のミーティングでは特に問題はありませんでした
ディスカッション形式のMTG、GoggleMeetの音質の悪さ(聞き取りづらい)、作業用の環境をちゃんと用意してないせいか疲労感が強い
思い立った時に他メンバーへ相談できない。(メンションを投げて反応してもらって・・・のような形になる)それ以外では特に苦労せず働けました。
子供が帰宅すると途端に色々話しかけてきてしまうので、気が散ってしまいました。
話す相手が休憩中なのかどうかが判断つかず、少しやり取りに手間取りました。
マイクミュート、ハウリング、人によって音量が違う、誰が話してるのかぱっとわかりづらい、など
チームメンバに確認したいことがあればすぐに確認ができない。
関連するお客様との事前説明が必要。
新人や新しく参入されたBPの方のフォローが行き届かない。

なるほど。面白い。
(重複している項目もありますが、このような意見が複数でたということでご理解ください。)
自分の仕事(タスク)に集中できるという意見があるものの、”まわりに人がいないため、自分のペースで仕事を進めて過ぎてしまう。”という面白い意見もありますね。
やはりF2Fでのコミュニケーション、仕事の進め方になれていることもあり、リモートワークを進めるためには何かしらの運用上のルールだったりが必要のようです。

2.リモートの方が効率がよかったこと

業務だけに集中できたので、書類作成は効率よく進みました。
空調や体勢など自分の好き勝手できる分、作業効率は普段より良かったように感じる
ドキュメントを書いたりコーディングするには、リモートの方が集中出来て良いです。
普段いかにノイズが多い環境にいるかを実感したので、会社にもパーティションで区切られた集中ルームがあると良いなぁと思いました。
内気なので対面だと言葉選びで悩んでしまい、声をかけるまでに時間がかかってしまいますが、Slackだとそれほど気にせず必要な連絡がとれた気がするので、無駄な時間を省けたと思います。あと、通勤がない分、一日元気でした。
全員が見える。ついでに自分の姿すら見える、遠距離の人も見える。
通勤時間を節約できるため、その間に家事ができました。
技術調査など集中して出来る (話しかけられたりという割り込みがないので)
電話による問い合わせがないので、作業に集中できる。
場所を気にせずいつでもテレカンできる
メール・文章作成など黙々とこなす作業や、部署MTG
仕事しやすい環境づくりができるため、単純作業は確実に捗りやすい。
集中してドキュメントを読めました。
通勤時間がなくなることで、一日を通して精神的なゆとりがある。(作業自体は社内でも集中できる環境があるので効率が良かったとは感じなかった)
自分が効率的に動ける環境を整えることができることがメリットと言えます。
とにかく自分の仕事がはかどる。PCに張り付いてる時間が多いせいかslackでのやりとりも普段より速かったように感じました。
作業全般。(集中できた気がする。)
アウトプットに集中できる
自由に物事を考えたりすることは、社内の一つの場所でじっと考えるよりも、効率がよかった。
自宅でやれば通勤時間が短縮できて良いかなと思います。
ほぼ全ての時間打ち合わせでしたので、正直効率はそれほど変わりませんでした
単純、集中作業、家事とのシームレスさ、
対面での打合せでは脱線しやすい、話のうまい人が仕切りやすい傾向があるかと思いますが、リモート会議では仕切り役が仕切るという形が崩れにくそうな気がしました。
一人でいるので、机上レビューは集中して中身が見れました。また、MTGも資料を見ながら端的に進むので、無駄が少ないと思いました。
物理的な割り込みが入らない
プログラミングなど集中してやる必要の作業はリモートの方がよさそうです。
通勤時間がない。通勤疲れがない。お昼に外出せずに家で食事ができる。オフィスよりも疲れが少ないため作業時間が長めに取れる。
ある程度好きな時間に、休憩をとることができる。
子どもの送迎の直後~直前まで仕事ができる(通勤時間短縮)
通勤時間を睡眠時間にあてられた点
どこかの記事で読んだ、「テレビ会議のコツはみーんな画面から参加する」という状況がトライできて良かった。(いつもリモートなので、問いと答えが合ってませんが。。)

これは良い意味で予想通りの内容ですかね。
リモートワークの良さをみんな体感してもらえたようです。
”普段いかにノイズが多い環境にいるかを実感した”というのは興味深い意見ですね。
集中作業スペースというのは早々に用意したほうが良いですね。
実は2年ほど前にそのようなスペースを用意はしていたのですが、いまいち活用されず一度廃止になったということがありました。
こういうのはタイミングというのもあるかもですね。もう一度実施してみたいと思います。

3.リモートでの作業を効率化させるアイデア

報連相がより重要になりますので、チーム内で状況を共有すればより良いかと思います。
リモートMTG用にマイクを支給する。ネットワークの問題も起きていたのでそこも解消する。リモート会議ツールに慣れておく->勉強会を開催
ヘッドフォンは必須(ハウリング対応)、拠点ではチームで1台方式が良いかもしれません。(直接合ってるメリットも享受できる)アジェンダを先に出しても良いかもしれません(PC画面はZoom見ているので別途)。デュアルディスプレイも良いかも(ただしカメラ側に向いてないとよそ見しているように見えるのがちょっと・・・)
効率化ではないかもしれませんが、移動や昼休みなどの長時間Slackに反応が返せない場合、チームのSlackに状況を記載すると相手の状況が分かってよいと思いました。
リモートでやる前に対面である程度コミュニケーションを取って人となりを知っておく。物理的に離れている人とは定期的に対面でコミュニケーションをはかる
MTGでの発言・スラックでのコメントはお互い、齟齬がないように具体的に述べるようにする
一人でできる作業のみを家で行い、ミーティングやグループワークに関しては会って行う
1時間に1回家の周りをぐるっと歩く。体がほぐれるのと、時間の感覚がなくなってしまうことを防ぐ。
社内にいても本当のフリーアドレス&常時リモート状態にして、環境にとらわれない働き方を身につける。
チームで働く場所を変えてみる。(会社以外の場所で。)
相手が何をやっているかわからないので、タスクを見える化する
やはりひとり作業になるので、リフレッシュや切替のためにコミュニケーションを取る。
チャットだけでなくチーム内で音声、画像を常時つなげられれば普段と同じように会話できて良いかもしれないです。
私の職掌の範囲ですと、権限移譲するのが一番効率的になれるかなと思いました
MTGの際は、意見を先に集めて(docsとかに)議論するのほうが状態を認識しやすくなる。お互いのリアクション(yes,noだけでも)が早いと仕事が進みやすい
リモート会議では準備・段取りが特に大事かなと思いました。上記メリットの反面、何を話すかなどの準備・段取りが明確でないと沈黙の時間が増えてしまうような気がしました。ということであえてアイデア的に言うと、沈黙が5秒あったら放送事故として会議は強制終了!というのはいかがでしょうか。
Slackに限らず、メッセージには細かく反応してもらえると色々幸せです。
在席かどうか、現在着手しているものが何かなどを明らかにできるよう、Slackのステータスを有効利用するなど、ルール化するのはどうでしょう?
「世界で一番やさしい会議の教科書 実践編」にリモート会議をよくする方法が書いてあった
Virtual会議室があったほうがチームの効率が良い
オフィスに出勤している方が誰かわかるダッシュボード。いま何の作業をしているかが、ある程度のリアルタイムで解るよう簡易なカンバンを用意する。
近所にシェアオフィスなどがあると便利(郊外に住んでいるのであまりない。。。)でもシェアオフィスの場合、ミーティング中に自分が発言する時周りに気を使うのかなと思いました。
slack等で密に進捗を確認し合う
(連絡を密に取りたい状況が長時間の時は)マイクをオフにして常にSlackコールをつなぐ
定期的に体を動かして小休止を入れる。

いろいろとアイデアが出てきていいですね。
みんなからのフィードバックがすごくポジティブで、ほんとに素晴らしい。
なんかみんなが頼もしすぎて、嬉しくて、なんか胸がぐっときました..

あ。。感傷的になってしまいました。

せっかくみんなからもらったフィードバックですので、できるところからどんどん取り入れていきます。(とここで宣言)

4.通常作業時と比較しての生産性 1~10(通常作業時の生産性を5とした場合。個人の主観でOK)

平均スコア:6.06
ということで、全体としては通常(5)よりも(多少)効率的に仕事ができた(と思う)ということですね。

今回のフィードバックをもとに、また全メンバーでディスカッションしてみたいと思います。
個人的には定期的に実施することでリモートワークのメリットとF2Fワークのメリット双方をうまく融合できるクリエーションラインらしい働き方を創ることができればなーと思っています。

そんなクリエーションラインで働いてみたいなーという方は、こちらからご連絡を^^
https://www.creationline.com/recruit

Author

代表取締役社長です。会社のみんなが快適に楽しく過ごせるにはどうしたら良いのかをいつも考えています。
最近8歳の息子はクワガタ虫にハマってしまい、虫取りに連れてけ連れてけとわーわー騒ぎます。「うるさいなー」と思いながらも、この可愛さはいつまで続くのかなぁと感慨深く噛み締めてます。

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