開催日
2025/07/19(土)
場所
オンライン&オンサイト(関西大学梅田キャンパス KANDAI Me RISE)
主催
Scrum Fest Osaka 実行委員会

2025年7月18日-19日で開催される「Scrum Fest Osaka 2025」に弊社Scrum master / Agile コーチの中村(ikikko)と、Agile コーチ / Co-Creation Startupチームの笹が登壇します!
スクラムフェス福岡2025はオンサイトとオンラインでの同時開催の予定です。

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中村(ikikko)のセッション

スクラムじゃなくとも、アジャイルは目指せる!そう、「アジャイルのカタ」ならね

7月19日(土)10:30-10:50 @Room3(7F)

Tomonari Nakamura ( ikikko )
Scrum master / Agile コーチ
クリエーションライン株式会社

「アジャイルになるぞ!」「アジャイルを実践していくぞ!」

あなたや、あなたが所属するチーム・組織が上記のように思い立ったとき、どういうプロセスで進めていくことを想像するでしょうか?このような場合、フレームワークとして整備されていて情報も多いため、スクラムが最初の選択肢に上がることも多いかと思います。また、所属するチームや組織で、すでにスクラムを採用していますという人も一定数以上いるでしょう。

スクラムでは、イベントや責任・作成物がフレームワークで定義されていることが、補助輪として分かりやすいという利点があります。ですが、「スクラムをちゃんとやること」に目が行き過ぎてしまって、「スクラムによって実現したかったこと」が疎かになるケースがあります(いわゆるゾンビスクラム)また、ソフトウェア開発以外の文脈では、「インクリメントはどう定義する?」「開発じゃない業務で、開発者は誰が何をやる?」など、いくつか引っかかりそうな疑問が出てきます。

いずれも、経験豊富なスクラムマスターやチームならば、適切に適応しながらカスタマイズできますが、それでもカスタマイズするオーバーヘッドは発生するでしょう。

本セッションでは、上記のようなケースにも活用できる「アジャイルのカタ」を紹介します。アジャイルのカタとは「継続的かつアジャイルに改善するための共通パターン」で、アジャイルが対象とする複雑な問題領域に対して、必要最低限ながらも効果的に対処できる特徴を持っています。アジャイルのカタの要素やメリットなどを、私が活用している場面とともに紹介しようと思います。

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笹 のセッション

もっと!「契約交渉よりも顧客との協調を」 〜協調を助ける契約と関係づくり〜

7月19日(土)14:30-15:15 @Room3(7F)

Kenta Sasa
Agile コーチ / Co-Creation Startup チーム
クリエーションライン株式会社

最初に本セッションの目的

私たちがやっている「もっと協調するための取り組み」を共有することで、同じような協調に関する悩みを持ったスクラムチームが更なる協調に進んでいくためのアイデアを持ち帰ってもらう

なんでこの話をしたいか?課題感

アジャイルな皆さんならもちろん読んだことがある「アジャイルソフトウェア開発宣言」。
その中の一文に「契約交渉よりも顧客との協調を」 というものがあります。
アジャイル開発を実践している方々であれば実践できている人も多いと思います。

ただ、少し深く考えてみると…

  • スプリントレビューにビジネス側を呼んでいます。ただ、そこしか接点がなくてほぼ分業なんですよね…
  • 顧客とスクラムチームを組んでいます。ただ、顧客側のPOが言ったことを実装しているだけなんですよね…
  • 透明性が大事なので開発側に対してプロダクトバックログを見えるようにしてます。ただ、ちゃんとユーザーを理解した機能を開発してくれないんですよね…

以前よりは部門や会社を跨った協力体制が組めるようになってきたものの、実際はもうあと1,2歩足りないケースも多いように感じます。私も実際に顧客と共にスクラムチームを作り、共にプロダクトを作ってきましたが、上記のように感じることが多くありました。

改めて「協調」って?

「協調」という言葉の意味を調べてみると以下のような定義が出てきます。
「互いに協力し合うこと。特に、利害や立場などの異なるものどうしが協力し合うこと。」
「特に」と書いている通り、利害や立場が異なるケースでの協調はなかなか難しいものです。実際に先述した悩みは利害の不一致や、立場の違いが大きな要因になっています。

もっと!協調するために

もっと協調するためにはどうしたらいいのか?と考えていると1つの解がみつかりました。
「せや!利害や立場の不一致感を無くせばええんや!」
ということで、私のチームではCo-Creation Startupと称して以下のような取り組みをしています。

  • ビジネス的なKPIを明確にする
  • KPI達成度に基づいた請求額の定義
  • 上記を盛り込んだ契約
  • ビジネスデザインから開発・運用まで全フェーズ関与
  • 顧客とのフラットな関係づくり

本セッションでは、私たちがやっている取り組みを共有することで、同じような悩みを持ったスクラムチームが更なる協調に進んでいくためのアイデアを持ち帰ってもらうことを目的にしています。

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About event

Scrum Fest Osakaはスクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業、立場の異なる様々な人々が集まる学びの場です。この2日間を通じ、参加者同士でスクラムやアジャイルプラクティスについての知識やパッションをシェアするだけでなく、ここで出会ったエキスパートに困りごとを相談することもできます。

(公式サイトより引用)

開催日時(スケジュール詳細はこちら

Day1: 2025/7/18 (金) 16:30 開始
Day2: 2025/7/19 (土) 10:00 開始

会場

オンサイト(関西大学梅田キャンパス KANDAI Me RISE)とオンライン同時開催

主催

Scrum Fest Osaka 実行委員会

お申し込みはこちら