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[和訳]DockerがcontainerdをCNCFに寄贈 #docker

 ★ 8

本稿は
DOCKER TO DONATE CONTAINERD TO THE CLOUD NATIVE COMPUTING FOUNDATION(2017/3/15)
の和訳記事です。

本日、DockerがCloud Native Computing Foundation(CNCF)に対して、containerdプロジェクトを寄贈する事を発表。
Containerdに絡むタイムライン:
2016年12月:Dockerが自社のコンテナランタイム環境を独立したコンポーネントして切り離しcontainerdと命名
2017年始め:containerdをDocker社とは別の独立した団体に寄贈することを表明
2017年3月15日:CNCFのポリシーに従い、CNCF TOC(Technical Oversight Committee)に対してCNCFプロジェクトとすべく案を提出
2017年3月末:CNCF TOCより承認を受け、CloudNativeCon/KubeCon開催の前に、その旨発表できる事を期待

なぜCNCFを選んだのか?
2016年4月にDocker 1.11に統合されて以来、containerdはDockerプラットホームの中核として数百万台規模のマシンに実装され、それゆえ今後の開発はコンテナ開発/運用を全面に押し出した組織による中立的なガバナンス下で継続する事を願っていた。
DockerはすでにKubernetesの重要な基盤技術であり、Kubernetes 1.5はDocker1.10.3から1.12.3をサポートする。KubernetesプロジェクトチームとDockerチームの相互の合意でcontainerd 1.0がKubernetesのコンテナランライムとしてふさわしいと判断した。
containerdはgRPCを使ってAPIを公開し、Prometheusのフォーマットで監視に関するメトリクスを提供します。いずれのプロジェクトもすでにCNCFの一部になってる。

CNCF寄贈への道
過去数カ月の間、containerdチームはロードマップのPhase 1とPhase 2の実装に注力。GitHubに詳細の状況が掲載されている。
2月末頃に、Docker社はcontainerd summitというイベント開催し、Alibaba, AWS, Google, IBM, Microsoft, Rancher, Red Hat, VMWareなどから50名以上の参加を通してcontainerdのデザインについて議論を重ねた。このイベントでのプレゼン資料は次のブログのリンクで参照可能:
Deep Dive Into Containerd:Michael Crosby, Stephen Day, Derek McGowan, Mickael Laventure (Docker)
Driving Containerd Operations With GRPC:Phil Estes (IBM)
Containerd And CRI:Tim Hockin (Google)

まだ開発は継続しており、2017年6月までのロードマップが公表されている。
GitHubプロジェクトに対して、提案は募集している。
さらに詳しい情報は、次のイベントに参加する事により入手可能:
CloudNativeCon/KubeCon 2017:2017年3月にベルリンにて開催
DockerCon Day 4 Thursday April 20th:Docker Internals SummitのMorning Sessionが次回のcontainerd summit ==> 参加申し込みはここから

所見:Dockerの開発したコンテナランタイムライブラリは事実上の業界標準としての地位を確立している状況の中、Kubernetes陣営との親和性はコンテナ技術を囲む業界の統一性を図る上で重要なステップである、と言える。エンタプライズでのコンテナ技術導入は、CNCFで発信される技術をベースにIT企業が互換性を壊さない程度にカスタマイズし、製品化したものになる、と思われる。

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