2026年2月3日-4日で開催される「Women in Agile Tokyo 2026」に弊社Agile CoEからエンジニアの矢田進之介が登壇します!
Women in Agile Tokyo 2026はオンライン&オンサイト(大崎ブライトコアホール)で開催予定です。
セッション内容
2月3日 15:30 – 16:15 @ Hall B
Agile CoEとして組織にアジャイルなマインドを普及するための、メンバー探しと根回しのリアルな裏側

Shinnosuke Yata
全世界の皆様、こんにちはこんばんは。矢田です。
普段はクリエーションライン株式会社のAgile CoEの一員として社内の開発チームや社外の顧客へ、アジャイルな開発チームの成長をサポートしています。
※弊社の場合、Agile CoEとは社内でアジャイルに関して知見がある人たちが集まって、社内へのマインドの普及や顧客と共創で開発チームを組んだり、ワークショップを行っている部署のことを指します。
事前知識(チームの発足以前の話)
弊社はおかげさまでRSGTのスポンサーになる機会も多く、外からのイメージとしては自社サービスではなくてもバリバリアジャイル開発をやっている会社であるように思われがちですが、2023年のチームの発足以前の内情は恥ずかしながらそうとも言えず、もっとアジャイルな文化を広めていきたいという社長の思いから今のチームが立ち上がることになりました。(というか、社内のそこかしこでアジャイルなチームがたくさんあるのであればAgile CoEという組織が立ち上がることはなかなかないと思います)
2025年上半期の戦略は一緒に働き、背中を見せるための準備
私たちは2023年の発足以来、会社にアジャイルな文化を普及するために、全社イベントやワークショップ、社内での事例発表など、さまざまな取り組みを行ってきました。その結果、「アジャイルは良さそうだ」という認識は広がった一方で、2025年時点ではスクラムイベントはやっているけど御用聞きになっていたり、ふりかえりがうまく機能していなかったりするような“なんちゃってアジャイル”も見られるようになってきました。
そこで、社内の人間がもっとアジャイルに染まって顧客やユーザーに価値を届けてもらえるように、他部署の人たちと同じプロジェクトに入り、実際に一緒に働くことで背中を見せていくことに狙いを定め、上半期はそのための準備期間として一緒に働いた後に広めていってくれる「メンバー探し」とそういう人と一緒に案件に入るための「根回し」を目標の一つとして掲げました。
社内の良い人が都合よくみつかるのか、都合よく一緒に案件に入れるのか問題
実際にメンバー探しや根回しをするにあたって以下のような壁に直面しました。
- 半年程度一緒に働くとその後にその知識を自チームに持ち帰り、周りを引っ張っていってくれる人が社内にどれくらいいるのか
- そんな人が私たちが次の案件に移る時にタイミングよく空いていて、他部署の都合もある中で一緒に案件に入れるのか
そんな中で、顔見知り程度の人にDMで雑談を申し込んで、その人がどうゆう状況なのかやどういうことをやっていきたいのかの話を聞いたりして実際に以下のような形でその人を誘うことを見送ったり、直接断られたりしました。
- Aさんは当時運用的な仕事が多く、興味関心とやりたい仕事がマッチしていることがわかり、誘う前から断られた感覚に陥る
- Bさんには勇気を持って誘ってみたりしても、イネブリングチームのような活動をしていくことをやっていきたいと断られる
本人のキャリアの悩みに向き合う
最終的に、一緒に働くことになったCさんは、以前からDDDに興味を持っていたため、アジャイルなマインドで仕事をすることに浸透しやすそうというところで話をし始めました。
ただ、本人と話してみると、このまま開発者としてのキャリアを続けるかマネージメント方面にキャリアを変えるかを悩んでおり、息を吸うように技術本を読んでいる人のように技術を追い続けるほどの熱量を持ち続けられなさそうというところからマネージメントへの道を考えていました。
そこで、自分自身も同じような悩みを持った経験があり、その上で開発者としてキャリアを積み重ねているところがあったたので、単純に会社としてアジャイルを広めていくために一緒にプロジェクトに入るということだけでなくて、自分の開発者としてのスタイルがCさん本人のキャリア観に違った視点を与えられることを、本人やその上司と話して一緒にプロジェクトに入ることを合意するまでに至りました。
さいごに
うわーここまでやるのめんどうくせえ(本音出た)と何度か挫けそうになりましたが、このセッションが採択されたら自分がやってきた地道な活動をお話ししたいと思います。また、その後一緒に働いてみたことによる経験をもとにしたプロポーザルを別途こちらで提出していますので、興味があれば合わせてご覧いただけると幸いです。
Learning Outcome
- 仕組みづくりや発信活動だけでなく、巻き込んでいく相手に正面から向き合うことの大切さに気づける
Target Audience
・Agile CoEやアジャイル推進担当として組織横断でアジャイルを広める役割を担っている人
Women in Agile Tokyo 2026 について
Women in Agile Tokyo 2026 は、企業でアジャイルを実践し、普及を支援する「アジャイルリーダー」のためのイベントです。Womenと冠していますが女性限定の活動ではなく、あらゆる多様性を尊重できる安全で健全な職場作りを自分たちの手で作るため、実践的なノウハウや、うまくいったこと、うまくいかなかったこと、温めているアイデアを共有し、仲間やメンターを見つけ、悩みがあれば相談してみましょう。
本年は 品川アジャイル主催の「Agile Leadeship Summit」と共催します。アジャイルリーダーシップサミットは、企業でアジャイルを実践し、普及を支援する「アジャイルリーダー」のためのイベントです。スクラム、カンバン、XP、リーン、TDD、CI/CD、DevOps … 手法を実践できるチームを作り、育て、守っていくために、いつも頭を悩ませている私たちが集まり、実践的なノウハウや、うまくいったこと、うまくいかなかったこと、温めているアイデアを共有し、仲間やメンターを見つけ、悩みがあれば相談してみましょう。
(Women in Agile Tokyo 2026 confengineより引用)
開催概要
| 開催日時(スケジュール詳細はこちら) | 2026年 2月3日(火)〜4日(水) |
| 会場 | オンライン&オンサイト(大崎ブライトコアホール) |
| 企画・運営 | Women in Agile Tokyo 実行委員会 |
| 主催 | 一般社団法人スクラムギャザリング東京実行委員会 |





