COSTA流!PO業務におけるAI活用術

こんにちは!
Co-Creation Startup Team(COSTA)でPOリード兼エンジニアとして活動している長田です。
今回はプロダクトオーナー(PO)業務におけるAI活用術をご紹介します!
初めに
プロダクトオーナーって、ユーザーのニーズを拾ってプロダクトバックログにまとめれば終わり…と思われがちですが、実はここにめちゃくちゃ時間を使うんですよね。言葉だけじゃ伝わらないし、イメージ違いも起きやすい。
そこで今回は、ニーズをサッと形にして、開発者にも視覚的に伝えやすくするための「プロトタイプ作成」について、気軽に紹介していきます。
なぜプロトタイプの作成が必要なのか?
PO の役割は「価値を最大化するために何を作るかを決めること」。
その判断の多くは、ユーザーやステークホルダーが持つ 抽象的なニーズ と向き合うところから始まります。
しかし文章だけで、「こんな画面」「この動き」と説明しても、必ずどこかで齟齬が発生します。
そこで力を発揮するのが プロトタイプ です。
- 視覚的に伝わりやすい
- 認識のずれが減る
- PBIの粒度が揃いやすい
- ステークホルダーとの合意形成が早い
と、POにとってはメリットだらけ。
抽象的なアイデアを、まずは“イメージできる形”に落とし込むだけで、議論の進み方がまったく違います。
AIを活用したプロトタイプ作成
プロトタイプ作成には、bolt.newやLobable、base44など様々なツールがありますが、今回はStitchを活用します。
Stitch は、PO のような“非デザイナー・非エンジニア”でも使いやすいWeb/モバイルのUIデザインをAIが自動生成してくれるツールです。
特徴は以下の通り:
- 直感的に操作できる
- 超高速で画面が生成される(30秒~1分)
- 共有して開発者・関係者にすぐ見せられる
今回は例として、ホテル予約サイトのプロトタイプを作ってみたいと思います!
STEP1:初回画面作成
まずはメインとなる 「ホテル一覧画面」 の作成を Stitch に依頼します。
プロンプトを送るだけで、ほんの数十秒で画面が生成されます。

STEP2:画面の微修正
続いて、AI が生成した画面で気になる部分を少し修正してみます。
Stitch のメニューから 「Edit > Annotate」 を選択し、修正したい箇所をクリック。
あとは表示される吹き出しに「変更内容」を入力するだけで、AI が修正版を生成してくれます。



STEP3:成果物の共有
Stitch で作成したプロトタイプは、以下の方法で簡単に共有できます。
- 画像ファイルとしてダウンロード
- HTML ファイルとしてダウンロード(遷移・操作がそのまま体験できる)
- URL をパブリック公開して共有(便利だが、公開範囲には注意)
特におすすめなのが HTML 形式でのダウンロード です。
理由はシンプルで、
- 開発者が「どんな動きをするのか」を実際に触って確認できる
- 必要であれば、そのまま HTML として取り込んで活用できる
- PBI に添付しておくと、実装時の理解がめちゃくちゃスムーズになる
と、メリットが多いからです。
文章だけでは伝わりづらい部分も、HTML のプロトタイプを添えておくだけで一気にクリアに。
認識齟齬の防止にも役立ちますし、「これそのまま使えそう!」と開発スピードが上がるケースもあるので、まさに 一石二鳥の使い方 といえます。
まとめ
プロトタイプ作成というと、PO が一人でコツコツ作るイメージを持たれがちですが、実は チーム全体の会議体の中で活用することこそ最大の効果を発揮します。
その場で「こんな画面?」「この動き?」と意見が出た瞬間に、AI を使って数十秒で形にする。
この “即座に可視化するプロセス” が、認識の齟齬を最小にし、リードタイムを劇的に短くしてくれます。
PO 一人で抱え込むのではなく、会議の中で皆で見ながら、皆で具体化していく。
AI のおかげで「その場で形にする」が当たり前になり、プロダクトづくりの質もスピードも大きく向上します。
