Backlog World 2025で、プロダクトマネジメントについて登壇してきました!

2025年11月29日に開催されたBacklog World 2025で、プロダクトマネジメントをテーマに登壇してきました。その資料を公開します。

資料の一枚絵(インフォグラフィック)はこちら。

このセッションで伝えたかったこと

  • 例えばBacklogなどのツールやサービスをうまく使えると、プロジェクトの成功に近づきやすい
  • そこから、プロジェクトだけでなくプロダクトが生み出す価値にも目を向けられると、もっと素晴らしい世界に近づいていけそう!

というのが、今回伝えたかったことです。Backlog(ツール)の利用者が多そうな場でプロダクトという少し抽象的な話をするのはチャレンジングだったのですが、SNSの反応を見ると概ねよさそうだったのかな。

ちなみに、午後のセッションでも、下記のようなメッセージが複数の方から出ていました。この辺も、午後のセッションスピーカーをイメージしながらつながるように狙っていたので、午後をより深く理解できるいいインプットになってるとうれしいですね!

  • リリースは、ゴールではなくてスタートライン
  • リリースしたものを通じて、ユーザーに価値が届いて成果となる

質疑応答

Ask the Speakerで聞かれた質問を、回答と一緒に載せておきます。

インパクトマップ・ストーリーマップのテンプレがあると導入しやすいのですが、テンプレはある?

自分はテンプレは持っていません。両方のマップともシンプルなものなので、一から書くことが多いですね。

とはいえ、王道なフレームワークなので、探せば見つかりやすいと思います(例えば、Miroではインパクトマップテンプレートユーザーストーリーマップテンプレートが公開されていました)

プロジェクトではなくプロダクトとして捉えて、価値を最大化する活動を継続的に行っていくのがいいことは理解できた。一方で、今のチームでは、一時的なタスクフォースのチームを立ち上げて解決することも多い。どうバランスをとるといい?(例:チーム単位でバランスを取る、など)

プロダクト(とその提供価値)を中心単位として、バランスをとるのがいいと感じてます。

基本は、継続的に集中・安定したチームでやっていくのがいいと思っています。ただタイミングによっては、スキルを兼ね備えた人たちでタスクフォースチームを立ち上げて、迅速に解決するという判断もありえそう。とはいえ、プロダクトマネジメントの活動の中で、ずっと一時的なチームばかりだと歪になるので、その辺はプロダクトの価値を最大化できてるかを中心にバランスを見ながらですかね。


ここ1年ぐらい学んできた・実績してきたことの集大成を古巣で発表できて、色々感慨深かったです。発表の機会をいただき、ありがとうございました!

Author

大切にしている価値観:「現場で働くチームの役に立ちたい!」
そのために
- エンドユーザーへ価値を届けることを見据えつつ
- その価値を産み出すチームもより活き活きと動けるように
を目指しています!

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