CL All Hands 2025 in Okinawa ~個と個の絆、沖縄の地で結ばれた未来への一歩~

私たちクリエーションラインが毎年開催している年に一度の全メンバー参加イベント、それが「CL All Hands」です。昨年は美しい自然に抱かれた富山での開催(その様子はこちらのブログでもご紹介しています)でしたが、2025年6月、私たちは沖縄の地に降り立ちました。

 今年の「CL All Hands 2025」で掲げられたテーマは「個と個をつなぎ、自然に助け合える関係をつくる」特別な時間を通じて、一人ひとりの新たな一面を発見し、より深いつながりを生み出すことを目的としました。

 フルリモートワークを基本とする私たちにとって、この対面での時間は、まさに特別な意味を持ちます。日常は画面越しに言葉を交わす仲間たちと、実際に顔を合わせ、同じ空気を吸い、共に体験を重ねる。この2泊3日の沖縄での時間は、私たちの絆を新たな次元へと深め、未来への確かな一歩を刻む、かけがえのない時間となりました。

Day 1:めんそーれ沖縄!新たな出会いと発見が交差した熱い夜

期待と少しの緊張感を胸に、全国各地からメンバーが沖縄へと集結しました。那覇空港に到着後、貸切バスなどで一路、今回のメイン会場となる「ザ・ビーチタワー沖縄」へ。車窓から見える沖縄ならではの風景に、早くも心が躍ります。

ホテル到着後は、夕食のBBQまで自由時間。早速、沖縄の風を感じに出かけるメンバー、ビーチで一息つくメンバー、ホテルに併設された温泉でまったりするメンバーなど、思い思いの時間を過ごしました。

そして迎えた初日の夕方からは、サンセットビーチでの懇親会BBQ! 目の前に広がる美しい海に、波音をBGMに、オリオンビールや泡盛を片手に交わされる会話は、普段のオンラインミーティングとはまた違う、オープンでリラックスした雰囲気でした。

BBQ会場では、有志によるLT(ライトニングトーク)大会も開催され、メンバーの熱い想いやユニークなアイデアに触れ、会場は大いに盛り上がりました。初日から、沖縄の開放的な空気と美味しい食事、そして何よりも仲間たちとの直接的なコミュニケーションが、「個と個のつながり」の確かな手応えを感じさせてくれました。

Day 2:沖縄QUEST!チームで挑み、きらりと輝く個性を発見した冒険

2日目の幕開けは、ただのアクティビティ説明ではありませんでした。なんと、私(安田)とメンバーの笹さんがステージ上で衝突し気を失うと…突如、異世界「サータ・アンダギー公国」へと転生してしまうという、寸劇w からスタート!

女神様や長老様といった個性が強いキャラクターが登場し、私たち参加者は「公国の危機を救う勇者(?)」として、「きらりパワー」を集めるミッション「沖縄QUEST ~CLのきらりを発見する旅~」へと誘われたのです。この壮大(?)な物語の背景には、クリエーションラインが大切にする「HRT+Joy」の精神で困難を乗り越え、公国に平和を取り戻すというテーマが隠されていました。こんな遊び心満載のオープニングに、会場は一気に笑顔と熱気に包まれました。

事前にランダムに組まれたチームで、沖縄の街を探索しながらミッションである「チーム全員の笑顔あふれる写真と動画の撮影」「チーム全員が満足する食の発見」「沖縄文化の象徴の発見」「チームメンバー全員のきらりを全体の前で発表」という4つのミッションに挑みます。各チームには活動予算も与えられ、まさに知力、体力、そしてチームワークが試される一日でした。

こんな感じで、各チームはそれぞれの個性を爆発させてました。

普段の業務では見られないメンバーのリーダーシップ、細やかな気配り、クリエイティブな発想、そして何よりも楽しそうな笑顔。これら「きらり」とした個性の発見は、信頼関係をより強固なものにしてくれました。

再掲になりますが、私たちクリエーションラインはフルリモートワークを基本とする会社です。昨今、コンサルティング会社やIT企業でも出社回帰の動きが見られますが、私たちはこのスタイルを変えるつもりはありません。フルリモートだからこそ、このような対面でのイベントがより一層価値を持ち、そこで生まれる人間関係は濃密になると信じています。メンバーが働く場所が全国各地に点在していても、この濃密な体験を通じて育まれた絆は、決して薄れることはありません。(私たちのリモートワークの状況については、こちらのサイトに詳しく記載しています。)「沖縄QUEST」は、まさにその信念を体現するような企画でした。

夕方にはホテルに戻り、各チームの活動発表会。短い準備時間にも関わらず、どのチームも沖縄での発見やメンバーの「きらり」をユニークな形(寸劇をやるチームや歌を歌うチーム、NotebookLMなどのAIツールをフル活用しているチームなど)で表現し、会場は感動と笑いに包まれました。そして、この日の締めくくりは、全員お揃いのCL Tシャツを着用しての記念撮影。一体感がさらに高まった瞬間でした。

夜の懇親会では、QUESTの興奮冷めやらぬ中、それぞれの体験を共有するなど、さらに深い交流が生まれました。メンバー一人ひとりが主体的に楽しみ、輝いている姿は、会社のリーダーの一人としてこれ以上ない喜びでした。

Day 3:All Hands, All Hearts!感謝を未来へつなぐ

あっという間の3日間、最終日のメインイベントは「All Hands, All Hearts ~絵葉書で紡ぐ感謝の絆~」。この素晴らしい時間を沖縄で過ごせるのも、日々私たちを支えてくれる家族やパートナー、大切な人たちの理解と協力があってこそ。その感謝の気持ちを、ちゃんと形にして伝えようというのが、この企画に込めた想いです。

メンバーは、沖縄の美しい風景が印刷されたオリジナルの絵葉書に、それぞれの「いま、あなたにとって一番大切な人」への感謝の言葉を、心を込めて綴りました。会場は、ペンを走らせる音と、温かい静寂に包まれ、私たちの企業理念であるHRT(Humility:謙虚、Respect:尊敬、Trust:信頼)の精神が、そこかしこに満ちているようでした。

このようにみんなイベントのテーマと絵葉書の意図をしっかりと受け止めてくれていました。

その後は、前日の「沖縄QUEST」の表彰式。ここでも、あの寸劇の続きが展開されました。女神様や長老様が再び登場し、「サータ・アンダギー公国」に平和をもたらした(たくさんの「きらりパワー」を集めた)チームへ、感謝の言葉と共に各賞(にたじー賞、がちまやー賞、ハイサイ賞、きらり賞)が授与されました。会場全体で健闘を称え合う温かい雰囲気は、まさにHRT+Joyの精神そのものでした。

そして、クロージング。この3日間を振り返り、万感の想いが胸に迫りました。全てのプログラムが終わり、私(安田)が元の世界に戻ってきた(という設定の)後、メンバーの前で最後の挨拶をしようとしたのですが、「こんな組織がつくりたいと思っていた。まさにそれがひとつの形として実現できた」という達成感と、メンバーへの感謝の気持ちが込み上げ、涙が止まらなくなってしまいました。準備していた言葉の多くは、言葉になりませんでしたが、不思議なもので、帰り際に多くのメンバーから「熱い想いが伝わってきました」と声をかけてもらいました。

未来へつなぐ、かけがえのない絆

終了後のアンケートでは、たくさんの“キラリ”が寄せられました。どのコメントにも、「人」に対するあたたかい視点があふれていました。 CLらしい文化が、しっかりと育ってきていることを感じます。

いくつか代表的なコメントをご紹介します

    • はいさいチャレンジャーズ(チーム名)の皆さんが柔軟に対応してくださり、プラン以上のことができた!

    • チームメンバーが自然とフォローし合っていて、リーダーシップとはこういうものだと感じた

    • 普段とは違うメンバーと行動したことで、新しい一面が見られた

    • AIチーム編成、最初は不安だったけど結果的に最高のチームになっていた

    • この会社の人たち、本当にあたたかいなあと何度も思った

今回の「CL All Hands 2025 in Okinawa」は、企画から実行までメンバーが自律的に動き創り上げたイベントでした。目的であった「個と個をつなぎ、自然に助け合える関係をつくる」は確かに達成できたと確信しています。

場所は離れていても心はつながっている――そのことをメンバー全員が再確認できた3日間でした。

この体験を糧に、クリエーションラインはこれからも新たな価値創造に挑戦し続けます。そして来年もまた、全員で集い、笑い、学び、感動を分かち合える場を共に創り上げていきたいと思います。

最後に、このイベントを支えてくれた運営メンバー、参加してくれた仲間たち、そして陰で支えてくださったご家族・パートナーの皆様に、心から感謝申し上げます。

ありがとうございました!

Author

代表取締役社長です。会社のみんなが快適に楽しく過ごせるにはどうしたら良いのかをいつも考えています。
最近8歳の息子はクワガタ虫にハマってしまい、虫取りに連れてけ連れてけとわーわー騒ぎます。「うるさいなー」と思いながらも、この可愛さはいつまで続くのかなぁと感慨深く噛み締めてます。

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