ブログを書くのにChatGPTに手伝ってもらう

Codexを試したブログを書きました。
どうもこんにちは、凡人エンジニアです。前回、AI経験浅いエンジニアがCodexを試してみた件 という記事を書かせて貰いましたが、こちら、実はChatGPTにかなり手伝って貰いました。
今回はブログを書くのもChatGPTに手伝ってもらえるという話を実体験を踏まえつつ、お伝えできればと思います。
ブログの書き方って難しい。ChatGPTに相談だ!
いざブログを書き出そうと思うと、どうやって書こうかな?どういう構成がいいかな?とか迷うことが多いと思います。私自身がそうです。
しかし今回は、AIに関するブログを書くっていうのを今期の目標にしてしまっていたので、書かざるを得ない状況でした。
上司との面談の中で、codexとかで何かやったら?という漠然としたことだけ決めたけれど、どうすればいいのか。。。
そこで、かなりざっくりとChatGPTに相談してみました。
以下、プロンプトです。
今期の目標として、AI関連のブログを書く必要があります。
ChatGPTのTeamプランを会社が提供してくれてるので、Codexが使える。
なので、Codexを使って何かできないかと思っています。
ブログの内容を含めて相談に乗ってください。
これに対して、以下のような回答が出ました(一部を抜粋しています。
✔ まずブログの方向性を決める
① 実務寄り:Codex(=ChatGPTのコード生成能力)の活用事例
② 企業としての知見共有:AI導入プロセス
③ 技術者目線の深掘り系
✔ 例えば、Codex(コード生成AI)を主題にしたブログ案
✔ 実際にネタを1つ深掘りしてみる?
✔ 次のステップ
A. ブログテーマを一緒に一つ選んで構成を作る
B. 実際のブログ本文を書き始めたい
C. Codex(コード生成AI)でこんなことできる?という技術相談
D. ChatGPT Teamの社内活用アイデアを出したいたったあれだけの内容で色々考えてくれました。
候補は出してくれた。でも何か違うなぁ〜?
ただ、なんか思ったものと違うな〜。と思いました。
「Codexで何かをやりたいな。以前に業務でやってきたマイクロサービスを作ってみるとかどうだろう?」
と、自分で考えてみたので、新たなプロンプトを入力しました。ブログのテーマとして、
"Codexでこんなのがすぐにできたよ!"って実体験をブログにしたい。
最終的に
- Dockerコンテナを使ったテスト環境
- GO言語で作成したアプリ
- 同テストコード
などを作って、その経験をブログに落とし込みたい。
アプリの内容はシンプルかつ現実にありそうな機能にしたい。
例えば、
- 何かしらのデータをhttpsで受けて、kafkaメッセージにしてそれをKafkaに送信する。
- テストではkafkaからデータを取得して想定通りのデータが蓄積されていることを確認する。
また、マイクロサービス構成でやりたい。これに対して、ChatGPTは
と褒めてくれてくれましたw(褒められたので抜粋ではなくスクショを載せておきましたw)
たとえAIとはいえ、褒めてくれるとやる気でますよね!
そして、以下のような評価+アドバイスを出してくれました。(これも抜粋です)✔ ブログとしては以下の流れが最も読みやすい・伝わりやすい
① 企画・きっかけ
② Codex の環境(UI)紹介
③ 実際に作るアプリの要件(現実味のあるマイクロサービス)
④ Codex に投げたプロンプトと、生成されたコード
⑤ 生成してもらったソースコード(抜粋)
⑥ 実際に動かしてみた結果
⑦ 振り返り(実務で使えるポイントなど)
✔ 次:アプリ内容をもう少し具体化する
✔ マイクロサービス構成 (最小構成版)
✔ 機能詳細
✔ まずは Codex に作らせるための “初回プロンプト” を作るこのような流れを考えてくれました。また、こちらの記事のプロンプトも考えてくれました。
記事のメインネタにするCodexの使い方も教えて貰いました。
そして、Codexの使い方も聞いて、手取り足取り?使い方を教えて貰いました☺️
以下のように使い方を教えてくれました。(これも抜粋です)
✔ 方法1:左サイドバーの「Codex」アイコンから入力する(最も簡単)
1. 左のサイドバーに “Codex” アイコンがある
2. クリックすると チャットパネル が開く
3. そこに さっきの初回プロンプトを貼り付けるだけ
4. すると Codex が
- プロジェクト構造
- Goコード
- Dockerfile
- docker-compose.yml
を自動生成してくれる
5. 修正案を提案してくれたり、ファイルを作ってくれる
「ファイルを作りますか?」→ Yes
✔ 方法2:コマンドパレット(Ctrl+Shift+P)から “Codex: Ask” を使う
✔ 方法3:“Generate File” アクションで新規ファイルごと生成する
✔ 方法4:「コード空ファイルを作って、上部の Codex Actions から生成」
✔ 実際のおすすめワークフロー(確実に成功する)
Step 1:左の Codex パネルを開く
Step 2:さっきの「初回プロンプト」をコピペ
Step 3:Codex がプロジェクト構造を提案してくる
Step 4:「Apply Changes」を押してファイル作成こんな感じにやり方を教えてくれました。
ここから先は、こちらの記事の通りですが、エラー対応についてもCodexに「こんなエラーが出たから修正してください」で終わったのかもしれませんが、自分もログ見ながら原因を追いかけるのが好きなんで、できるだけ自分でもエラーを追いかけました。
長文のスタックトレースなんかはChatGPTに読ませて、原因分析しつつ、自力対応をしてみました。
苦手なブログ執筆も、執筆ネタの準備もAIが手伝ってくれる
今回の記事のまとめです。
ブログの執筆内容、構成の相談から実際のCodexコーディング体験の仕方まで、ChatGPTに助けてもらうことで、あまり時間をかけずにブログを書くことができました。
今回のように、ブログの内容の相談からブログを書く際の技術検証についてもAIがサポートしてもらうことで、執筆に対するハードルが下がるのではないかと思います。
実際、以前の私は執筆するのに時間がかかり、タイムリーに投稿することができませんでしたが、今回は、ChatGPTに最初のプロンプトを入力してから一、二時間程度で、Codexのコーディング実施から執筆までできることができました。
以下、AIにやってもらったところ、自分でやったところをざっくりまとめました。
| AIにお任せ・助けてもらった | 自分で考えた・実践した |
| 最初の案出し | 記事ネタの案 |
| ブログの構成案 | ブログの書き出し案 |
| 記事ネタとブログ内容 | 動作確認(Readmeに沿って実行) |
| プロンプトの清書 | エラーの確認、調査 |
| エラーの調査、対応策の調査 |
全部AIにお任せってこともできそうだけど、それでは自分の記事ではないので、自分で考えることも必要ですが、苦手なところの補強や面倒なエラー調査を手伝ってもらうことで爆速化します。
これは、ブログ執筆ではなく業務の中でも使えるAIのスタンダードな使い方ではないでしょうか?
今後もChatGPTをはじめとする生成AIを使って試したこと、学んだことをブログとして発信することでAIの波に取り残されないように努めて行きたいと思います。

