GitLab 16.5 製品アップデート情報 #GitLab #GitLabjp
製品アップデート
2023年10月22日にリリースされたGitLab 16.5の製品アップデートをお知らせします。同月に追加された25以上の新機能のうち、主なものを抜粋して紹介しています。この内容はGitLab社のリリースブログを要約したものです。
本リリースでは、左サイドメニューのUX改善など、日々よく利用する機能に多くの改善がされています。
機能追加
コンテキストの変更が簡単になった左サイドメニュー
左サイドバーでは、検索ボタンが見つけにくい、プロジェクトや環境設定、管理者エリアなどの切り替えがしにくいというご意見をいただいておりました。今回のリリースでは、検索ボタンの選択で表示されるポップアップに切り替えボタンを集約しました。
[検索または移動先]ボタンを選択するか、キーボードショートカットで「/」または「s」を入力してお試しください。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版)
個々のWikiページをPDFとしてエクスポート
今回のリリースから、個々のWikiページをPDFファイルとしてエクスポートできるようになりました。これにより、MarkdownファイルをPDFに変換するために代替ツールを活用する必要がなくなりました。
この機能はJiHuによるコントリビューションです。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版)
クラウドでリポジトリデータをバックアップ・リストア(Self-managed)
GitLabバックアップ・リストア機能が、リポジトリデータもオブジェクトストレージへ保存できるようになりました。
この更新により、リポジトリのバックアップは、選択したオブジェクトストレージ(Amazon S3、Google Cloud Storage、Azure Cloud Data Storage、MinIOなど)に保存され、Gitalyインスタンスから大きな tarball を手動で移動する必要がなくなります。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版)
その他にも便利な機能追加がありました
詳細はリンクをご覧ください。
- マージリクエストの対象ブランチを設定するルールを作成(Premum)
- イシューのスレッドの解決
- ワークアイテムズ(タスク、OKR)の機能拡張
- ユーザーロックのポリシーが設定可能に (Self-managed)
- Advanced searchでエピックを検索 (Premium)
- API でユーザの SAML ID および SCIM ID を削除(SaaS Premium)
機能削除
告知
- GitLab.com SaaS Freeの100MiB/ファイル制限
Git は大きなファイルをうまく扱えるように設計されていないため、GitLab.com SaaS の Free版を利用しているプロジェクトに対するプッシュに、1 ファイルあたり 100MiB の制限を設けることにしました。この制限により、GitLab.comのGitシステムの健全性が向上し、全体的なパフォーマンスの改善につながると考えています。
詳細はドキュメントをご覧ください。
この新しい制限に関するフィードバックをお待ちしています。
ご質問・ご相談
GitLabに関するご相談・お見積りをご希望される場合など、お気軽にご連絡ください。
https://www.creationline.com/contact?_product_page=gitlab&productmenu
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