Mirantis製品リリース&サポート 最新情報(2025年4月)#Mirantis

Mirantis製品のリリース情報をお届けします。

本稿は、2025年1月~4月に更新されたMirantis社のリリースノートからの抜粋となります。最新のリリース情報につきましてはMirantis社のリリースノート全文をご確認ください。


MCR(Mirantis Container Runtime/旧Docker Enterprise Engine)

MCR 23.0.17(2025-MAR-10)

重要:MCR23は、2025-MAY-19にサポート終了となります。

MCR25.0.8(2025-JAN-27)

  • MCR固有の変更
    • 次のコンポーネントを更新
      • ピン留めストリームを導入し、通常のシステムパッケージの更新時にソフトウェアが自動的にアップグレードされないように変更。これにより、更新によって依存関係やワークフローが中断される可能性のある本番環境において、特定のランタイムバージョンとの互換性の維持を向上。
      • Swarm サービス のSeccomp、AppArmor、no-new-privileges の CLI フラグを追加。
  • アップストリームの変更:
  • 主なコンポーネントのバージョン:https://docs.mirantis.com/mcr/25.0/release-notes/25-0-8.html#major-component-versions

MCR25.0.9(2025-MAR-10)

MKE(Mirantis Kubernetes Engine/旧Docker Enterprise & Universal Control Plane)

重要:MKE 3.6.zは2024-10-13にサポート終了となりました。

MKE 3.7.20(2025-MAR-10)

【重要!!】MSR3.7は、2025-AUG-29に(サポート終了)を迎えます。

MKE 3.7.21(2025-APR-07) 

【重要!!】 脆弱性の軽減のために、Ingress Controllerを無効化する対応を行っている場合は、MKE を3.7.21 へアップグレードし、その後コンポーネントを再有効化することを推奨します。手順の詳細は、 Configure NGINX Ingress Controller を参照してください。

MKE 3.8.1(2025-JAN-07)

  • 主な特徴
    • 脆弱性の緩和に特化したリリース

MKE 3.8.2(2025-JAN-27)

  • 主な特徴
    • 脆弱性の緩和に特化したリリース

MKE 3.8.3(2025-MAR-10)

  • 主な特徴:製品機能の強化
    • Kubernetes をバージョン 1.31.5 に更新しました。

MKE 3.8.4(2025-APR-07)

  • 主な特徴
    • 脆弱性の緩和に特化したリリース

MKE 3.8.5(2025-APR-22)

【重要!!】 脆弱性の軽減のために、Ingress Controllerを無効化する対応を行っている場合は、MKE を3.8.5 へアップグレードし、その後コンポーネントを再有効化することを推奨します。手順の詳細は、 Configure NGINX Ingress Controller を参照してください。

  • 主な特徴:下記を含む製品機能強化のためのリリース
    • CoreDNS ConfigMap の永続設定を追加
    • クライアントバンドルの生成と使用について、無効化/再有効化機能を追加

MKE 4.0.0(2024-N0V‑20)

※新リリースなし

  • K0sをベースに:
    • MKE 4は、軽量なKubernetesディストリビューションであるk0sをベースに構築されています。詳細については、k0sのドキュメントをご参照ください。
  • Swarmをご利用の方は、MKE3.7または3.8をご利用ください。

MSR(Mirantis Container Runtime/旧Docker Enterprise Engine)

MSR 2.9.23(2025-JAN-27)

【重要!!】MSR2.9は、2025-SEP-27に(サポート終了)を迎えます。

MSR 2.9.24(2025-MAR-10)

MSR 2.9.25(2025-APR-22)

MSR 3.1.9(2025-JAN-27)

【重要!!】MSR3.1は、2025-SEP-27に(サポート終了)を迎えます。

MSR 3.1.10(2025-MAR-10)

MSR 3.1.11(2025-APR-22)

MSR 4.0.2(2025-MAR-10)


※バージョンアップに関するご相談はこちらからお問い合わせください。

EOL情報

EOLとはEnd of Lifeの略で、ベンダーによるサポート期間が終了する状態を指し、重大なバグや脆弱性が発見されても、パッチリリースや修正が行われない状態を指します。Mirantis製品のライフサイクルは通常2年です。そのため、定期的かつ計画的なバージョンアップメンテナンスが運用上の必須事項となっております。

詳細はMirantis社のメンテナンスライフサイクルページをご参照ください。

※MCRはバージョンアップに伴い、古いバージョンのOSはサポートがなくなる場合がございますので、OSの定期的なバージョンアップも必要となります。詳細はリリースノート内の compatibility matrixページをご参照ください。

現在サポートが終了している(EOL)バージョン

MKE、MSR、MCRのEOLバージョンはこちら

次にサポートが終了するバージョン

  • MKE 3.7.z (2025-AUG-29)
  • MSR 2.9.z (2025-SEP-27)
  • MSR 3.1.z (2025-SEP-27)
  • MCR 23.y.z (2025-MAY-19)

お問い合わせ

日本語商用サポート付きMirantis製品(旧Docker Enterprise)に関するお問い合わせはこちら

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