MBTIチームビルディングのススメ

こんにちは。チームCOSTAの渡仲です。
COSTAは、1ヶ月前の2025.4に新設されたチームであり、チームビルディングのために2日間の合宿(@栃木)に行ってきました!
今回は合宿で実施したMBTIワークショップについて共有したいと思います。
まず、COSTAって具体的に何?となる方もいると思うので、月に代わって検索。
【検索結果】
「Costa」は、主に以下の3つの意味があります。
1. 肋骨: 解剖学的な用語で、人間や動物の胸骨と脊椎をつなぐ骨のアーチのことです.
2. 主脈: 植物の葉脈、特に中央の大きな葉脈を指します.
3. 前縁脈: 昆虫の羽の端にある、羽を支える役割を持つ線状の組織です.
また、コーヒーブランドとして「コスタコーヒー」も知られています。これは、1971年にロンドンで創業したヨーロッパ発祥のカフェチェーンで、現在では45カ国で展開しています.
ということで、肋骨的な役割を持つ、コーヒー専門組織です。噛み砕いて言いますと、心肺保護機能を持つ、いい香りのするチームです。
と、ここまでで宙に溜まった嘘が酸化で苦味が強まってきたので、そろそろ新鮮で正しい情報を
COSTAとは、Co-Creation Startupの略です。
顧客と目標を共有し、二人三脚で新たな価値を生み出すために、ビジネスの成功度合いに応じて報酬が変動する「成果報酬型」で案件に取り組み、リスクも利益も分かち合う組織です。
とチーム紹介も落ち着いたところで、合宿での活動を共有します!
合宿のメインイベントは…【MBTIセッション】です。
講師は、メンバーの一員である我らがねぎーちょ(MBTI認定ユーザー)
メンバーの紹介もかねてセッションの様子をお見せします。

MBTIとは?
ここ数年、16パーソナリティなど、MBTI的なものが若者中心に流行っているのもあり、なんとなく知っている方も多いと思いますが、改めてMBTIについて簡単に説明します。
【検索結果】
MBTIとは…
人間の性格の傾向を理解・分類するための心理学的理論および性格tタイプ検査ツールのこと。
心理学者ユングのタイプ論に基づき、イザベル・ブリックス・マイヤーズ(Isabel Briggs Myers)と
母のキャサリン・クック・ブリックス(Katharine Cook Briggs)によって開発された。
開発者の名前を用いて、Myers-Briggs Type Indicatorで『MBTI』です。魔法の杖を振りながら叫びたくなる語感ですね。守護霊召喚できそう。
自分の新しい味方(見方)という意味では、あながち間違いとも、、、
MBTIセッション(前置き)
それでは今回実践したMBTIワークについて触れていこうと思いますが、まず初めに注意事項があります。
「MBTIはあくまで【自己理解】や【他者理解】のためのツールであり、人を制限したり、判断・批判するためのラベルではない」ということです。検査結果が真とも限りません。
巷では性格診断を使って、タイプ間の相性やタイプに優劣をつけるようなちょっと残念な風潮もありますが、そのためのツールではありません。
実は、僕も個人的にそういう風潮からMBTIに苦手意識があって、今回初めて検査を受けました。
そのため、MBTIについて詳しくはなかったですが、診断結果が4つのアルファベットで表現されることは知っていたので、筋トレを好む人間として、「JBBFが出たら嬉しいな〜」くらいの気持ちで挑戦しました。(結果は残念。まだマッチョには成れていませんでした。)
【参考】
JBBF(Japan Bodybuilding & Fitness Federation):日本ボディビル・フィットネス連盟
本題
やっと本題です。MBTIでは、個人の特性を4つの二分化された指標で捉え、その組み合わせによって16のタイプに分類します。その4つの指標とは以下の通りです。
- 外向(Extraversion, E)/内向(Introversion, I)
→ エネルギーを外部(人や環境)から得るか、内部(自分の内面)から得るか。
- 感覚(Sensing, S)/直観(Intuition, N)
→ 情報を事実や現実に基づいて得るか、全体像や可能性を重視するか。
- 思考(Thinking, T)/感情(Feeling, F)
→ 判断を論理や客観性に基づいて行うか、人間関係や価値観に基づいて行うか。
- 判断的態度(Judging, J)/知覚的態度(Perceiving, P)
→ 物事を計画的・秩序立てて進めたいか、柔軟に対応していきたいか。
それぞれの指標において、自分がどちらのタイプかを知るために、ワークショップ形式でエクササイズを行いました。
セッションを実践すると、web検査の結果には表れないような思考の過程にまで目を向けることができ、自分の根本的なタイプを知ることができました!
実際のワークショップ結果の一部を下に載せておきます。

得られたこと
タイプ別の違い
例えば、判断的態度(J)と知覚的態度(P)の違いについて、Jタイプの私は計画を遂行することに達成感を得ていました。一方、Pタイプの人にとっては、計画などの制約もある種の束縛であり、その場その場の問題に臨機応変に対処することにエネルギーがチャージされるのだそうです。
ゴールが同じでも、タイプによって、動機がどこにあるかやどのような方法を好むのかに違いがあり、面白かったです。チーム活動の中で熱量に差があると感じた時に、メンバーのタイプを整理すると、新たな視点が生まれそうです。
自己理解
自分がどんなタイプなのか、頭ではなんとなく分かっていたつもりでも、「あ~、だから私ってこう考えるんだ!」とか「こういう時、無意識にこんな行動取っちゃうんだ!」といった自分の思考のクセや行動原理を、より深く理解することができました。
成長するには現在地を知ることも重要です。(J的な考えかな?)
自分の取扱説明書がアップデートされた気分です。
他者理解
みんなで一緒にワークショップに参加することで、「〇〇さんってそういう風に考えるんだ!」とか「△△さんのあの行動の裏には、こういう気持ちがあったんだ!」っていう新しい発見がたくさんありました。普段の業務でのコミュニケーションについても、「もしかしたら、あの時こう言えばもっと伝わったかも…」なんて振り返る良い機会になりました。
メンバーの、取扱説明書がアップデートされた気分です。(万能文)
みんな違ってみんないい
全体を通しての収穫は、人にはそれぞれ価値観の源泉があって、それが一人ひとり全然違うということを理解できたことです。
実生活の中でも相手の発言をそのまま受け取るのではなく、その表現や発想に至った背景があるということを認識でき、それを憶測ではなく、コミュニケーションの中で理解したいという気持ちを得ることができました。

まとめ
コミュニケーション齟齬の多くは、相手との相性よりも相互理解度の浅さから生じているように感じます。
そこで、チームや身近な人とMBTIセッションを通じて自他の思考や行動の特徴を学ぶことは、思考や発言の原因を知ることに繋がり、スムーズなコミュニケーションに繋がるかもしれません。
私自身、合宿後に身近な人とお互いのタイプについて話し合い、過去の行動を振り返りながら互いの良さを改めて確認できました。
皆さんもぜひ、自分自身や周りの人との間でMBTIを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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