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CloudStack 小規模構成のメモ

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

CloudStackでクラウド基盤環境を構築するとなると多くのサーバーが必要となります。
ここで物理マシンをサーバーの数だけ用意するとなると、コストもスペースもかかりますよね。
ちょっと検証してみたいという技術者の方には、あまり優しくないかもしれません。
そんな時は物理マシンを仮想化させることをおススメします。

では、どのような構成で仮想マシンを組み立てればよいか。
そこは各サーバーの役割と必要スペックと相談して決めます。
公式のインストールガイドに必要スペックは書かれていますが、大まかな目安としては下記の通りです。

Management Server
ここからWebUIにアクセスする。スペックは高くなくてもよい。

Storage Server
仮想マシンのデータやテンプレート、スナップショットなどが保存される。HDD容量が多いものが理想。

DB Server
各種設定を記録する。スペックは高くなくてもよく、小規模構成だとManagement Serverと同じマシンに入れられる。

Computing Node
ここに仮想マシンが立ち上がる。メモリやCPUが高いことが理想。

小規模構成の場合ですと、スペックの高い物理マシン2台でCloudStack環境を構築することができます。
一つをComputing Nodeに、そしてもう一つは仮想化させてManagement Server(+ DB Server)とStorage Serverのそれぞれに仮想マシンを設けます。

小規模構成で構築される時の目安にしていただけると幸いです。

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代表取締役社長です。会社のみんなが快適に楽しく過ごせるにはどうしたら良いのかをいつも考えています。
最近8歳の息子はクワガタ虫にハマってしまい、虫取りに連れてけ連れてけとわーわー騒ぎます。「うるさいなー」と思いながらも、この可愛さはいつまで続くのかなぁと感慨深く噛み締めてます。

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