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[和訳]SAホーム・ローンズ社がDocker Datacenterを採用しました。#docker

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

このたび、弊社ではDocker社とのパートナーシップの一環としてDocker社のブログの和訳記事を随時発信していくことになりました。

今回の記事が第1回目となります。

本稿は SA Homes Loans Trusts Docker Datacenter with Embedded Swarm To Enable Microservices and Portability (2016/3/09) の和訳です。

 

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SAホーム・ローンズ社がSwarmを組み込んだマイクロサービスを可能とするDocker Datacenterを採用しました。

SAホーム・ローンズ社は住宅ローン金融会社で、われわれのお客様に対して融資取組開始や信用の承認から登記、それ以降のローン等すべてのサービスを提供する企業です。
会社は1999年2月に南アフリカの住宅オーナーのために設立され、その後短期間で5番目に大きなローン会社となりました。
ソフトウェアは従業員がお客様のためにサービスを提供するための鍵となるツールです。

最近、我が社ではソフトウェアの開発やデプロイをより柔軟・機敏にするマイクロサービス技術を意識的に採用する決定をしました。.NETサービスをコンテナ化する事によりサービスを不変のものとし、開発部門から運用部門へのパイプラインを容易に通過させるDockerを推奨のプラットフォームとしました。
すぐに私たちは50以上の本番環境がDockerノードで利用を開始しましたが、これらをデプロイし監視していくことが管理上難しくなるであろう事に気がつきました。
私たちはこれらをある一つのポイントから管理し、コンテナを各ノードに配分でき、またコンテナをハイレベルで管理できる、本番環境として使用可能なオーケストレーションサービスを必要としていました。
MesosphereやKubernetesのようなポピュラーな製品もいくつか検討しましたが、最終的には以下の理由により(Docker Datacenterに入っている)Docker Swarmに決定しました。

第一に、SwarmはDocker社自身で開発した製品であり、現在使用している他のDocker社製品との相性が良いであろう事は理論的に正しいと考えたからです。私たちが試したすべての製品のなかでこの製品が最もインストールや実行が簡単でした。私たちのPOCラボでDocker Swarmはほんの10分で稼働し、これは私たちにとって大きな贈り物となりました。これは、Mesosphereはセットアップが難しい事やKubernetesがセットアップに長い時間がかかりあきらめた事と対照的です。

次に、コンテナをSwarmにデプロイするプロセスが一つのノードにデプロイするのと全く同じであるため、運用スタッフが1セットのコマンドを知っていれば良く、別のアプリケーションのコマンドを勉強する必要がないということが分かったからです。これにより、チームが新しいデプロイのプロセスに自信を持つことができ、Swarmを本番環境にデプロイする時間を短縮しました。

現在、オンプレミスのノードにのみ採用していますが、クラウド上のサービスにも展開できないか検討中です。これは、選択したVPCにDockerノードを迅速にデプロイでき、これらのどのノードでもSwarmクラスタに追加することが可能になるという事です。これには私たちのニーズに合わせてスケールする仮想的なDockerエンジンが必要となりますが、現在オンプレミスノードを管理しているものと同じもので管理可能となることがわかりました。

全体的に、Swarmを組み込んだDocker Datacenterにより、マイクロサービスを自信を持って開発する事が出来るようになりました。これは、これらのアプリケーションをクラスタにデプロイでき、あわてずに管理できる事が分かったからです。

 

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マークさん、Dockerお話しをして頂きありがとうございます。  SA Home Loans についてさらに知りたい方や発言を読みたい方はこちらへ Docker Datacenter launch announcement.

た、DockerConチケットが当たるくじへの参加をお忘れなく。あなたのSwarmの写真や文章を共有するにはTwitterで @docker や #SwarmWeek タグ付けましょう。 シアトルで6月19日から21日にかけて開催される DockerCon 2016 のチケットが当たるかもしれません。

 

Docker Swarm のリソースは以下にあります。

 

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