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[和訳]MacとWindows用のDockerはGAとなり、本番環境での利用の準備が整いました。 #docker

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本稿は Docker For Mac And Windows Is Now Generally Available And Ready For Production(2016/7/28) の和訳記事です。

本日(2016/7/28)、Mac用のDockerWindows用のDockerがベータ版を脱して安定版となり、本番環境での利用の準備ができましたことをお知らせします。

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何万人もの開発者とシステム管理者の皆さんにバグの発見や、微調整や改良に関するアイデアの捻出に協力いただいたことに大いに感謝します。

MacとWindows用のDockerの最終目標はシンプルなものです ―それは、開発マシンでDockerを使用する最も簡単な方法を生み出すことです。そしてついにその提供が始まりました

改善点は次の通りです:

より速くより信頼性が高いーハイパーバイザーを使用したネイティブの開発環境が各オペレーティングシステムに統合されています。(VirtualBoxはもう必要ありません!)

Dockerツール統合の改善―ローカルで開発するために必要なDockerツールはすべてアプリケーションに含まれています。

開発フローの改善―コードとデータのボリュームのマウントができるようになり、ローカルホストネットワーク上でのコンテナ実行が簡単になりました。サポート済IDEを使用したコンテナ内デバッグは、ライブでデバックすること及びコードの反復をより速く簡単にできるようにする事を手助けします。

・MacとWindows用のDockerとVPNとの連携を簡単にするエンタープライズネットワークのサポート

・Docker Engine 1.12で利用できる新機能すべて

・安定版とベータ版用の別々のチャンネルを使用して行う自動アップデート

 

Docker 1.12

1.12に関して、Docker 1.12のアーキテクチャと機能に関する投稿は別にありますが、簡単に要点を説明すると:

・ビルトインオーケストレーションを簡単に使用できます。docker swarm initでお試しください。

・デフォルトで暗号化が行われ、エンド-トゥ-エンドのセキュリティがかけられています。

・サービス:複製、分散、ロードバランスされたプロセスが、Engineのswarmで実行されます。

 

安定版とベータ版のチャンネル

MacとWindows用のDockerが改良され、広く採用されるに当たって、このツールが信頼性が高く、頼れるツールであることを確実に伝えたいと思います。しかし、イノベーションと進歩のペースを落としたくはありません。というのも、MacとWindows用のDockerベータ版ユーザーがここ数か月で気に入っていたのはこの点だからです。

 

そこで本日、MacとWindows用のDockerは2つのチャンネル―安定版ベータ版から利用可能となりました。まずは新機能とバグ修正を自動アップデートで、ベータ版チャンネルによってユーザーに提供します。安定版チャンネルへのアップデートはそれよりもかなり低い頻度のもので、Dockerエンジンのメジャーとマイナーのリリースとの同期と一緒に行われます。きちんとテストが行われ、本番環境への準備が整っている機能のみ安定版チャンネルリリースに追加されます。

 

最新の、最良のDocker検証用ビルドが必要であれば、ベータ版チャンネルを使って下さい。アップデートがより少なく、新機能と改善点のテストが終わり、本番環境での使用の準備が整うまで待てるようでしたら安定版チャンネルをお使い下さい。

 

現在あなたがベータ版ユーザーであれば、MacとWindows用のDockerインストールはベータ版チャンネルに残り、今後のベータ版リリースへ自動でアップデートされます。安定版リリースに替えるには、安定版インストーラーをダウンロードし、実行するだけです。

 

ベータ版リリースを試して、フィードバックを送って頂ける場合は、次でベータ版インストーラーをダウンロードしてください

Mac用のDockerベータ版

Windows用のDockerベータ版

 

安定バージョンは次のリンクからダウンロードをお願いします:

Mac用のDocker

Windows用のDocker

 

バグや問題に遭遇しましたら、MacとWindows用の問題解決ガイドを参照してください。フォーラムも是非参照してみてください。

Dockerに関してさらに学ぶには

・Docker初心者は、10分のオンラインチュートリアルをご覧ください。
・画像、自動構築などを無料のDocker Hubアカウントでシェアしてみましょう。
・Docker 1.12リリースノートを読んでみましょう。
Docker Weeklyを購読してみましょう。
・次に予定されているDockerオンラインMeetupに登録してみましょう。
・次に予定されているDocker Meetupに参加してみましょう。
DockerCon 2016に登録してみましょう。
DockerCon EU 2015のビデオを見てみましょう。
Dockerコミュニティへの貢献を始めましょう。

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