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MongoDB Atlasサーバーレスインスタンス機能の紹介、プレビュー版の提供開始 #mongodb #サーバーレスインスタンス #Mongodbatlas

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本ブログは「MongoDB」社の技術ブログで2021年7月14日に公開された「Introducing Serverless Instances on MongoDB Atlas, Now Available in Preview」の日本語翻訳です。

2016年6月にMongoDB Atlas発表して以来、MongoDBは、すぐれた開発環境の実現だけでなく、セットアップ、チューニング、メンテナンス不要で利用可能なクラウドデータベースの開発を目標に掲げてきました。数年にわたるその取り組みの結果として、MongoDBの自動化エンジンでは、オートスケーリング機能インデックスのクリック作成アシスト機能の追加をはじめとする、数多くの最適化を進めています。
この度、この目標達成のさらなる一歩として、MongoDB Atlasサーバーレスデータベースを導入したことをご案内します。

データベースの利用にかかる作業が軽減され、データの処理に注力できる

サーバーレスコンピューティングとNoOpsは、今日のアプリケーション開発の主流になっています。クラウド機能は、アプリケーションにビジネスロジックを提供するために一般的に使用されており、多くのチームが完全に自動化されたITオペレーションに依存しています。
サーバーレステクノロジーの魅力は否定しがたいものです。柔軟なスケーリングにより、リソースを事前にプロビジョニングしたり、継続的にメンテナンスを実施したりする必要がありません。また、従量課金制のため、料金の支払は使用したリソースの分だけとなります。開発者が学習や管理を必要としない下位層に位置するインフラに関する判断の多くを抽象化し、自動化することで、開発者は差別化された機能の構築に集中できるようになります。
データベースの場合、コンピューティングリソースとストレージのリソースは密接に連動していました。サーバーレスデータベースは、アプリケーションの将来のワークロードパターンを予測し、それを個々のリソース要件に分解して、任意の単位のデータベースインスタンスサイズにマッピングすることを開発者に求めるのではなく、はるかにシンプルな体験を提供します。つまり、データがどこに置かれているかを定義し、使用できるデータベースエンドポイントを得ることができます。
これにより、データベースの導入プロセスが効率化されるだけでなく、継続的に容量を監視・調整する必要がなくなります。開発者は、データベースよりもデータについて考えることに集中でき、下位レベルのインフラの決定は、インテリジェントな裏方の自動化に任せることができます。

MongoDB Atlasのサーバーレスインスタンス

MongoDB.live 2021で発表されたサーバーレスインスタンスを導入すれば、すべてのお客様がMongoDB Atlasでサーバーレスデータベースを作成できるようになりました。
使い方は驚くほど簡単ですぐに使い始められます。クラウドリージョンを選択するだけで、アプリケーションの用途に応じたオンデマンドのデータベースエンドポイントが提供されます。サーバーレスインスタンスは常に最新のMongoDBバージョンで動作するので、下位互換性やアップグレードについての心配は一切不要です。また、クラスター版Atlasのデータベース環境と同じUIやAPIで、表示や管理の操作が可能です。包括的なセキュリティと継続的なアップタイムが確保されており、メトリックやアラート、バックアップの機能もあります。

MongoDB Atlasでサーバーレスインスタンスを作成する方法については、こちらのデモをご覧ください。

この新しいデプロイメントタイプは、プレビュー版で提供されるため、現在クラスター版で利用できるすべての機能をサポートしているわけではありません。使用頻度が低いワークロードやまれに発生するワークロードを扱うときや、クラウドで開発を行ったり、ワークロードをテストしたりする場合に適しています。一方で、高いスループットが要求される運用環境のワークロードを実行する場合には、専用のクラスター環境を選択することをお勧めします。

ハンズフリーのデータベース体験

今回のリリースは多くのリリースの第一弾で、今後も意欲的なロードマップを用意しています。MongoDBでは、フルテキスト検索ネイティブビジュアライゼーションなど、Atlasの新しい機能のサポートから、よりインテリジェントな自動化や最適化まで、開発者がよりシームレスに、より楽しくデータを扱えるよう、今後も投資を続けていきます。開発にとってさらにシームレスで快適なデータ処理の環境を実現するべく投資を続けて参ります。

プレビュー版を試す

MongoDBは、フィードバックやご質問を歓迎します。MongoDBのコミュニティフォーラムにぜひご参加ください。MongoDBの他の開発者と交流できるほか、サーバーレスインスタンスで現在進められている開発の内容をご確認いただけます。

MongoDB Atlasにおける今後の展開

サーバーレスインスタンスは、開発者の作業環境を向上させるべくAtlasに導入された数多くある新機能の1つに過ぎません。本年初旬には、インデックス削除のアシスト機能をPerformance Advisorに追加しているほか、MongoDB CLIのコマンドラインでクラスターの作成と管理ができるクイックスタートもリリースしています。
また、MongoDBでは、サーバーレスアプリケーションプラットフォームとして広く普及しているVercelNetlifyとの連携も進めています。これにより、開発者がMongoDB Atlasを簡単に使い始められるようになっています。

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