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GitLab 14.4 製品アップデートニュースレター #GitLab #GitLabjp

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

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製品アップデート

2021年10月にリリースされたGitLab 14.4の製品アップデートをお知らせします。
同月に追加された30以上の新機能のうち、主なものを抜粋して紹介しています。
(製品アップデートの内容はGitLab社のリリースブログを要約したものです。)

Visual Studio CodeでGitLabのリモートリポジトリを参照/Remote Repositories for GitLab in Visual Studio Code

エディタで作業中に、他のプロジェクトや上流のライブラリを参照して追加の情報を得る必要があることがあります。そのプロジェクトがローカルにクローンされていない場合は、エディタを離れて GitLab 上のプロジェクトを参照するか、プロジェクトを探してクローンし、エディタで参照できるようにしなければなりません。どちらの作業も、複数の追加アクションが必要になり、作業効率が低下します。
GitLab Workflow バージョン 3.33.0 で、リモートリポジトリを表示するためのオプションが用意されました。コマンドパレットの、「GitLab: Open Remote Repository」コマンドで、プロジェクトを探して読み取り専用で開くことができます。
これによって、探している情報をすばやく見つけたり、実装を比較したり、必要なスニペットをコピーしたりすることができ、開発者の作業が格段に楽になります。
この機能はEthan Reesor氏によるコミュニティ コントリビューションです。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
詳細に関する動画は、こちらをご覧ください。(英語版のみ)

ワイルドカードによるスコープラベルのフィルタリング/Filter scoped labels with a wildcard

ワイルドカードを使ってスコープラベルをフィルタリングすると、スコープラベルのセットから同じキーを共有するイシュー、エピック、またはマージリクエストをすばやく見つけることができます。また、ワイルドカードフィルタと != (is not) を組み合わせて、スコープラベルのセットからラベルを持たないアイテムを簡単に絞り込むこともできます。ワイルドカードでフィルタリングするには、スコープラベルのキーを入力した後に*を追加します(例:label::*)。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

無料ユーザーが利用できる有料機能の追加 /More paid features available to free users

14.1でリリースした「Registration Features」プログラムを拡充して、GitLab EE Freeをお使いのセルフマネージドユーザー向けに、さらに2つの有料機能を追加しました。「Registration Features」とService Pingを有効化してアクティビティデータを送っていただくだけで、これらの追加機能を無料でご利用いただけます。
・インスタンス、グループ、プロジェクトの各レベルでプロジェクトのサイズを制限。
・グループのアクセスをIPアドレスで制限する。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

リソースグループのプロセスモード/Resource group process mode

CI/CDジョブにリソースグループを設定すると、同じパイプラインが並行して実行されているときに、同じジョブが同時に実行されるのを防ぐことができます。
これは例えば、非常に短い間隔で複数のコミットをプッシュした場合に起こり得ます。同じインフラストラクチャに複数のデプロイスクリプトを実行すると、最悪の場合、インスタンスに悪影響を及ぼし、破損した状態のままになる可能性があります。デフォルトでは、リソースグループのプロセスモードはunorderedに設定されています。これは、実行可能な状態になったときに順不同でジョブが実行されることを意味します。
GitLab 14.4では、ジョブの実行順序を指定したいときに便利なプロセスモードとして、oldest_firstとlatest_firstが追加されました。プロセスモードにこれらの新しいオプションを設定すると、システムはジョブの実行をそれぞれFIFO (First in First Out)、LIFO (Last in First Out)の順に強制します。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

依存関係プロキシのクリーンアップポリシー/Cleanup policies for the Dependency Proxy

GitLab 依存関係プロキシを使ってDocker Hubからコンテナイメージをプロキシしてキャッシュすることで、より高速で信頼性の高いビルドが可能になります。一方で、時間の経過とともに、多くのイメージがキャッシュに追加され、ストレージコストの上昇につながる可能性があります。
これまでは、APIを使用してキャッシュ全体をパージすることで、この問題を回避してきました。しかし、これでは効率が悪いため、依存関係プロキシにクリーンアップポリシーを追加しました。これにより、最近チームで使用されていないイメージタグをキャッシュから自動で削除できるようになりました。
日数を設定するだけで、その期間にPullされていないすべてのキャッシュされた依存関係プロキシのキャッシュが削除されます。まずは 90 日間を目安にするとよいでしょう。依存関係プロキシのクリーンアップポリシーは、GitLab GraphQL API を使って設定できます。現在、この設定をGUIにも追加しようとしています。

詳細は、こちらをご覧ください。
詳細に関する動画は、こちらをご覧ください。

BOTなどでのCIジョブトークンのセキュリティ向上/Improve security of CI_JOB_TOKEN with bots and more

CIジョブトークンは、他のプロジェクトでパイプラインを実行するBOT自動化プロジェクトなどで使用することもできます。トークンの有効期限は短いですが、より安全に使用するために、プロジェクトのCIジョブトークンでアクセスできる正確なプロジェクトをリストアップできる設定を追加しています。このトークンを使って他のプロジェクトにアクセスしようとすると、APIへのアクセスが拒否されます。
この設定は、既存のプロジェクトへの影響を避けるため、現在はデフォルトで無効になっていますが、すべての既存プロジェクトで有効にすることを強くお勧めします。

詳細は、こちらをご覧ください。(英語版のみ)

[機能削除]

今回のリリースで、新たに非推奨となった機能はありません。
現在非推奨となっているすべての機能の一覧は、GitLabのドキュメントで確認できます。

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