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小売業界のテクノロジーを取り巻く2022年の状況予測 #MongoDB #小売業界のテクノロジー

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本ブログは、MongoDB社のブログでMongoDB社のPrashant Juttukondaさんが執筆し、2022年1月14日に公開された「Retail Tech in 2022: Predictions for What's on the Horizon」の日本語翻訳です。

2020年と2021年が、新型コロナウイルスの感染拡大への対応に追われた年であったとするならば、2022年に重要になるのは、この「ニューノーマル」の環境で成功するための方法を見つけ出すことにほかなりません。それでは、これからの一年、小売業界では、どのような予想を立てて行動すべきなのでしょうか。どのような領域での新しい小売業界テクノロジーへの投資を検討すべきなのでしょうか。

オムニチャネルでの販売が今後も継続

発生から二年が経過した現在でも、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が私たちの生活に混乱を及ぼしているとは、誰が想像したでしょう。小売業界でも状況は変わっておらず、オムニチャネルでの販売が今後も継続していくことが予想されます。パンデミックが収束し、対面での購買の機会が徐々に増えていくことを、多くの人が望んでいます。しかし、ネットショッピングや、店舗での購入、ネットで購入・予約して店舗で受け取るなど、あらゆるタイプの購買体験の実現に向けて、小売業界は継続的に取り組んでいくことになるでしょう。

パンデミックが収束しても、人々の購買方法は大きく変わり続けるでしょう。そして、これは顧客の期待の変化に対応するために、長期のテクノロジー投資が必要になるということを意味しています。顧客の状況を一元的に把握できるソリューションを導入すれば、顧客のニーズに合わせてサービスや商品、ロイヤルティプログラムをパーソナライズできます。そして、質の高いカスタマーエクスペリエンスを実現できれば、リピーターの数を増やし、顧客ロイヤルティを高めることができます。

現行のソリューションでも、パンデミックが収束するまでの期間を「なんとか切り抜けられる」だろうと、おそらく多くの小売事業者が考えてきたと思われます。しかし今や、そのようなアプローチを見直し、オムニチャネルにおける購買体験の向上の観点から、より長期的なソリューションを模索すべき時期に来ているのです。

数多くある個別用途のソリューションをスリム化したテクノロジースタックで支える

2022年には、ITチームの生産性向上を可能にするソリューションを見つけ出す必要があります。

一般に、小売業界テクノロジーの階層構造は、以下の図に示すような構造になっています。レガシーのリレーショナルデータベースを、個別用途のNoSQLデータベースやリレーショナルデータベースと、さらには、モバイルデータプラットフォームおよびアナリティクスプラットフォームが補完します。

この結果、データが連携せず、データの処理も遅く、不必要な複雑さに見舞われます。顧客の嗜好の変化にすばやく対応し、カスタマーエクスペリエンスの質を高めようとしても、これらの問題の対処で苦戦することになります。

開発チームは、複数のソリューションをまとめ、異なるテクノロジーを同時にメンテナンスするのに多くの時間を要し、イノベーションの取り組みに集中することができません。これでは、競合他社よりも優位な立場に立つことなど到底不可能です。

これが、DIRT(Data and Innovation Recurring Tax、データとイノベーションに関する経常税)です。DIRTとは、イノベーションに継続的に課せられる税金です。上記の例のようなスパゲティアーキテクチャ、すなわち、レガシーアーキテクチャは、ビジネスにコストをもたらす要因となっているのです。テクノロジーがさらに高度化し、データがより複雑になるに従い、企業には、データから得られたシグナルにほぼ瞬時に反応することが求められます。しかし、リレーショナルデータベースのようなレガシーテクノロジーは柔軟性に乏しく、効率も悪く、適応性に問題があります。そのため、顧客や従業員にタイムリーなかたちで真のイノベーションを届けることが困難になります。開発チームも先述の通り、イノベーションの取り組みに集中することができなくなり、競合優位性を構築できなくなります。

今こそレガシーのシステムを見直さねばなりません。運用を効率化でき、シームレスなデータの共有を通じて信頼できる単一のデータソースでの業務を可能にするソリューションを導入すべきときなのです。

レガシーのソリューションをアップグレードし、複数の異なるデータベーステクノロジーによる運用はやめる必要があると、多くの小売事業者が認識しています。しかし、どこから手をつけたらよいのかわからないという組織もあるかもしれません。性質の異なるデータソースから簡単にデータを収集でき、データ競合の自動解決機能でデータ信頼性を高められる最新のデータアプリケーションを探しましょう。

MongoDB Atlasのような、フルマネージド型のアプリケーションデータプラットフォームで実現できる事柄についても考慮しましょう。管理業務を外部に任せられれば、開発チームは重要な業務に集中できるようになり、その能力をイノベーションに生かすことができます。

デジタルテクノロジーによるサポートを通じ、従業員の定着率を向上

小売業界の従業員視点で今年の状況を考えると、昨年と同様に「大量離職」の発生傾向が続くと予想されます。従業員の疲労を軽減し、定着率を高めるには、従業員エンゲージメントの向上を最優先する必要があります。

従業員エンゲージメントを高めるための方法の一つに、モバイルワーカーの支援があります。デジタル化された業務環境の構築を通じて顧客エンゲージメントを高める方法を、多くの企業が検討していますが、その過程で従業員のことを忘れてはいけません。

ウォルマートのようなグローバル企業では、従業員を支援するモバイルアプリへの投資を始めています。小売業界では、従業員を支援する常時利用可能な最新のアプリを導入すれば、従業員の働き方を変革することができます。リアルタイムでの在庫の照会、部門をまたがる連携、詳細な商品情報の入手、他の店舗とのすばやいコミュニケーションなどを可能にする機能により、従業員はシンプルに業務を進められるようになり、顧客対応の質が向上します。

小売業界の従業員には、信頼できる単一のデータソースと同期する常時利用可能なアプリが必要です。しかもネットワーク接続の有無にかかわらず、同期ができなければなりません。この業界では、従業員が絶えず移動するため、この要件を満たさないと問題になる可能性があります。しかし、データ同期機能を搭載したモバイルアプリの開発には、時間もコストもかかります。MongoDB Realm Syncを使用すればこの問題を解決できると言えるでしょう。MongoDB Realm Syncは、直感的に操作できるオブジェクト指向のデータモデルであり、使用方法も簡単で、設定も不要なデータ同期サービスです。モバイルデータがバックエンドシステムとシームレスに連携するので、最新の分散型アプリケーションデータプラットフォームを従業員に提供できます。

サプライチェーンへの大規模な投資

マイクロチップからトイレットペーパーに至るまで、サプライチェーンの混乱が、2020年と2021年には大きな問題になりました。そしてこの問題は2022年も続くでしょう。

サプライチェーンの問題は、小売事業者の手にあまる状況が続いていますが、影響を和らげ今後の混乱に備えられる施策はあります。

倉庫システムのテクノロジーはより高性能になっており、これに追随するには、既存のソリューションをアップグレードする必要があります。まずは、サイロ化されたデータを統合し、事業を一元的に把握できる適切なアプリケーションデータプラットフォームの導入を検討しましょう。データを一元的に把握できれば、店舗レベルでの需要予測が向上し、配送センターと店舗を結ぶネットワークや、製造業者への発注、運送などの業務最適化と言った、さまざまな効果を期待できます。最新のアプリケーションデータプラットフォームでは、すべてのデータが単一のシングルビューアプリケーションに投入されるので、サプライチェーンの問題にリアルタイムに対応できるさまざまなインサイトが得られます。

2020年や2021年と同様に、今年も混乱が支配する状況が予想されますが、ソリューションへのアップグレードに積極的に投資すれば、ビジネスを存続させられるだけでなく、ビジネスの成長も期待できるのです。

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