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小ネタ: Anniversary Billing Dateとキャンセルのタイミング #softlayer

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SoftLayerの各サービスには「Anniversary Billing Date (アニバーサリー・ビリング・デート)」が設定されています。Anniversary Billing Dateとは、課金が更新される日時です。この日時となることで、そのサービスに対して次の課金が発生します。

さて、キャンセルを行うタイミングはいつでしょうか。そして「日」はともかく「時」はいつでしょうか。ざっくり結論から言えば、キャンセルを行うタイミングはAnniversary Billing Dateの2日前が期限、と考えておくとよいでしょう。

まず重要なこととして、Anniversary Billing Dateは「キャンセルを受け付ける期限ではない」ということです。キャンセルを受け付ける期限はAnniversary Billing Dateの24時間前です。この期限を越えてキャンセルすると最悪の場合、実際にキャンセルされるのはAnniversary Billing Dateを越えた後になり、ただキャンセルしただけでまったく使っていないのにまるまる翌月分の料金がかかってしまった、という悲惨な状況がありえるため注意が必要です。

キャンセル受け付け期限がAnniversary Billing Dateの24時間前であるならば、正確な時間を知る必要があります。時間は、CST (中部標準時, UTC-0600)またはCDT (中部夏時間, UTC-0500)の00:00:00です。JST (日本標準時, UTC+0900)を知るには手で計算するか、キャンセルを実行する際のダイアログに表示されるようになっています。

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この例では、日本時間の午後2時(14時)がAnniversary Billing Date、その24時間と1分前がキャンセルを受け付ける期限となっています。夏時間であれば14時、そうでなければ15時ということになります。日本では夏時間になじみがなく、時差もあるため、余裕を持っておくとよいでしょう。

以上のことから、「Immediately (即時キャンセル)」と「Anniversary Date (予約キャンセル)」のいずれの場合でもAnniversary Billing Dateの2日前までに実施する、と考えるとよいでしょう。

Author

Chef・Docker・Mirantis製品などの技術要素に加えて、会議の進め方・文章の書き方などの業務改善にも取り組んでいます。「Chef活用ガイド」共著のほか、Debian Official Developerもやっています。

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