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エンジニアの成長と繋がり – Engineering All Hands 2023

新卒の森です。

7月20日と21日の二日間に渡って、私は人生で初めてEngineering All Handsというイベントに参加しました。このイベントは、エンジニアリングチームが一同に会し、各自のプロジェクトや取り組みについて議論を深め、知識と経験を共有するための場所です。

私が感じたのは、一体感と濃密な学びの空間でした。そこには、Jenkinsの作成者である川口耕介さんからのプレゼンテーション、そしてオープンスペーステクノロジー(OST)のセッションといった多様なプログラムが盛り込まれており、エンジニアリングの全領域にわたる議論が交わされていました。

特に印象深かったのは川口さんのプレゼンテーションでした。彼の深い知識と豊富な経験から得た洞察は、私の視野を広げ、これからのエンジニアリングの道に新たな可能性を見せてくれました。しかし、彼は天才すぎる故、我々凡人はマネしてはならないのかなとも感じました。例えば一つのことを極めるのは潰しが効かないのであまりお勧めしないとおっしゃってましたが、彼の極めると我々の極めるとはレベルが違うのかなと。いろんな技術を試してみるというのは大事だと思いましたが、我々がもし、たくさんの技術を一気に使おうと思えば、全部がどっちつかずになり、浅はかなレベルまでしか到達できないと思います。要するに、我々凡才は、一つのこと(技術)を極めないとダメなんじゃないかということです。

そしてOSTのセッションでは、私たちが日々向き合っている課題を共有し、それぞれの視点や解決策を共有することで、新たな解決策を見つけることができました。自分が主催した「Linuxのお話」では、K.Nさんというリナックスモンスターがアドバイスをくださり、とてもためになりました。コンピューターサイエンス学部を出てるから、自分の知識はすごいものだろうと高を括っていましたが、見事に翻弄されました。

また、このイベントを通じて、自分のIT知識の未熟さとこの会社の技術力の高さを実感することができました。自分が新人であり、多くの先輩方から学べることの価値を改めて感じました。それは同時に、自分自身も更にレベルアップしなければならないという強い意欲を芽生えさせました。

これら二日間の経験は、自分が一人のエンジニアとして、また、このエンジニアリングチームの一員としての責任感を強く感じさせました。自分の成長だけでなく、チーム全体としての進歩も大切だということを痛感しました。

Engineering All Handsは私にとって、多くの学びと新たな動力を与える場でした。これからもこの経験を活かし、自身のスキル向上に努め、チームの一員として貢献していきたいと思っています。二日間の充実した時間を過ごせたことに感謝し、これからもより一層の努力をしていきます。

ちなみに、最後、川口さんと1時間ほど電車に揺られながら天才vs凡人の1 on 1をしました(否定はしていなかったので天才という認識はあるそうですw)。そこで、自分の人生の目標や夢、川口さんのプレゼンに対する意見(先ほど述べたこと)などの話をし、人生が良い方向に行くきっかけをもらった気がしています。自分は、そういう自己啓発的なものは嫌いでしたが、川口さんと二人っきりで話をすることで、語り合うという形で様々なことを教わったので自分に合っていたのかなと思います。川口さんとはエンジニアとしての在り方は違いますが、川口さんと同じく自分もビッグになる気がしてます。

EDITチーム 森

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