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スクラムフェス沖縄参加レポート

こちらはクリエーションライン Advent Calendar 2023 の12日目の記事です。

こんにちはー!こんばんはー!おはようございます!クリエーションラインでVPoEをやっております、沖縄在住の荒井ひろです。
2023年12月8日-9日に第一回目となる「スクラムフェス沖縄」が開催されました。
私は実行委員、参加者、スポンサーとして参加してきましたので、レポートを書きます。

ワークショップとアンカンファレンス

スクラムフェス沖縄は、ワークショップとアンカンファレンスだけで構成された会です。
講演形式になっていないというのは、この会の一つの特徴だと思います。
※アンカンファレンスは、参加者自身がテーマを出し合いそのテーマについて自分たちで話し合い、参加者全員で作り上げるという形式の場です。

準備

開場は17:00ですが、お昼過ぎあたりからスタッフも参加者も集まって準備をしたり、ゆんたくしていました。私も15時に会場入りしてスタッフの朝会からスタートしました。
「ちばりよー」の掛け声で円陣を組んでスタッフのみんなの心を一つにします。

その後は手分けして準備、ということで私は懇親会用に予約をしていた沖縄名物のブエノチキンを受け取りにいきました。車に乗ってブエノチキンの駐車場に着くと社内に良い香りが漂います。腹減ったー(うなぎ屋の前を通った時を思い出します)

Day 1 スタート

Day 1 は17時にスタートです。いわむーさんのオープニングでは正解したらTシャツがもらえるクイズ大会。

「多様な背景を持つ人たちが集まり、交流を深めて学びや気づきを得る」というスクフェス沖縄のテーマの話がありました。

そしてなんとイベントのオープニングから「乾杯」でスタート。「かりー」という沖縄で乾杯するときに使う掛け声で乾杯しました。

みんなで記者会見

その後はいくつかのグループに分かれて、みんなで記者会見ワークショップ をやりました。私が座ったテーブルは県外から参加されている方が多くて、来ていただいたということに対してとても嬉しくなりました。ありがとうございます。
私の自己紹介シートには、明日の朝早起きして釣りに行くぞー!という宣言を書きました。

懇親会

その後は懇親会、そしてDay 1 のメインコンテンツである「Day 1 終了後に会場があるコザの街へ繰り出す」が行われました。

Day 2 準備

私のスクラムフェス沖縄 Day 2 は朝5時に起床するところからスタートです。
(ここから釣り好きの人に向けた釣りブログです)
以前から気になっていた海中道路にある突堤で朝マズメにエギングをしてきました。シャローの砂浜だという情報は事前に把握していたので、シャロータイプのエギを使います。砂浜なので根掛かりの心配も少なそうだし、クブシミが出そうな雰囲気を感じたので、ボトムのロングステイを多用して攻めます。根がかりはなかったんですが、海藻が多くて一回キャストしてはエギから海藻を外すという作業が続いたので、狙いをチヌに変えて砂浜一帯を探りました。が、生体反応無く時間になったので釣行を終了しました。
(釣りブログここまで)

Day 2 アンカンファレンス

Day 2 はアンカンファレンスとワークショップが並行してやっていて、午前はアンカンファレンス、午後はワークショップに参加しました。

アンカンファレンスでは、「組織の役割と改善」と「組織文化の育まれ方」の二つのテーマに参加してきました。

組織の役割と改善

組織内における役割を分ける時にはただ分けるだけでなく、なぜ分けるのかの背景にある理論も言語化しておいた方があとで分けた結果どうなったかを検証できて良いよね。という話をきっかけにテーマがスタートしました。そこから、役割と権威の話に発展して情報格差や立場の高低や様々の要因によって発生しているランクの話が出て興味深かったです。

情報格差の話から教育設計の話にもなって、組織内でランクの違いが出ないために、知っておく共有しておくべき内容という観点で教育を考えるという今まで私の視点には無かった視点からの考え方も知ることができて参考になりました。

組織文化の育まれ方

こちらは私の中でぼんやりと感じていたことをテーマとして提案させていただきました。

組織は特定の目的をもった何人かの人の集まりのことを指す言葉ですが、その組織に存在している文化って興味深いなって感じています。なぜかというと文化というものは言葉として書いてもそれがそのまま文化になるわけではなく、また、誰か一人の行動が直接的に文化を決めたり変えたりしているわけでもないと思っています。組織に集まった人達が願っていることの足し算で文化が育まれていく、そんなイメージを持っています。そんな思い通りにはならないけど、組織にとっては大切な文化の育まれ方について他のメンバーと意見し合って考えを深めたい。と思ってテーマを提案しました。

テーブルでは「組織文化は熱帯雨林のようなもの」という話をRSGT 2023 のKeynoteLyssa Adkins さんがしていた、という話が出ました。この「熱帯雨林」という例えが集まった人達の中で共通の例えとなり、「うちの組織で起きていたこれを熱帯雨林として考えると」といった話がいくつか出て盛り上がりました。

後半では会社という組織においては儲かってないと熱帯雨林自体が存続できないことになるので、お金は雨とか栄養とかで例えられそうだねーという考えにも繋がっていきました。組織文化を考える時には組織の中のことだけでなく組織が置かれている状況も俯瞰的に目を向ける必要があるということに気付ける良い機会となりました。

画像はOSTのマーケットプレイス(終了後に話した内容のメモが貼ってあるもの)

レゴスクラム

午後はレゴスクラムのワークショップに参加しました。私はレゴスクラムには初めて参加しました。

私はZenCoke4649 という名前のチームにDevとして参加しました。全体でスプリントを2回やって、終了時点では↓こんなものができました。

スプリント1では、一つの機能に視点が向きすぎていて、全体像の方が大事とレビューでコメントをもらって、次のスプリントでは一つひとつの機能はモックとして作って、全体像をイメージできるように全体の位置関係とかを実装しました。

この経験から学んだこととして、Devとしては機能をどう実装するかは気になるポイントですが、その機能が必要な理由であったり、機能が含まれる仕組みの全体像に向けるのは大事だなと思いました。
また、今回はPOがステークホルダーから要求を聞いてきて、チームがそれを聞くという形式で進めましたが、チームの視点ではレビューの時にステークホルダーから出る意見の多くが、最初にそれを聞きたかったー、と感じるものでした。このことから、全体像に興味を持って質問することや会話の初期段階からチームで話を聞く、というのは有効そうだなという考えになりました。

レゴスクラムは実際に体験してみてとても良かったので、次はお客様やクリエーションラインの社内でもお勧めしていきたいと思います。

最後に

スクラムフェス沖縄第一回を無事に開催できて、怪我人なく終われたことに感謝します。
毎週一緒に遅い時間までDiscord で準備してきた実行委員の皆様、沖縄のコミュニティの皆様、県外から来ていただいた皆様へ
にふぇーでーびる

Author

組織開発とソリューションアーキテクトをやってます。
沖縄に住んでいて毎日釣りに行って海と魚と戯れてます。めんそーれー

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