【パパママトーーク】1歳3ヶ月の娘を育てながら営業職で活躍するづかさんの両立術

はじめに
このシリーズでは、子育てをしながら働くって実際どうなの?会社の制度は見たけど具体的に想像できない、という方に向けて、クリエーションラインで働いているパパママメンバーのリアルな声をお届けしていきます!

Customer Innovation Team「づかさん」
今回のパパママトークでは、Customer Innovation Teamの営業部に所属する「づかさん」にお話を伺いました。1歳3ヶ月の娘さんを育てながら、2024年4月に1年間の育休から復帰し、現在は9時〜16時の時短勤務で在宅ワークを続けています。

実際にお話を聞いていて驚いたのは、づかさんの一日がとても豊かで余裕があることでした。その秘密を探ってみると、そこには夫婦の連携と在宅勤務の活用法、そして会社の手厚いサポートがありました。
夫婦で支え合う理想的な在宅ワークスタイル
「旦那も同じく在宅勤務なので、本当に協力しながらやってます。朝は旦那がメイン、夜は私という感じで家事と育児を分担しています」(づかさん)
時間帯での役割分担が印象的でした。づかさんは朝が苦手とのことで、ご主人が朝5時に起きて前日の片付けや洗濯物の整理をしてくれるそう。子どもの洗濯物って本当にすぐ溜まりますもんね。夜にかけた洗濯物を朝に畳んでもらえるなんて、これだけでもかなり助かりそうです。
海辺での朝散歩?!贅沢すぎる家族時間
そして何より驚いたのが、づかさん一家の朝のルーティン。
6:30-7:00 :娘の起床に合わせて起床
朝食後 :家族3人で海辺へ散歩
8:30 :保育園送り
9:00-16:00 :勤務時間
16:30 :お迎え
夕方 :近くの公園で遊ばせることも
20:00頃 :娘就寝、自分時間スタート
「海が近いところに住んでいるので、車でちょっと海の方に行って砂浜を歩いたりとか。本当に短い時間なんですけど」とおっしゃいますが、これ、本当にすごくないですか?
働きながら子育てをしている人の朝といえば、バタバタと準備に追われがちですが、づかさんは毎朝家族で海辺を散歩しているんです。通勤時間がない在宅勤務だからこそできる、とても贅沢で豊かな時間の使い方だなと感動しました。
1歳3ヶ月でよちよち歩きができるようになった娘さんも、きっと朝の海散歩を楽しんでいることでしょう。
リアルすぎる!「お迎え前30分」の攻防戦
一方で、一日の中で最もバタバタするのが仕事終了からお迎えまでの30分間だそう。
「16時に仕事が終わって16時半にお迎えに行くその30分で、娘がいるとなかなか進まない家事をうわーってやります。娘と遊ぶ時間に当てたいという気持ちもあるので、帰ってきたら邪魔されたら困るようなことはその30分でファーっと」
この30分間の描写、めちゃくちゃリアルですよね!子どもがいると確実に邪魔される(笑)家事を、この隙にサッと済ませてしまう。しかも保育園まで徒歩5分という好立地も手伝って、25分まで家事に集中できるという計算づくの時間管理。
「保護者証だけ持ってじゃあ行ってくるぜっていう感じで」という表現も、なんだかづかさんの人柄が出ていて微笑ましいです。

でも時々は「もうやってる暇ないなっていう時は諦めて寝転がります。大の字で。ちょっと洗い物終わらないなぁ。ふぅみたいな感じで」ということもあるそう。こういう正直な話、とても親近感が湧きます。
子どもの体調不良時は夫婦で完璧な連携プレー
そして6月に経験した、娘さんの体調不良が続いた時期のお話も印象的でした。
「保育園から連絡が来る時が一番ドキッとします。ミーティング中でもお迎えに行かなきゃいけないし、病院に行く必要があることも」
こういう時、ワーママが一人で抱え込みがちですが、づかさんの場合は夫婦ともに在宅勤務の強みを最大限活用。
「旦那がちょっと俺が見てるから、その間にちょっとやっちゃいなみたいな」「病院も旦那がお休み取ってくれて、じゃあちょっと行ってくるね、みたいな」
このリアルタイムでの役割交代、見事な連携プレーですよね。「マンパワーがある」というづかさんの表現がとても的確で、二人在宅だからこそできる緊急時対応だと感じました。
「プレママレター」に感動!会社のサポート体制
会社のサポート体制について聞いた時のづかさんの嬉しそうな表情が印象的でした。
「産休から復職まで、会社や役所に出す書類、給付金の情報、スケジュールが全部書いてあって。計算ツールも載せてもらって、お金がいつ入ってくるか?も心配がなくなりました。リマインドもしてくれて、本当に心強かったです」

この「プレママレター」、本当に手厚い制度ですよね。産休育休の手続きって、ただでさえ大変な時期に複雑な書類と向き合わなければならないのに、それを時系列で整理してくれて、さらには給付金の計算までできるなんて。
「そんなの考えたくないじゃないですか。それどころじゃなくなっちゃいます」というづかさんの言葉通り、この時期にこうしたサポートがあるかないかで、精神的な負担が全然違うはず。プレパパレターもあるということなので、男性の育休取得も含めてしっかりサポートされているんですね。
Slackのリアクションに込められた温かさ
チームのフォロー体制についてのお話も心温まるものでした。
「他のメンバーがすぐフォローしてくれたり、『代われるところ代わりますよ』って声をかけてもらったり。Slackで体調不良の連絡をすると、営業メンバーだけでなくエンジニアの方や他部署の方も『お疲れさま』『お大事に』のリアクションをくれるんです」
特に印象的だったのが、づかさんが「『お大事に』だけでなく『お疲れさま』のリアクションには、自分自身も労ってもらえている感覚があって、とても励まされる」とおっしゃったこと。

確かに「お大事に」は子どもに向けた言葉だけど、「お疲れさま」は頑張っているママ自身に向けられた言葉ですもんね。こういう細やかな気遣いが、リモートワークでも温かいつながりを生んでいるんだなと感じました。
復帰時の正直な気持ちと現実
1年間の育休明けの復帰については、とても正直にお話しくださいました。
「ちゃんとできるかな、思い出せるかなという不安が。実際、同じようにはいかなかったですね。子どもありきで仕事するとなると、脳のリソースがそっちにも割かれて、仕事に集中するまでに時間がかかりました」
このママモードから仕事モードへの切り替えの難しさ、多くの復職ママが経験することだと思います。子どもがいれば強制的にママモードになるけれど、その逆の切り替えが難しいという話、とてもリアルでした。
「皆さん気を使ってくれるからゆっくりでいいですよって言われてたんですけど、私は早く早くやることをくれって」という気持ちも、よく分かります。優しさに甘えるより、自分のペースで仕事に集中したいという気持ち、とても理解できます。
心に響いた先輩ママからの言葉
そして最も印象的だったのが、先輩ママからかけられたこの言葉。
子どもの突発性発疹で2週間ほど仕事ができなかった時に落ち込んでいたづかさんに、「づかちゃん大丈夫、人生のうちの2週間でしょ?そんなのキャリアに何も傷つかないよ」と声をかけてもらったそう。
「確かに2週間なんてほんの一瞬だなって思えて、すごく救われました」
この言葉、とても心に響きますよね。当事者は「大事なミーティングもあったのに」「あれもこれも進められなかった」と落ち込みがちですが、長い人生で考えれば本当にほんの一瞬。先輩ママならではの大きな視点での励ましに、私も心が温かくなりました。
これから産休育休を取る方への心強いメッセージ
最後に、これから産休育休を取る同僚へ向けたづかさんのメッセージが本当に心強いものでした。
「クリエーションラインでこれから産休育休に入るママとパパは何も心配いらないと思います。周りの人たちのサポートなしでは復職後の仕事はできないので、後ろめたい気持ちになることもありますが、それもその時だけ。心配せずに行って帰ってきてもらえれば」
「後ろめたい気持ちになるけど、それもその時だけ」という部分、きっと経験者だからこそ言える言葉ですよね。

インタビューを終えて
づかさんのお話を聞いていて感じたのは、在宅勤務という働き方と夫婦の連携、会社の制度、そして何よりチームの温かさが組み合わさることで、仕事と育児の理想的な両立が実現できているということです。
特に朝の海辺散歩のエピソードは、「通勤時間を家族時間に変換する」という在宅勤務の魅力を最大限に表現していると思いました。バタバタしがちな子育て期に、こんなに豊かな時間を持てるなんて、本当に素敵ですよね。
何より印象的だったのは、困った時に支え合える環境があることの安心感。制度の充実はもちろんですが、Slackでの温かいリアクション一つひとつに表れるような、人と人とのつながりが働きやすさを支えているクリエーションラインの文化が、づかさんのお話から強く伝わってきました。
夏には娘さん同士を遊ばせる約束もできて、このつながりがプライベートにも広がっているのも素敵だなと思います。づかさん、貴重なお話をありがとうございました!
次回はパパ目線でのお話し「パパトーーク!」をお届け予定ですのでお楽しみに!