26卒と一緒に楽しんだ富山QUEST —— 内定式が最高の冒険になった日

こんにちは、クリエーションラインCHROの小笠原です。
10月1日、26卒新卒内定者のみなさんの「内定式」に列席してきました。舞台は富山。けれど、この日はただの式典では終わりませんでした。内定者が仕掛け人となった、笑いと感動のイベントが用意されていたのです。
ということで、今回のTech Blogでは、その内定者イベント「富山QUEST」の様子をお届けします。
堅い雰囲気で始まった内定「式」だったが・・・
式典は人事総務チームの藤原さん・辻さんの進行で、厳かな雰囲気の中スタートしました。けれど、普段はラフなスタイルのメンバーが、慣れないスーツ姿で真面目に座っている光景に、なんだかよそよそしさを感じます。会社ロゴ入りのTシャツにスーツのジャケットという組み合わせも、どこか不自然で「いやいや、それうちっぽくないでしょ」と思わずツッコミたくなる空気でした。
その違和感を破ったのが、内定者の一人からのひとこと。
「ちょっと待った!クリエーションラインって、こんな堅い会社でしたっけ?」
会場は一気に笑いに包まれ、空気がガラッと変わりました。ここから明かされたのは、この日の本当のメインイベント——「富山QUEST」だったのです。


富山QUESTとは
富山QUESTとは、富山県内で訪れたい場所や食べたいものを組み合わせたツアー企画。しかも、ただの観光ではなく、チームごとに次の5つのミッションが課されていました。
- 行きたい場所へ全員で向かう
- 笑顔の集合写真を撮影・提出する
- 満足できる食を味わい、お土産を持ち帰る
- メンバーの「きらり」を見つけて発表する
- お互いの「好きなこと」を知る
参加者は内定者や新卒1年目メンバーを含む13名。この企画実は、僕や安田さん(CEO)には一切知らされず、当日は運転手兼同行者として完全にサプライズ参加。行き先も食事も、ぜんぶ内定者が準備してくれていて、アレンジお任せの旅を楽しませてもらいました。
実はこの企画、6月に開催した 「CL All Hands 2025 in OKINAWA」 の「沖縄QUEST」がモデルになっています。社員全員で沖縄を巡ったときに大成功した取り組みを、今回は内定者イベントとして富山版にアレンジしてくれたのです。CL All Hands2025の様子は以下のブログを参照ください。
人事総務チームのメンバーの想い
今回の富山QUESTには、人事総務チームの強い想いが込められていました。
CLは全国フルリモート勤務の会社ですが、新卒のオンボーディングだけは「対面が欠かせない」と考えています。早期育成はもちろん、社会人になりたての不安や悩みに寄り添うには、やっぱり直接顔を合わせることが大事だからです。
そのため26卒の新卒メンバーには、一定期間、富山事業所に着任してもらうことを前提に採用を進めてきました。もちろん内定者のみなさんも、その方針を理解したうえで承諾してくれています(なお、この方針は26卒新卒に対するものであり、27卒以降は別途検討しています)。
内定者5名はいずれも県外出身。これから富山での生活が始まります。大きな成長のチャンスである一方、不安も少なからずあるはずで、それはご家族にとっても同じこと。だからこそ、経営陣・富山メンバー・人事が一体となって、「富山=安心して学び、挑戦できる環境」 であることをしっかり示したい。その象徴として企画されたのが、この富山QUESTだったのです。
富山QUESTはこんなかんじでした
移動には8人乗りの1BOXカーを使用し、2チームに分かれて富山QUESTがスタートしました。
チームAは、富山県西部の氷見市で有名な氷見うどんを味わうところから旅を開始。その後は富山市に戻りながら、雨晴海岸、新湊漁港のカニせり、そして富山の銘酒・満寿泉の酒蔵を巡るコースが組まれていました。
ところが当日は定休日の店が多く、前日になって急きょ計画を大幅に変更するハプニングも。それでも市場では運よくカニを手に入れることができ、みんなで美味しくいただきました。さらに、雨予報を覆す快晴に恵まれた雨晴海岸の絶景は、まさに旅のハイライトになりました。

チームBは、富山西部の高岡市にある昆布締め料理の専門店でランチを楽しむところからスタート。その後はワイナリーや酒蔵を訪ね、自然豊かな富山ならではの食文化に触れる旅となりました。地元で受け継がれる味や、生産者の想いに耳を傾けながら、お酒の奥深さにも触れられる、まさに“深みのある体験”が続いていきました。
ただ、慣れない土地での企画ゆえのハプニングも。途中で交通渋滞にはまり、帰りの時間が大幅に遅れてしまうという裏話もありました(笑)。

オフィスに戻ったあとは内定者懇親会。実はその前に、各チームが発表用のスライドを準備していて、懇親会の中で成果発表の時間がありました。
どんな場所を巡り、何を食べ、どんなお土産を買ってきたのか。写真や動画を交えながら、内定者たちは楽しそうにプレゼンを披露してくれました。笑顔や笑い声が絶えず、会場全体がとても温かい雰囲気に包まれていました。

そして懇親会の最後には、CL社員メンバーから歓迎の気持ちを込めた色紙と、安田さんからご家族に向けた手紙をお渡しさせていただきました。笑いと感動に包まれた、最高のエンディングとなりました。

最後に
今回の富山QUESTは、運営メンバーの想いと内定者の主体性が重なり合って生まれた、とても素敵なイベントでした。富山での生活に不安がないようにと準備してくれた人事総務チームには心から感謝しています。
そして内定者のみなさん。残り半年を思いきり充実させて、また4月1日、富山で笑顔で再会できるのを楽しみにしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。