Mirantis製品リリース&サポート 最新情報(2026年5月)#Mirantis

Mirantis製品のリリース情報をお届けします。

  • 本稿は、2026年5月中に更新されたMirantis社のリリースノートからの抜粋です。
  • 掲載のない製品は前回のリリースから更新がないことを意味します。
  • 最新のリリース情報の詳細につきましてはMirantis社のリリースノート全文をご確認ください。

MCR(Mirantis Container Runtime/旧Docker Enterprise Engine)

MCR 25.0.16(2026-MAY-13)

MCR 29.4.1(2026-MAY-13)

【重要!!】

  • containerdの1.xから2.xへのアップグレードに伴い、以前のMCRメジャーリリースからMCR 29.4.1へアップグレードする際は、docker-ee前にcontainerd.ioをアップグレードする必要があります。
  • 両コンポーネントを同時にアップグレードしたことで、再起動すべき一部のコンテナが停止したままになった場合は、systemctl restart docker コマンドでMCRを再起動することで、コンテナを再び実行状態にすることができます。

MCR固有の変更:

  • FIPSチャネルからのインストールが、Windows Server 2019においてSide-by-Side構成エラーで失敗する問題を修正しました。

【注意!!】

  • gVisorはMCR 29.4.1リリースに含まれていますが、パッケージが提供されているのみでオプション扱いとなっており、現在はまだ使用できる状態ではありません。

◆ MCRリリースまとめ:

MCR 25.0.16 / 29.4.1は、多数の重大な脆弱性(CVE)修正を含む重要リリースであり、特に29.4.1では特定Windows環境でのエラー修正やgVisorパッケージの先行同梱のほか、コンテナ停止トラブルを防ぐためcontainerd.ioの先行アップグレード手順が強く求められています。

MKE(Mirantis Kubernetes Engine/旧Docker Enterprise & Universal Control Plane)

MKE 3.8.13(2026-MAY-13)

【重要!!】

  • 脆弱性の軽減のために、Ingress Controllerを無効化されている場合には、MKE を3.8.13 へアップグレードし、その後コンポーネントを再有効化することを推奨します。手順の詳細は、 Configure NGINX Ingress Controller を参照してください。
  • MKE 3.7.x から MKE 3.8.x へアップグレードすると、Kubernetes 1.31 で導入されたハッシュ計算ルールにより、コンテナが再起動する可能性があります。
    • 自動インプレース・クラスタ・アップグレード方式を使用した場合にすべてのノードで同時にコンテナが再起動するのを避けるため、 phased in-place cluster upgrade method(段階的なインプレース・クラスタ・アップグレード方式)または blue-green deployment upgrade method (ブルーグリーン・デプロイメント方式)を推奨します。

MKE 3.8.14(2026-MAY-28)

【重要!!】

  • 脆弱性の軽減のために、Ingress Controllerを無効化されている場合には、MKE を3.8.13 へアップグレードし、その後コンポーネントを再有効化することを推奨します。手順の詳細は、 Configure NGINX Ingress Controller を参照してください。
  • MKE 3.7.x から MKE 3.8.x へアップグレードすると、Kubernetes 1.31 で導入されたハッシュ計算ルールにより、コンテナが再起動する可能性があります。
    • 自動インプレース・クラスタ・アップグレード方式を使用した場合にすべてのノードで同時にコンテナが再起動するのを避けるため、 phased in-place cluster upgrade method(段階的なインプレース・クラスタ・アップグレード方式)または blue-green deployment upgrade method (ブルーグリーン・デプロイメント方式)を推奨します。

MKE 3.9.3(2026-MAY-13)

【重要!!】

  • REST API のバージョン変更に伴い、MKE 3.8.10 以前のバージョンから MKE 3.9 にアップグレードするには、まず MKE 3.8.11 にアップグレードする必要があります。
    • その後、MCR を25.0.12 以降にアップグレードしてください。
  • MKE 3.7.x から MKE 3.8.x へアップグレードすると、Kubernetes 1.31 で導入されたハッシュ計算ルールにより、コンテナが再起動する可能性があります。
    • 自動インプレース・クラスタ・アップグレード方式を使用した場合にすべてのノードで同時にコンテナが再起動するのを避けるため、 phased in-place cluster upgrade method(段階的なインプレース・クラスタ・アップグレード方式)または blue-green deployment upgrade method (ブルーグリーン・デプロイメント方式)を推奨します。
  • 過去に脆弱性への対策として Ingress コントローラーを無効化していた場合、MKE 3.9.0 へのアップグレード後に同コンポーネントを再有効化することを推奨します。
    • さらに、Ingress コントローラーから Envoy Gateway コントローラーへの移行を推奨します。

MKE 3.9.4(2026-MAY-28)

【重要!!】

  • REST API のバージョン変更に伴い、MKE 3.8.10 以前のバージョンから MKE 3.9 にアップグレードするには、まず MKE 3.8.11 にアップグレードする必要があります。
    • その後、MCR を25.0.12 以降にアップグレードしてください。
  • MKE 3.7.x から MKE 3.8.x へアップグレードすると、Kubernetes 1.31 で導入されたハッシュ計算ルールにより、コンテナが再起動する可能性があります。
    • 自動インプレース・クラスタ・アップグレード方式を使用した場合にすべてのノードで同時にコンテナが再起動するのを避けるため、 phased in-place cluster upgrade method(段階的なインプレース・クラスタ・アップグレード方式)または blue-green deployment upgrade method (ブルーグリーン・デプロイメント方式)を推奨します。
  • 過去に脆弱性への対策として Ingress コントローラーを無効化していた場合、MKE 3.9.0 へのアップグレード後に同コンポーネントを再有効化することを推奨します。
    • さらに、Ingress コントローラーから Envoy Gateway コントローラーへの移行を推奨します。

◆ MKE 3.8 / 3.9 リリースまとめ

MKE 3.8/3.9は、etcd設定や暗号化などの機能強化と脆弱性修正を含む重要リリースであり、特定バージョンからの段階的な移行プロセスやコンテナ再起動を避ける手順を通じて、安全な最新化を推奨しています。

MKE 4k 4.1.5 (2026-APR-22)※前回から更新なし

◆ MKE4k リリースまとめ:MKE 4k 4.1.5は、アップグレード制御の精密化とネットワーク移行の最適化により、ミッションクリティカルな環境でもより確実で安定した運用を可能にしました。

MSR(Mirantis Secure Registry/旧Docker Trusted Registry)

MSR 2.9.30(2026-MAR-09)※前回から更新なし

【重要!!】

  • MSR 2.9.xは2026年12月1日にサポート終了(EOL)を迎えます。
    • 引き続きアップデート、修正、およびサポートを受けるために、サポート対象である最新バージョンへのアップグレードを強く推奨します。

MSR 4.0.2(2025-MAR-10)※前回から更新なし

【重要!!】

  • MSR 4.0は2026年7月17日にサポート終了(EOL)を迎えます。
    • サポートの継続およびアップデートの適用を受けるために、最新バージョンへのアップグレードを推奨します。

MSR 4.13.5(2026-MAY-13)

◆ MSRリリースまとめ

MSR 4.13.5での多数の脆弱性(CVE)修正が進む一方、旧バージョンであるMSR 4.0は2026年7月17日、MSR 2.9.xは2026年12月1日にそれぞれサポート終了(EOL)を迎えるため、サポート継続に向けた最新バージョンへのアップグレードが強く推奨されています。


※バージョンアップに関するご相談はこちらからお問い合わせください。

EOL情報

EOLとはEnd of Lifeの略で、ベンダーによるサポート期間が終了する状態を指し、重大なバグや脆弱性が発見されても、パッチリリースや修正が行われない状態を指します。Mirantis製品のライフサイクルは通常2年です。そのため、定期的かつ計画的なバージョンアップメンテナンスが運用上の必須事項となっております。

詳細はMirantis社のメンテナンスライフサイクルページをご参照ください。

※MCRはバージョンアップに伴い、古いバージョンのOSはサポートがなくなる場合がございますので、OSの定期的なバージョンアップも必要となります。詳細はリリースノート内の compatibility matrixページをご参照ください。

現在サポートが終了している(EOL)バージョン

MKE、MSR、MCRのEOLバージョンはこちら

次にサポートが終了するバージョン

  • MSR 2.9.z (2026-DEC-01)
  • MCR 25.y.z (2026-DEC-04)
  • MKE 3.8.z (2026-DEC-04)

◆ EOL予定の製品をご利用中の場合は、計画的なバージョンアップをお願いいたします。

お問い合わせ

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