スクラムフェス大阪2025で、アジャイルのカタについて登壇してきました

2025年7月18日-19日に開催されたスクラムフェス大阪2025で、アジャイルのカタをテーマに登壇してきました。その資料を公開します。


合わせて、登壇後にいくつかの質問や感想を頂いたので、ピックアップして載せておきます。

改善のカタなどは紹介されていたけど、アジャイルのカタとは何かが分からなかった

発表中では、時間の関係上割愛したので、アジャイル要素がほぼなくなってました。公開資料では、アジャイルの要素を追加しているので、少しはイメージしやすくなっているかもしれません。

自分の理解では、安定したシステムの製造業ではあまり考えなくてもよかったけど、アジャイルが対象とする複雑な領域に対処する際に考慮が必要になってくるもの(価値があるものとは何か?や、複数人での効果的なコラボレーションなど)が、アジャイルのカタでサポートされているというイメージです。

Do Agileとの関係は?

カタはあくまでパターンで、そこを出発点として自分で考えていくもので、フレームワークのようにあらかじめ決まったルールはほとんどないです。そのため、何か決まったものをDoするだけ、のような状態にはなりづらいと考えています。

レトロスペクティブ時の問いかけで使うと、よさそうだと感じました

はい、分かりやすいですよね。実際に、レトロスペクティブのときもこの流れに沿って意見・アイデア出しすることもやっています。

自分がコーチとして、自然にやっていることだと感じた

はい、うまくやろうとしたら、似たようなやり方をやっている人も多いと思います。アジャイルのカタでは、暗黙的にうまくやってるものを言語化して認識しやすくしているというのも、一つのいいところかと思っています。

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