Neo4j認定を受けて限定Tシャツをもらおう 〜Neo4j Graph Data Science認定に合格した話〜

はじめに
こんにちは。1年半ぶりに育休から復帰し、4月から社会復帰した浦島太郎エンジニアです。
最近、Neo4jの認定試験の1つである「Neo4j Graph Data Science Certification」に合格しました。

Neo4jとは、データ同士の「つながり」を直感的に扱えるグラフデータベースです。
Neo4jには公式の認定試験が2種類あります。
今回はこの2つの認定試験について、
- 試験の内容
- どうやって勉強したか
- Tシャツの話(?)
など、実際に受けた感想を交えてご紹介します。
Neo4j認定試験について
Neo4jの認定試験は現在(2025年7月時点)、以下の2種類があります:
- Neo4j Certified Professional
Cypher、グラフモデリング、トランザクションアプリケーションを扱う開発者とアーキテクト向け - Neo4j Graph Data Science Certification
データサイエンティストや機械学習エンジニアなど、グラフを用いた分析・予測・洞察に関わる人向け
どちらもオンライン・無料で受けられます。
試験時間は1時間で、選択式の問題が出題され、80%以上の正答で合格です。
英語で出題されますが、ブラウザの翻訳機能を使えば、日本語に直して進めることもできます。
そして事前学習にはNeo4j Graph Academyがおすすめです。
これはオンラインで無料で受講できる学習コンテンツで、Neo4jの環境構築も不要ですぐに始められます。
グラフデータベースの基礎からアプリケーション構築、グラフアルゴリズムまで、分かりやすいテキストや動画、クイズで体系的に学べます。
Neo4j Certified Professional
この試験では、Cypherクエリ、データモデリング、データインポートなど、Neo4jの基本的な機能について問われます。
Neo4jに触れたことがない人や、グラフデータベースについて知らない人でも、Graph AcademyでNeo4jの基礎やCypherの基礎講座を受講していけば、この「Neo4j Certified Professional」に合格できる知識が身につきます。
私が受験したのは約3年前。グラフデータベースという単語すら聞いたことのない状態からGraph Academyで勉強を始めて、数か月で取得することができました。
Tシャツの話
合格者には、限定Tシャツが無料でもらえるキャンペーンをやっています。
私も貰って犬の散歩の時に着ていました。ただ選べるサイズが豊富すぎるがゆえに?サイズ選びを間違えて届いたのはピチピチT...!これからもらう方はサイズは慎重に選びましょう。
デザインは毎年変わるみたいなので、もう一度合格して貰おうかと思いましたが貰えるのは1人1回まででした。残念。
2024年のデザインはこちら:Neo4j Certified Professional Tシャツ
Neo4j Graph Data Science Certification
この試験は、グラフ分析や機械学習の知識が問われます。
出題範囲(一部):
- グラフアルゴリズムの理解(ページランク、ルーヴァン、ノード類似度など)
- GDSパイプラインの構築と使用方法
- データインポート、パフォーマンス最適化
こちらもGraph Academyで用意されている「Graph Data Science Fundamentals」や「Path Finding」などのコースを通じて学習可能です。
アルゴリズム名とその用途、特徴について詳しく聞かれるので、Graph Academy以外にNeo4jの公式ドキュメントも併用して学習することをおすすめします。
覚えるアルゴリズムが多く、私は泣きながら繰り返し復習することで(1回落ちて再受験しました)合格することができました。
悲しいことにこちらは合格してもTシャツはもらえません...。
まとめ
今回はNeo4jの2つの認定試験について紹介しました。
- まずはNeo4j Graph Academyで学習スタート
- 「Neo4j Certified Professional」はグラフ初心者にもおすすめ(しかもTシャツあり)
- 「Neo4j Graph Data Science Certification」はさらに一歩踏み込みたい方にぴったり
グラフデータベースに興味がある方や、技術の幅を広げたい方には、どちらも挑戦する価値ありです。
私とおそろいTシャツを着て犬の散歩に出掛けましょう。