常識を越えた一体感が生んだ奇跡「CL All Hands 2026 in 宮古島 」〜CLメンバーの底力を見せた、作戦会議メンバーの舞台裏〜

こんにちは、クリエーションラインCHROの小笠原です。
6月24日〜26日、沖縄県・宮古島にて全社イベント「CL All Hands 2026」が無事終了しました。中途入社メンバーはもちろん、新卒内定承諾者も含めた全社員が参加対象の、年に一度の一大イベント。今年のテーマは「常識を越えていけ〜自己解放と自己変革、そして一体感の進化」でした。
CL All Hands 2026 in 宮古島の様子は、代表の安田がブログを作成しています。なのでこのブログでは、作戦会議(運営チーム)のファシリテータを担ってきた私の視点から、舞台裏のドラマをお届けします。……が、正直に言うと、この記事にはもう一つの狙いがあります。それは、「クリエーションラインって、どんな会社?」——その答えが、この3日間にすべて詰まっていたからのです。イベントレポートを通じて、CLの魅力が伝わると良いなと思っています。
「やらされ仕事」が一つもない 1月下旬、17名の熱意から始まった作戦会議
今年のCL All Handsの準備は、年明け早々の1月下旬、17名の有志メンバーからスタートしました。
この「有志」という言葉に、CLらしさが凝縮されています。誰かに任命されたわけでも、業務命令が下ったわけでもありません。「面白そう・やりがいがありそう、だからやる」——それだけで人が集まるのが、クリエーションラインです。
昨年の成功体験を踏まえ、今年は早い段階からイベントごとにチームを分けることが決まりました。「初日・前夜祭」「2日目・日中イベント」「2日目の懇親会」「最終日のエンディング」——それぞれのチームが3月頃から動き出し、月に一度の全体MTGで進捗を共有しながら、着実に準備を積み重ねていきました。
そして、開催2ヶ月前の4月下旬のWeekly朝会で、各チームのコンテンツの進捗状況が初めて全体に共有されました。
- 初日夜:MBTIをヒントに、できるだけ性格適性の近いメンバーで集まる懇親会
- 2日目日中:当日だけの特別チームに分かれて宮古島中を旅する「宮古島QUEST」
- 2日目夜:人と人がつながり、石を交換してブレスレットを作る「ムトゥコネクト」
- 3日目午前:まだ知らない自分を発見し、1年後の自分に手紙を書く「覚醒へのロードマップ」
そして、各チームがバラバラに走らないようにするために、企画統合チームを結成。イベント全体を通して「常識を越えていく」というテーマが一気通貫で体現されるよう、ベクトルを合わせていきました。

「つながる」をデザインする。3日間のコンテンツの工夫
台風の話をする前に、今年のコンテンツについても触れておきたいと思います。実は参加メンバーの約3割が入社1年以内、作戦会議がとくに力を入れたのが「接点のない人たちをどうつなぐか」というデザインでした。
初日・前夜祭
席に分かれて着席のパーティ。席に座っているのはチームもバラバラ、初めて顔をあわせるメンバーもたくさん。サイコロを振ってトークテーマを決め、席のメンバーで話し合うスタイルを採用。MBTIなどからヒントを得て「なんとなく話しやすい」と感じる相手と最初につながることで、その後の3日間の土台が生まれる。小さな工夫ですが、確かな効果がありました。
また、内定者の紹介や新入社員の7月からの配属発表をこの前夜祭で行うという大胆な企画。CLの新卒配属は新人とチームのマッチングで決まる方式、この発表はとても盛り上がりました。
2日目・夜の懇親会「ムトゥコネクト」
今年ならではの名物企画です。参加者一人ひとりが20個のブレスレット素材を持ち、会場を歩き回りながらお互いに交換し合う。ルールはシンプルですが、これが「普段あまり話せていなかった人」と自然に関わるきっかけになりました。ブレスレットが手首に増えていくたびに、新しいつながりが生まれていく感覚。「ムトゥ(魂)」という名にふさわしい時間でした。
最終日・午前「仲間からあなたに送る覚醒のロードマップ」
まず自分自身の課題や悩みを言葉にして披露するところから始まります。それに対してチームメンバーがポジティブな言葉に変換し、全員で向き合っていく。その流れの中で、あらためて「自分がこの1年でチャレンジしたいこと」を文字や文章にして宣言する——そんな設計でした。宮古島での3日間の最後に、自分の言葉で未来を描く。余韻の残るプログラムでした。

まさかの台風直撃、それでも全員が「常識を越えて」いった5日間の記録
開催2日前——31名のキャンセルと、業務の合間に動き続けたチーム
実は今回のCL All Hands、本番が始まる前から試練は始まっていました。
台風7号の接近が報じられる中、参加するかどうかは会社の方針で本人の意思に委ねられました。その結果、開催2日前に31名がキャンセルとなりました。当然、このための対応が発生します。
その対応をやり切った、ロジを担当していたメンバーは本当にすごかったです。JTBさんへのキャンセル連絡、バスやレンタカーの配置変更、宿泊手配の調整——これらすべてを、通常業務をこなしながら2営業日の間に粛々と進めていってくれました。
開催日初日——宮古島に着いて初めて知った「台風の現実」
そして迎えた現地。宮古島に入ってみて初めて実感したことは、現地は前もって万全の対策をするということ。2日目が最も台風が接近するタイミング。勢力は衰えてはいましたが、学校が休業になり、お店が次々と臨時休業になっていく。そして、現地業者から電話や、会場からの連絡相次いで入ってきました。「レンタカーの貸し出しが難しくなりそうです」「暴風警報が出ると外出禁止になり、お店を開けられません」——2日目の目玉企画「宮古島QUEST」の開催自体が、刻一刻と不透明になっていく。
1日目の夕方、最初に声を上げたのは私でした。宮古島QUESTを運営する、QUESTチームと話し合い、苦渋の決断として外への外出を中止にすることを決めました。
一晩で動いたQUESTチームの「速さ」と「丁寧さ」
ここからのQUESTチームの動きが、本当に鮮やかでした。
まず、参加者全員へ丁寧に状況を説明する連絡を入れる。不安を煽らないよう、言葉を選びながら。そして翌朝のプログラムを考え直すにあたって、メンバーの声を拾うために「2日目何をやりたいかボード」をホテルのロビーに設置。そこに書き込まれたアイデアを参考にしながら、夜のうちにコンテンツを練り直していました。

その結果生まれたのが、宮古島を巡る「QUEST」から、ホテル内で短時間に集中して成果を出す「1日ワーク形式」へのシフトです。初日の懇親会が盛り上がり、様々な部屋で懇親会で盛り上がる最中、運営メンバーから次のようなSlackでアナウンスがされました。


宮古島を巡る「QUEST」から、ホテル内で短時間に集中して成果を出す「WORK」へ。一夜にして、まったく新しい1日が設計されていました。
運営メンバーへのRespectが、参加メンバーの心を動かした
このメッセージを受け取ったCLメンバーたちの反応が、またすごかった。
台風という自然には抗えない。それはみんなわかっていました。だからこそ、「この1日を充実させたい」という気持ちが自然と湧き上がってきていました。ワーク開始早々、短い時間でどうやったら最高の成果を出せるか、真剣に考え始めた。そして何より、一晩でここまで考え抜いた運営メンバーへのRespectが、全員の背中を押しました。
「こういう1日にします」と堂々と伝えてきた運営チームの姿勢が、参加者一人ひとりの姿勢を変えていったのです。「だったら自分たちも全力でやろう」——参加メンバーがそれぞれの持ち場でエンジンをかけ直し、台風の日のホテルの中が、熱気に包まれていきました。
自然の猛威という「予測不能な壁」すらも、全員の力で「常識を越える体験」に変えた瞬間でした。アジャイルやDevOpsを事業の柱とする会社ですが、「変化への適応」は仕事のスキルである前に、CLメンバーの生き方そのものなんだと、改めて実感しました。

終わってみれば、最高のフィードバックが!
イベントの最後は、全メンバーによるアンケートタイム。そのアンケートには、運営メンバーへの称賛コメントが数多く寄せられました。
- 「台風のなかでスケジュールが乱れたにもかかわらずスムーズな進行をしていただいた運営のみなさんへの感謝をまず第一に伝えたいです。」
- 「天候で予定通り行かなかった中、運営の方々の軌道修正がとてもすごかったと感じました。ありがとうございました。」
- 「特に無いです。運営委員の方々本当にお疲れ様でした。色々大変だったと思いますが、皆が楽しめたのは皆さんのおかげです。ありがとうございました。」
運営メンバー一人ひとりには大きな達成感と笑顔が。そして、気がついたら空はすっかり晴れていました。
最後に
クリエーションラインにはもともと、主体性の高いメンバーが集まっています。作戦会議も、イベント本番も、当初から手応えがありました。それでも、台風という想定外の試練が待っていた。
意見がぶつかり合う場面もありました。思うようにいかないこともありました。それでも全員が柔軟に動き、一緒に乗り越えた。終わってみれば、大きな達成感と、お互いへの深い感謝が残っていました。そして作戦会議メンバーの間には、言葉にしなくてもわかり合える確かな一体感が生まれていました。
「常識を越えていけ」——このテーマが、まさかこんな形で体現されることになるとは、誰も思っていなかったはずです。だからこそこの経験で得た自信は、クリエーションラインという組織の新しい地力になっていくと信じています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
