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オンライン研修認定アジャイルリーダーシップ I (CAL1) に参加してきました! #agile #cal1

 ★ 50

先日2020/9/8-10の3日間、アギレルゴコンサルティング株式会社が開催するオンライン研修認定アジャイルリーダーシップ I (CAL1)に参加しました。
講師はマイケル・サホタさんです。
この研修は良い意味で期待を裏切られた感じで、かなり色々と考えさせられました。
他の多くの参加者は心をえぐられていたようです…(講師のサホタさんは言葉も雰囲気もめっちゃ優しいです)
というわけで、ネタバレしない程度に研修の内容と、自分が感じたこと・考えたことなどを書いていこうと思います!

何はともあれ、まだまだ伸び代だらけだぞ自分!!

一番強く感じたメッセージ

細かいことは置いといて、研修を通して強く感じたメッセージが3つあったのでまずは紹介させてもらいます。

1. 構造やシステムではなく文化を変える
2. 組織や人をしっかり見つめる
3. 自分から始める

研修前は 「組織を変えていくためのコツややり方」といった具体的なヒントが聞けるのでは」 という所を期待していました。
だがしかし!!
そういった近道はなく 「何よりもまずは自分!自分のリーダーリップレベルを上げねば!!」 と思った3日間でした!

1.構造やシステムではなく文化を変える

組織を変革する場合、「構造やシステムを変える」 という始め方と 「人々の考え方や文化を変える」 という大きく2パターンの始め方があると思います。

構造やシステムから変えるアプローチ

具体的には、Scrumというフレームワーク、ペアプロやTDDといったプラクティス、K8sなどのツール、組織・チームの再編、などから始めるものです。
見た目から分かりやすく変わるので変化を体感しやすく、割と早めに効果が上がるのも特徴かなと思います。
(あまり理解せずやると逆効果になることもありますが…)
「Agile開発せよ!」と管理職から指示されたチームリーダーが「良く分からないけどScrumってのをやってみるか…」といった時に取られるのもこのアプローチだと思います。
また、RSGTとかに参加した参加者がめっちゃモチベーション上がって「オレもScrumやったる!!」となった場合もこのアプローチが多い気がします。

人々の考え方や文化から変えるアプローチ(こっちがオススメ)

AgileやScrumの価値観や考え方を理解する所から始めるアプローチです。
最初は分かりやすい変化がないかもしれませんが、具体的なやり方を実践した時の効果が圧倒的に変わってくるとのことです。
めっちゃ納得ですし、よりAgileな進め方な気がしました。
サホタさんがオススメしているのはこちらのアプローチです。
とは言え、新しいものを取り入れていく時にこのアプローチを取れるところは非常に少ないんじゃないかと思います。
(ただ「楽しくやろうよウェイウェイ」って言ってるのは違うと思います)

笹の考え

あくまでも現時点の私の考えですが…
「考え方や文化は重要だけど単体で理解することは難しいので、理解する手助けとしてプラクティスを利用するのは良さそう」
と思っています(図で言う「もう一つのルート」)。
例えばスクラムをやりながら、重要な価値を体感することで理解していくような感じです。
もうちょっと言うと、構造と文化は行き来してより理解し、より上手にやれるようになっていくのかなと思っています。
(プラクティスが目的になった時に戻してくれる人が必要だとは思います)

この研修では 「文化から始めよ」 と一貫して言われていて、納得なんですが難しいよなぁ…と思っていたりします。
支援をお願いされるようなタイミングでは、 「構造やシステムを変える」 アプローチから始めざるを得ない状況に追い込まれている時もあります。
そもそも「変えなければマズい!」になる前に「少しずつ変えていく」のが重要なんですよね。
「変革」ではなく「成長」という言葉も記憶に残っていて、徐々に成長することで大きな変革を避けれるようにしていきたいなぁと思いました。

では次に、成長の道筋について記載していこうと思います。

2.組織や人をしっかり見つめる

「文化を変える」というのに自分が合意したとしても、他の人・チームはまだ心の準備が出来ていないことがあります。
むしろ、みんなの気持ちが揃っていることはないと思います。
まだ準備が出来ていないタイミングで無理やり新しい事を始めようとすると抵抗に合います。
自分の経験でも思い当たる節がありまくりで、「相手に押し返されるのは自分が押しているからだ」というのはまさに「せやな!!」と思いました!

チームやメンバーの状態を理解するための手順

理解する手順としてこんなモデルを使って説明されていました(自分の言葉で書きます)。

  1. 良い関係性を築けているか?
  2. メンバーが心身ともに成長する準備ができているか?
  3. なぜ成長する必要があるかについて腹落ちしているか?
  4. 考え方や文化から変えていく準備ができているか?
  5. リーダーシップを持った「自分」から変わる覚悟はできているか?

チームやメンバーがどんな状態にいるか、1から順に確認していき、全てYesなら進めていきましょう!というものでした。

状態を理解した後に重要なこと 「STOP」

前述のモデルの確認において途中でNoが出た場合、無理やり進めず止めましょうということです。
Agileを推進するような立場になった方からすると非常に難しい決断かもしれません。
無理やり敢行することは「押し付ける」行為になるので「押し返されます」。
すぐにやりたい気持ちはすごく分かるんですが、種まきは時期や土壌が重要なので良い季節と良い土ができるのを待ちましょう!
(思い当たる節がありまくる)

3.自分から始める

個人的にはこのメッセージを一番強く受け取りました。
変革・成長を行う上で「どこから始めるのか?」という話があると思います。
よくある話は、「経営などのトップから」と「開発現場のボトムから」の2パターンですかね?
今回の研修ではトップでもボトムでもミドルでもなく、「まずは 自分 が変わるんだよ!」と言われました。
現時点での己のリーダーシップの限界を知ることが重要ということで「4A」というモデルが紹介されていました。

4Aとは

4Aとは現時点での自分自身を理解するためのガイドです。
下記手順に記載した4つのAをじっくり実施することで現時点での限界を知ることができます。

  1. Awareness(認識する)
  2. Acceptance(受け入れる)
  3. Aspiration(望む)
  4. Ask for help(助けを求める)

4A」の詳しい話はリンク先を確認してもらうのが良いと思います。
研修中に実際にやってみたんですが、参加者は結構心をえぐられていたようでしたw
個人的には「伸び代だらけのオレに期待しかない!」という感じでした!

自分から始めた後の話

こんな順番で成長・変化していこうという話でした。
リーダーについては会社のトップというわけではなく、チームであったり部署であったり、規模は様々です。

  1. 自分を成長させる
  2. リーダーを支援する
  3. リーダー達と文化を変える
  4. やり方を導入する(アジャイル開発など)
  5. 良い結果に繋がる(良いプロダクトなど)

ここでも重要になってくるのは、リーダーやメンバーに押し付けるのではなく、受け入れる準備ができているのか確認するということです。
しっかり関係性を作り、自分自身がリーダーとしての考え方や振る舞いを実践することが重要になってくると思います。

まとめ

色々考えさせられたとても良い研修でした!
当たり前と思えることもありましたが、それを自分ができているかは別の話で伸び代はたくさんあることが認識できました。
私はアジャイルコーチという視点で受講し、変革・成長のヒントをもらえました。
即効性のあるプラクティスのようなものはないと思いますが、もっと根底にある大事なモノを学べると思います。
チームや部署のリーダー・マネージャー、経営層はもちろんですが、特別な役職はなくてもチームをよりよくしていきたいと思っている方にオススメです。

特に肩に力が入っている方には良い気がしますw
研修後にDiscordで感想戦ができたのも良かったです。
理解が深まるという面だけでなく、オンライン研修で失われがちな参加者同士のコミュニケーションが取れていたのも良かったです!
研修から派生したEmotional Scienceの翻訳も楽しみです!
講師のサホタ夫妻、サポートしてくれた川口さん、松元さん、スタッフのみなさんありがとうございました!

その他

私が研修で記憶に残っているワードや、印象的だったことを雑多に書いておこうと思います。

  • クネビンフレームワーク×ティール組織×マインドセットを合わせて説明していてスゴイ&分かりやすかった!
  • レーザーリスニング(ざっくりいうと反応もせずに聞く)が重要!できる気がしない!
  • カルチャーバブル(他とは異なる特徴を持ったチームや部署)を成長させるのが重要
  • バブル外との関係上、不要に思える作業が発生するがこれは税金である
  • リーダーの最も重要な仕事は文化を産み出しマネジメントすること
  • 文化をマネジメントしないと文化にマネジメントされる
  • 圧倒的に文化は戦略に勝る、戦略は戦術に勝る
  • 目的を考えてアジャイルより深いところにいく
  • ティールにおけるグリーンはレッドやオレンジを含む
  • X/Y理論でいうと、自分はY++理論で毎日臨む
  • 心理的安全性と平等な発言力の2つがいつでも大事
  • 最初から自律的な自己組織チームを狙うのではなく、相互に関係する責任を持ったチームを目指す
  • オンライン研修に向けたサホタさんの設備準備スゴイ!

最後に

この研修に出たいなぁってfacebookで呟いたときの画像を載せておきます。
ナイスリーダーシップ!!(画像の安田さんはうちのCEO)
こんな会社に興味がある方はコチラ!

Author

Sasa Kenta

DevOpsチームのアジャイル好き。毎日宇都宮から通ってます。好きな言葉は「自由」!イベント主催するので参加してくださーい♩♪

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