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RSGT2019にインスパイアされて雑談を全社で1年間やった結果得られたもの #creationline #RSGT2020

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

この記事はRSGT2020アドベントカレンダーのために書きました。
https://adventar.org/calendars/4413

■雑談を始めた背景
今年の年始のRegional Scrum Gathering Tokyo2019

その3日目のクロージングKeynoteが株式会社ヤッホーブルーイングの井手さんでした。

井出さんのセッションに感銘を受け、このようなブログを書きました。
https://www.creationline.com/blog/tadahiro-yasuda/25325

色々と参考になる点も多かったのですが、早速インスパイアされた(マネさせていただいた)のが雑談でした。
そのあとの1回目のWeekly朝会のレポートがこちら。
https://www.creationline.com/lab/25443

まずやってみて「うん。これはいい。継続してみよう。」ということで、1年間継続してみました。
今回は、その内容や効果についてレポートしてみたいと思います。

Weekly朝会の一覧はこちらです。

雑談は23回(リモートワークデイ含む)やりましたが、単に雑談といっても、結構色々と試行錯誤しました。

■時間設定
最初は10分からスタートしたのですが、いまは30分になりました。
はじめのころは10分でも長いと感じてたようですが、いまは30分もあっという間に過ぎてしまうという感想が多いです。短く感じるということで、みなさん雑談を楽しんでいるようです。

■人数
また最初は仕事を一緒にやっている普段のチームメンバーとやってみたり、ランダムに1チーム8人ぐらいにしていたのですが、
人数が多すぎて雑談しにくかったり、聞くだけの人がでてくるということで最近は1チームあたり4〜5名ぐらいにしています。
これぐらいの人数がちょうどいいようです。

■メンバー
またチームは毎週変えるのではなく、3ヶ月毎にチーム変更をしています。
うちでは、雑談タイムを毎週月曜のWeeklyでやっているので、ざっくり30分×12回=360分=6時間。
これぐらい一緒に雑談をやると”人となり”がおおよそ理解できるようになるようです。

■雑談テーマ
今年の10月ぐらいまでは、フリー雑談ということで特になにも利用せず雑談をしていました。
これはこれで雑談が回数ごとに熟成していく感じがしてよかったのですが、話しをする人(得意な人)が、話しする時間が長くなる傾向があるということで、最近は「こころかるた」も活用しながら雑談してもらうようになりました。
http://www.saccess55.co.jp/kobetu/detail/ungame.html
これを使うようになって、話しをする人の偏りがなくなり、また話題も変わるので雑談の活性化につながっているようです。

■雑談にどのような効果があったのか
では、この雑談によって、どのような効果があったのかという話題に入りたいと思います。
まずは、CLメンバーへのアンケート結果です(2019年12月2日実施結果)。

他チームとの交流ができるので続けたいです。普段会話しやすくなるので。
他のチームの人のことを知れる機会になった。
新しい考え方、趣味の開拓など自分の知らない分野に興味が持てるようになった。
雑談で得たつながりが、仕事でのつながりになった。
仕事上、接点がない人と会話出来るようになる。
他のチームと話す機会ができて、話しやすくなった人も増えた
業務でなかなか関われない人と会話が出来るので、雑談した人に話しかけやすくなった
業務であまり関わりのない方とも話す機会があるので、全体的に身近に感じられるようになった。
「**検討ミーティング」というよりも「**ザッソウ」というと最初は雑談から始まり、フラットな感じで色んな人から色んな意見が出ることが多い気がする。
普段話せない人と何気ない会話をするチャンスを与えてくれたと思います。ただ人によっては雑談は雑談、と割り切る方もいらっしゃるようなので業務の延長線上になるんだという意識がすり込めれば尚良いのかなと思いました。
「コミュニケーションを重要視している」という安田さんのメッセージが形になっているので、他の業務でもコミュニケーション(一見無駄話に見えるかもしれないことでも)を取りやすくなった。
普段会話をする機会のない方と雑談をすることによって、仕事の事で聞きたいことがあったときなど質問しやすくなりました。
ふだん話さない方と話す機会になったのでよかったです。特に、お題が書いてあるカードを順番に引いて話すというのは、みなさんの意見が必ず聞けておもしろかったです。
様々なチームの人と話せ、社風も知るきっかけになったので、入社したばかりの時など特に助かりました。
入社が浅い自分を快く受け入れてくれて、スベっても大丈夫な環境を提供してくれたおかげで勇気がもらえました。よかったと思います。
同じメンバーで何週もやることで、色々な話ができるのでよかったとも思う。しかし、結局一年間一言も話したことのない人もいるので、もう少し早いサイクルでメンバーを入れ替えても良いかと思う。あと、事前にチームを割り振っておいた方が、顔見知りだらけのチームとかを防げるのかもと思う。
今まで仕事で接することがなかった人との話題ができたり、身近に感じることができるようになりました。
みんなのことがよく知ってて、仕事しやすい。よりいい雰囲気で仕事ができる。

またうちでは、wevoxというツールを利用してエンゲージメントスコアを調査しているのですが、これが雑談を開始した1月からのエンゲージメントスコアのグラフです。

ざっくりですが、右肩上がりになっているのが確認できると思います。
もちろん雑談だけの効果ではないと思いますが、雑談がエンゲージメントスコアアップの要因のひとつになっているのは間違いないと思います。

■RSGT2020登壇!
ということで、クリエーションラインにとって色々と変化のきっかけとなっているRegional Scrum Gathering Tokyoなのですが、
今回大変光栄なことにRegional Scrum Gathering Tokyo 2020に登壇させていただくことになりました!
本当に嬉しくて、いまからドキドキとワクワクが止まりません。

本当は今回の内容もRSGT2020でのセッションのネタにしようとおもっていたのですがセッション時間が20分ということもあり、
この内容についてはさらっと触れることしかできないため、せっかくですのでRegional Scrum Gathering Tokyo Advent Calendar 2019にエントリーすることにいたしました。

ということで、
https://confengine.com/regional-scrum-gathering-tokyo-2020/proposal/11835/joyinc3
2020年1月9日(二日目)13:00~13:20です。
本当にいまからドキドキとワクワクが止まりません。
今年の正月は、正直気分が休まりませんw 
私の正月は、1月10日からとなりますm(_ _)m
 

Author

代表取締役社長です。会社のみんなが快適に楽しく過ごせるにはどうしたら良いのかをいつも考えています。
最近8歳の息子はクワガタ虫にハマってしまい、虫取りに連れてけ連れてけとわーわー騒ぎます。「うるさいなー」と思いながらも、この可愛さはいつまで続くのかなぁと感慨深く噛み締めてます。

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