fbpx

GitLab 14.10 製品アップデートニュースレター #GitLab #GitLabjp

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

▼本記事は5月上旬にお送りしたメール内容を掲載しています。メルマガの登録はこちら。▼

製品アップデート

2022年4月にリリースされたGitLab 14.10の製品アップデートをお知らせします。同月に追加された25以上の新機能のうち、主なものを抜粋して紹介しています。この内容はGitLab社のリリースブログを要約したものです。

本リリースは14シリーズの最終バージョンです。来月には15.0へのメジャーバージョンアップが予定されています。GitLabのサポート対象は2つ前のメジャーバージョンまでですので、GitLab 12.xをご利用中の場合は、できるだけ早くにGitLab 13.x以上へアップデートしてください。

Kubernetes用のGitLab Runner Operator / GitLab Runner Operator for Kubernetes

GitLab 13.10 でRed Hat OpenShift コンテナ・プラットフォーム用のGitLab Runner Operator をリリースしました。本バージョンでは、OpenShift以外のKubernetesクラスタで使用できるGitLab Runner Operatorがリリースされました。
これにより、Operator Frameworkの自動化と管理が可能になり、Kubernetesクラスタ上でのRunnerの継続的な管理が簡素化できます。
このGitLab Runner Operatorは、OperatorHub.ioで公開されています。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
詳細に関する動画はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

GitHubからのインポートの保存先が、デフォルトで現在のグループパスに / Importing from GitHub defaults to the current group path

GitHubからインポートする場合、本バージョンでは、インポートしたプロジェクトのデフォルトの保存先を、インポートを開始したGitLab グループに変更しました。以前は、個人のネームスペースにインポートされていました。これによって、より直感的にプロジェクトをインポートすることができ、インポートしたプロジェクトが紛らわしい場所に配置されなくなります。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
詳細に関する動画はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

リポジトリの増分バックアップでバックアップ時間を短縮 / Incremental repository backups reduce backup time

Self-managed版をご利用のお客様に、リポジトリの増分バックアップ機能をMVC (必要最小限の変更) として提供します。少なくとも1回のフルバックアップを行った後、前回のバックアップ以降の変更点のみの増分バックアップを実行することができます。これにより、バックアップにかかる時間が劇的に短縮されます。
現在この機能は利用可能ですが、各バックアップが前回のバックアップを上書きすることを理解した上でご利用ください。
この機能の進捗については、リポジトリレベルの増分バックアップのエピックをご覧ください。

この機能は、Self-managedでのみご利用いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

SASTでのJavaスキャンの高速化と簡便化 / Faster, easier Java scanning in SAST

GitLab の静的アプリケーションセキュリティテスト (SAST) は、これまでの Go (GitLab 14.4~) と JavaScript, TypeScript, Python (GitLab 13.12~) のサポートに加えて、JavaコードのスキャンにSemgrepを使用できるようになりました。Semgrepベースのアナライザーは、従来のSpotBugsベースのアナライザーよりも大幅に速く、我々のテストでは7倍速く実行されました。また、スキャン前にコードをコンパイルする必要がないため、SpotBugsよりもはるかにシンプルに使用することができます。
従来のルールはSemgrep形式に変換し、大部分を保持するとともに、更新、改良、テストを行いました。
本バージョンでは、GitLab標準のSASTテンプレート(SAST.gitlab-ci.yml)を使用すると、Javaコードが検出されたときにSemgrepとSpotBugsの両方が実行されます。GitLab 15.0では、Javaコードに対してはSemgrepベースのアナライザーのみを実行するようにします。Groovy、Kotlin、Scalaなど他のJVM言語に対しては引き続きSpotBugsベースのアナライザーを実行します。新しいSemgrepベースのJavaスキャンについて、質問、フィードバック、問題があれば、イシューを提出してください。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

デプロイメント承認APIにおける複数の承認ルール / Multiple approval rules for deployment approvals API

これまでデプロイメントの承認では、デプロイを実行する権限とデプロイを承認する権限の両方を 1 つのユーザ リストで制御するというシンプルなモデルをサポートしていました。今回のアップデートでは、API を使用して複数レベルの制御を指定できるようになり、ルールの柔軟性が向上しました。サポートされるようになったモデルの 1 つは、組織内でデプロイの実行者と承認者の間に職務の分担がある場合です。また、QA テスターグループとセキュリティグループなど、複数のレベルで別々に承認が必要なモデルもサポートされます。

この機能は、SaaSおよびSelf-managedのPremium以上でご利用いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

プロジェクトリストのソートが実際の最終更新日順に / Project list: order by real last update

プロジェクトリストでは、最終更新日の計算方法が表示とソートで異なっており、表示通りの順にソートされない問題がありました。本バージョンではこれが統一され、表示された最終更新日に従ってソートされるようになりました。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

機能削除 / Deprecations by milestone

次の15.0 (5月22日リリース予定) で多くの機能削除が予定されています。ご利用中の機能が対象になっていないか、事前に下記をご確認ください。
Deprecations by milestone | GitLab

Git、GitLabトレーニング情報!

Git、GitLabを使い始めたばかりの方、これから使う予定の方が基本機能をハンズオン形式で学べるオンライトレーニングです。Git、GitLabのエキスパートがわかりやすく、丁寧にご説明します。

◆[初級]GitLabトレーニング 2022年6月28日(火)・29日(水)開催
>>GitLabトレーニングの詳細はこちら<<

◆[初級]Gitトレーニング 2022年9月6日(火)・7日(水)開催
>>Gitトレーニングの詳細はこちら<<

GitLab導入事例のご紹介

東京海上日動システムズ株式会社様における GitLab事例を公開しています。
◆「国内最大規模となる 4,000 ユーザーの GitLab環境を構築し「システム改定コスト7 割減」など各種の導入効果を実現」
>>GitLab導入事例はこちら<<

また、京セラ株式会社様における GitLab事例も公開しています。
◆「データ駆動型社会の実現に寄与する“自律型協働ロボット”の開発を進める京セラ ロボティクス事業部が開発基盤の中核としてGitLabを採用」
>>GitLab導入事例はこちら<<

New call-to-action
新規CTA