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【事例】大手保険会社がDockerコンテナで実現できたオンプレミスとクラウドのハイブリッド
#クラウド移行 #Docker #モダナイズ #コンテナ化

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本稿は、Mirantis ケーススタディ「For Liberty Mutual, the openness and flexibility of the cloud means better business outcomes」を翻訳・編集したものです。原文の記事は2019年11月5日にDockerブログで公開されたものです。

 

米国の大手保険会社であるリバティ・ミューチュアル社で、コンテナ化とクラウド移行によってどのようにビジネス成果を上げているかについて話を伺いました。話を伺った当時、彼らはアプリケーションの約30%をクラウドに移行していました。同社がクラウドとコンテナを利用することで得た大きなメリットの1つは、開発者がアプリケーションの開発やデプロイを迅速に行えるようになったことです。これにより顧客に対し、より価値あるビジネス成果を届けることができるようになったそうです。

インタビューのダイジェストはこちらの動画でもご覧になれます。

サービスに革新をもたらす技術

Mark Cressey氏(ITホスティングサービス統括部長):
当社ではテクノロジーとデジタル化によって、人生という大きな旅路の中でお客様と深く関わりサポートできるようになりました。何をすれば真にお客様の役に立てるのかを考えサービスを向上させています。その結果、お客様のニーズをより的確に予測し先手を打てるようになりました。例えばリアルタイム情報を活用し暴風雨の接近をお客様に警告したり、洪水発生が予測される際にお客様に車両を退避させるよう警告したりすることも可能になりました。

クラウドへの移行が重要な理由

Mark Cressey氏:
私たちがマルチクラウドやハイブリッドクラウドへ移行する目的は、開発者がお客様に最高の機能を提供できるようにすることです。それを達成するために、主要なクラウド環境すべてにおいて最新のイノベーションを十全に活用する必要があります。そこでアプリケーションの構築とデプロイをする方法の中で、最も可搬性の高いものを選択する必要がありました。

Honey Williams氏(エンジニアリングディレクター):
クラウドに移行したことで、開発者は自分のコードをいつデプロイするか、問題を修正するためにイメージのアップグレードをいつ行うかなどを自ら決定できるようになりました。これにより開発者間での引き継ぎが減り、ミスも減りました。

レガシーシステムの維持とイノベーションのバランス

Mark Cressey氏:
重要な課題の1つとして、クラウドへの移行と、オンプレミス環境を最新に保つために必要な投資のバランスをとることが挙げられます。ビジネスの依存度が高いアプリケーションの中には、クラウドに移行できないものや、すぐに最新化する予定がないものも数多くあります。クラウド環境と同じように、既存のインフラストラクチャでもデジタル化のアジリティや、市場投入の速さなどの目標を達成する必要があります。

Eric Drobisewski氏(シニアアーキテクト):
既存システムの安定性と安全性を確保するためのレガシー対応の一方で、将来的な成功のためによりデジタルな形式でイノベーションを進めてクラウドに移行していくという点でも、クラウドとオンプレミスのハイブリッド環境を構築しました。クラウドとオンプレミスのバランスを取りながら、両者をうまく連携させることが私たちの大きな課題でした。

レガシーシステムの維持とイノベーションのバランス

Mark Cressey氏:
重要な課題の1つとして、クラウドへの移行と、オンプレミス環境を最新に保つために必要な投資のバランスをとることが挙げられます。ビジネスの依存度が高いアプリケーションの中には、クラウドに移行できないものや、すぐに最新化する予定がないものも数多くあります。クラウド環境と同じように、既存のインフラストラクチャでもデジタル化のアジリティや、市場投入の速さなどの目標を達成する必要があります。

Eric Drobisewski氏(シニアアーキテクト):
既存システムの安定性と安全性を確保するためのレガシー対応の一方で、将来的な成功のためによりデジタルな形式でイノベーションを進めてクラウドに移行していくという点でも、クラウドとオンプレミスのハイブリッド環境を構築しました。クラウドとオンプレミスのバランスを取りながら、両者をうまく連携させることが私たちの大きな課題でした。

Dockerコンテナで実現したハイブリッドジャーニー

Eric Drobisewski氏
私たちは5年前の2014年にDockerと出会いました。つまり私たちは、現在成熟しつつある技術のアーリーアダプターだったわけですね。特にクラウドを視野に入れたとき、アプリケーション開発の運用とセキュリティを向上させる利点をDockerに見出しました。そしてこの4年間、私たちはこのイノベーションの価値を本当に実感しています。

Mark Cressey氏:
Dockerこそが、リバティ・ミューチュアル社のクラウドジャーニーとアプリケーションのモダナイズで重要な役割を担っています。これまでに6,000以上のサービスをDocker上にデプロイしてきました。これにより水平方向の拡張、クラウドへの可搬性の向上、開発環境の簡素化などを実現できました。その結果、開発者はインフラストラクチャの構築という業務から解放され、ビジネスに必要な機能の構築とデプロイに専念できるようになりました。

Eric Drobisewski氏:
コンテナ化とDockerによってもたらされた効果で特に印象的なのは、クラウドネイティブなエコシステムでの運用における柔軟性です。おかげで新たな技術をすばやく取り入れ、開発チームに迅速かつ安全に引き渡し、より大きなビジネス価値をお客様に届けることができるようになりました。

開発者の負担を軽減

Mallory Quaintaince氏(シニアインフラエンジニア):
アプリケーションイメージの中には5GBや6GBのものもあり、「そんなものをなぜコンテナ化するのか」と思われるかもしれません。しかし私たちはコンテナ化の最大のメリットが、ダウンタイムの短縮とデプロイにあることに気づいたのです。デプロイのために長い停止時間を要するどころか、数時間から数分という速さでデプロイできるようになったのですから。
Dockerファイルの書き方・Dockerイメージの作り方・Docker composeファイルの使い方などは開発者が数時間ほどで容易に習得できるため、導入のハードルは非常に低くなっています。

Honey Williams氏:
Dockerを採用したことによって開発者に大きな利益がもたらされました。Dockerを使って開発者はコードを簡単にデプロイできるようになったのです。それは、まるで魔法のようです。これこそが開発チームが求めていたものでした。コードをどこに置くか、どのように実行するかといった余計な心配をしなくて済むように、Dockerが必要なものすべてを与えてくれました。

※Docker Enterprise事業は2019年11月14日にMirantis社によって買収されました。
当時のDocker Enterprise製品は、現在は下記のように名称変更されています。

Mirantis製品に関するお問い合わせはこちら

 

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