エグゼクティブ向けAI駆動開発実装体験ラウンドテーブル開催レポート!

クリエーションラインでは、エンタープライズ企業のAI駆動開発を支援する立場から、2024年からエンジニアチームや企画部門の方向けにワークショップやハンズオントレーニングを開催してきました。

今回は新たな取り組みとして、CxO・部門リーダーといったマネジメントの皆さま向けのワークショップを開催しましたのでレポートしたいと思います!

マネジメントの方が実際に手を動かしてAI駆動開発を体験してもらうことで、組織全体での取り組みに活かしてもらいたいと考えています。

未来を創るブレックファスト・ワークショップ

エグゼクティブ向けということで、忙しい時間の合間に参加いただけるよう、早朝8時から10時の2時間で体験頂けるプログラムにしました!(運営スタッフは朝早くて大変でした(笑))

このワークショップのゴールは「朝の2時間でWebサービスを開発し、全世界に公開する」ことです。ソフトウェア開発の経験がなくても参加できる設計で、PC端末は主催側でご用意しました。(一部持ち込みにも対応)

■ 日時:2026年4月 8:00〜10:00(軽食付き)
■ 会場:東京ステーションホテル(東京駅直結)
■ 形式:ハンズオン・ワークショップ(実践型個人ワーク)
■ 参加:エンタープライズ企業のマネージャー職の皆様 9名

開催の様子(最初にワークショップの内容を説明中です)

仕様駆動開発で作る備品管理アプリ

今回、仕様駆動開発を体験頂くために、開発するお題のアプリはこちらで設定させて頂きました。流れとしてAI-DLC手法を用いてAIと対話しながら仕様を固めていきました。ザックり概要をお伝えします。

備品管理アプリ

スマホでQRコードを読み取って、備品の貸出・返却を記録できる管理アプリ

開発機能

  • 備品マスタ管理(登録・編集、QRコード発行)
  • QRコードをスマホで読み取って貸出/返却
  • 貸出状況・履歴の可視化、返却期限アラート

利用ツール

Anthropic Claude Code

Anthropic社が提供しているCLIベースのアプリケーション開発環境で、Git worktree等の機能を用いながら並行開発など使いこなすとかなりのパフォーマンスを発揮されます。

開発手法

エンタープライズの開発現場で採用が進んでいる仕様駆動開発を採用しました。

仕様駆動開発として弊社でも取り組みを進めている「AI-DLC」(AI-Driven Development Life Cycle)というプロセスで開発を行って頂きました。

AI-DLCはAWS社が提唱しているもので、要件定義からAIと伴走しながら進める新しいAI駆動開発の手法となります。

AI-DLC
AIを中心に据えて、人間がAIからの質問に回答することによってソフトウェア開発を行う」

※AI-DLCの内容はこちらのブログも参考にしていただければと思います。 URL

クリエーションラインのエンジニアによるサポート

今回、参加者の方二人につき1名のエンジニアがサポートさせて頂きました。

ご自身のPC利用の希望にも対応しましたので環境設定回りは少し詰まる部分もありましたが、参加者全員の方が備品管理アプリを作成しリリース頂きました!

参加者の方はエンジニア出身の方もそうでない方もおられましたが、一度リリースした後に追加の機能をAIに指示するなどいろいろと試していただき、AIと対話しながら作る世界観を体験頂くことができました。

参加者の声

AIによるソフトウェア開発の世界観が体験出来て良かった。お客様に提供する上では品質担保の観点では不安もあり、品質をプロセスで担保する仕組みも必要だと感じた。 (自動車会社 DX部門 室長

サービスデザインフェーズと、実装フェーズの両方で使えると感じた。今後はサービスデザインフェーズでBizメンバーにPoCでお客さんお見せするなどのユースケースで使うなど社内での検討を進めたいと思う。(総合電気メーカー システム開発部長)

AI駆動開発の言葉はキャッチアップしていたが、実際やってみたことは始めてでAI駆動開発のイメージが持てた。社内ではメインフレームなども残っているが、新しい開発スタイルは取り入れていく必要を感じた。(自動車関連会社 システム開発室長)

今回、早朝からご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました!

マネジメント層の「実体験」が、組織を動かす

後日、参加者の方にフィードバックをヒアリングさせて頂きました。

その中で感じたのは、実際の手を動かして実装する体験の力の大きさです。

「AI駆動開発」という言葉を知っていても、それがどんな感覚なのか、組織のどの場面で使えるのか。AIで出来ること/出来ないこと、自社の開発現場での課題が具体性を持って実感できた、というお声を多く頂きました。

クリエーションラインの取り組み

クリエーションラインでは、今回のエグゼクティブ向け以外にも、

企画や業務部門など非エンジニア向けのワークショップや、技術チーム向けのハンズオントレーニングも実施しています。

組織全体でソフトウェア開発の現場を進化させていくお手伝いをしています。

AI駆動開発の取り組みについてのご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せ頂ければと存じます!

Author

2020年に生まれたCLキャラクター。CL内ではビジネス企画/マーケティングを担当。2024年はCLの取組みや学んだことを中心に発信していきます!アジャイル開発、クラウドネイティブ、AI/機械学習を中心にトレンドを調べたりプロジェクトチームに聞いたりして勉強中!

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