2020年4月にサポート終了するChef製品と、その後のお知らせ #getchef #chef

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2020年4月にサポート終了するChef製品と、その後のお知らせ
Chef Enterprise Automation Stackの導入から、2020年4月で1年を迎えます。このリリースの一部として、Chef社の製品はすべてApache 2ライセンスの下オープンソース化され、Chef社によるテスト済みでエンタープライズ向けのソフトウェアディストリビューション(バイナリ)は、今後商用ライセンス契約の対象となることを発表しました。
Chef社のすべてのソフトウェアは現在、Chef社の商標に関する使用方針に従えば、誰でも構築・修正・配布できます。今後、Chef社のソフトウェア配布物を商用利用するには、エンタープライズライセンスが必要となります。ライセンスモデルの変更に関する詳細は、こちらのFAQをご参照ください。
2020年4月にサポート終了するChef製品とは?
2020年4月30日をもって、Chef社はChef Infra Client 14.x、Chef InSpec 3.x、ChefDK 3.x、Chef Workstation 0.3のサポートを終了します。これらのバージョンに対してはその後、バグ修正やセキュリティ更新を行いません。これらはサポートのある最後の無料版となるため、このことは極めて重要です。
2020年5月1日以降は、サポートと保証付きでテスト済みのChef社のソフトウェアを商用利用するには、ライセンスが必要となります。
セキュリティアップデートとパフォーマンスチューニングが確実に受けられることに加え、Chef社がソフトウェアの継続的な改善に専念し、自動化のベストソリューションを提供し続けます。次に、2019年のハイライトをいくつかご紹介します。
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Chef Automate は改良されたIAM機能と、ServiceNowなどのツールとの連携機能を新しく含みます。
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Chef Workstation では、Cookstyleへの多くの更新が行われました。これにより、ユーザのChef Infra Cookbooksを最新のベストプラクティスを反映した状態に保ち続けることの一助となります。また、スムーズなインストール体験を約束するMacOS CatalinaにおけるNotarization(公証)も行われました。
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Chef Infra は、さまざまなOS互換性が改善され、実行スピードを向上し、より広範なラップトップとエンドポイント管理を促進しました。イベントドリブン型の設定変更をより適切に制御することで自動化をより強力にするための、notify groupsなどの新しい機能も加わりました。
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Chef InSpecは、クラウドおよびコンテナのサポートを拡張し、(AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなどを含む)さまざまなCIS Benchmarksの認定を受けました。 そしてセキュリティの例外管理を容易にするwaiversのベータ版を新たにリリースしました。
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Chef Habitat のバージョン1.5では、パフォーマンスの向上を行いました。それに加えて、Learn Chef Rallyを更新し、アプリケーションデータをChef Automateへ流す方法や、Chef Habitat Builderをオンプレミスにデプロイする方法などを含めました。
次のステップは?
最初のステップとして、ウェブページのWhy Chef Enterprise(なぜChefエンタープライズを選ぶのか?)で、有償ライセンスで得られる利点をご確認ください。
そしてChef社のlicensing FAQ(ライセンスに関するFAQ)の内容をよくご確認ください。FAQでは、サブスクリプションの変更について詳細に説明し、ユーザが抱くであろう疑問に回答しています。
もしあなたがまだChef社の顧客ではなく、有償ライセンスバージョンへのアップグレードについてもっとお知りになりたい場合は、Chef社にご連絡ください ! (※日本のお客様はクリエーションラインにご連絡下さい。)
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原文: Preparing for April End of Support Dates (2019/2/24)