Chefの有償化とオープンソース化 #getchef #chef

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2019年4月、Chef社はブログ:「 Introducing the New Chef: 100% Open, Always」(参考訳)の中で、新しい商用ディストリビューション、Chef Enterprise Automation Stackを発表しました。これまで無償利用が出来ていたChef プロダクトは今後、商用用途で利用する場合に有償となります。
日本のお客様は公式Chefパートナーであるクリエーションライン株式会社問い合わせ窓口より、商用(法人用)ライセンス取得が可能です。
有償化されるパッケージ:
- Chef Infra Client (旧名: Chef Client)
- Chef Infra Server (旧名: Chef Server)
- Chef Inspec
- Chef Habitat
- Chef DK
- Chef Workstation
Chef 14までは引き続き無償版 Chef を利用することができます。
また、ブログの中では主要プロダクトをオープンソース化することも発表しました。コードは Apache 2.0 ライセンスの下で使用することが可能です。
Chefプロダクトの今後についてまとめていきます。
Chef 14 - サポート終了
2020年4月31日に Chef 14 は EOL を迎えます。
以降はChef社によるセキュリティ対応やバグ修正、サポートは提供されなくなります。
Chef 15 - License(EULA) 同意必須
Chef 15 から「Software End User License Agreement」 に同意する必要があります。
License(EULA) に関する重要事項
商業目的でChefプロダクトを利用するすべての組織は、Chef社から商用ライセンスの取得が必要となります。
<ライセンス抜粋>
IF YOU REPRESENT A CORPORATION, GOVERNMENTAL ORGANIZATION, OR OTHER LEGAL ENTITY, OR YOU INTEND TO USE THE SOFTWARE FOR COMMERCIAL PURPOSES, YOU MUST CONTACT CHEF DIRECTLY TO OBTAIN A COMMERCIAL LICENSE FOR THIS SOFTWARE.
対象バージョン
有償化の対象バージョンと無償利用可能なバージョンはこちらよりご確認ください。
日本窓口
公式Chefパートナーであるクリエーションライン株式会社問い合わせ窓口から商用(法人用)ライセンス取得が可能です。