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[和訳] Chef Client 12.0.0 リリース候補版 #opschef_ja #getchef_ja

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本項は Chef Client 12.0.0 Release Candidate (2014/11/04) の和訳です。

シェフのみなさん、こんにちは。

最近リリースしたChef Server 12 リリース候補版(原文)と対になる、Chef 12.0.0の最初のリリース候補版を発表できたことを私達はとても嬉しく思います。

このメジャーバージョンリリースでは、Chefコミュニティからのおよそ70の貢献と多くの小さな機能やバグ修正など、コミュニティとして完成するように決めたすべての機能を含んでいます。すべての変更点はChangeLogに、より詳しい情報はリリースノートに、ドキュメントの更新はオフィシャルリリースノートにあります。

後方互換性

Chef Client 12の最も大きな目玉は後方互換性です。Chef Client 12はChef 11と完全な後方互換性を持ちます。Chef Client 12を、Enterprise Chef、Open Source Chef、Hosted Chef、Chef Server 12で、既存のCookbookとChefデータと使うことができます。Chefのバージョンに対応したリリースをどのように取得するか詳しくは以降のセクションを見てください。

目玉

このリリースの目玉のいくつかは次の通りです。

  • ChefでのSSL検証をデフォルトで有効に。
  • omnibusパッケージに含むRubyバージョンを2.1.4に更新 (Windows版は2.0.0)。
  • Noah Kantrowitzの貢献による、Chef RFC 17 - File Specificity Overhaulの実装。
  • partial_search CookbookをChef Clientに内蔵。
  • Chefが各プラットフォームの複数のinitシステムで正しい動作を行えるように、Chef Clientに動的プロバイダ解決器を実装。
  • Chef ClientがWindowsで動作する場合、Event Logに基本的なイベントを記録するように。

取得するには?

非Windowsプラットフォームでは、Chef Client 12リリース候補版はインストールスクリプトを使ってインストールできます。

最新のリリース候補版をインストールするには、


curl -L https://www.getchef.com/chef/install.sh | sudo bash -s -- -p

特定のリリース候補版をインストールするには、


curl -L https://www.getchef.com/chef/install.sh | sudo bash -s -- -v 12.0.0.rc.0

としてください。
Windowsでは、次のリンクからダウンロードしてください。

Chef Client 12.0.0.rc.0 Windowsパッケージ

Enterprise Chef Server利用者への注意!!

Enterprise Chef Serverには、サーバと通信できるChef Clientの最大バージョンを制限するlb['chef_max_version']という設定があります。この設定のデフォルト値は11です。この設定のため、Chef Client 12.0.0はデフォルトではEnterprise Chef Serverと通信できません。

Enterprise Chef Server 11.2.5にて、この設定を削除しました。もし現時点でEnterprise Chef Server 11.2.5にアップグレードできないなら、リリース候補版を試すには次の変更を行ってください。

  1. private-chef.rblb['chef_max_version'] = 12を追加する。
  2. sudo private-chef-ctl reconfigureを実行する。

テストの実行

私達はChef Client 12への移行は可能な限り問題がないようにしたいと思っています。なので、このリリースを確定するにはあなたの助けが必要です。このリリース候補版を試してみて何か問題があったらお知らせください。新しくイシューを登録するメーリングリストで連絡するなどしてください。

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