fbpx

[和訳] Docker EEを使用してWindowsサーバーにKubernetesを拡張する #docker #kubernetes

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本稿は EXTENDING KUBERNETES TO WINDOWS SERVER WITH DOCKER ENTERPRISE EDITION (2018/6/13) の和訳です。

Docker社とMicrosoft社は、Windowsプリケーションと.NETアプリケーションにコンテナを提供するために、 2014年以来協力してきました。本日のDockerConで、Docker Enterprise Edition(Docker EE)を使用したWindows Server上のKubernetesのプレビューとデモンストレーションを通して、パートナーシップの次のステップをご覧いただきました。

DockerとMicrosoft Advance Windowsコンテナ

Docker社とMicrosoft社はコンテナテクノロジを Windows Server 2016 に導入し、LinuxとWindowsの両方で同じDocker ComposeファイルとCLIコマンドの一貫性を確保しました。 Windows ServerはDocker EEエンジンを組み込んで出荷しています。つまり、現在のWindowsコンテナはDockerに基づいています。Docker社は、多くのエンタープライズ組織が環境内にWindowsとLinuxの両方のアプリケーションを備えていることを認識しています。そこで2017年には、同じDocker EE環境内で、 WindowsとLinuxの混在したクラスタを管理 することで、ハイブリッドアプリケーションのサポートを可能とし、組織にとって高い効率と低いオーバーヘッドを実現しています。Swarmオーケストレーションを使用しているなら、運用チームはWindowsとLinuxのコンテナが一つの共通オーバーレイネットワークを介して通信できるようにしつつ、コンテナ間を安全に分離しながら異なるアプリケーションチームをサポートすることができるでしょう。

以来Docker社は、組織がコンテナ化の利点を認識するにつれ、Linuxベースのアプリケーションだけでなくアプリケーションポートフォリオ全体に適用する必要性からWindowsコンテナが急速に増加する様子を見てきました。Windowsコンテナを活用しているJabil社とGE Digital社を含むDocker EEのお客様は、DockerConに出展しています。

オーケストレータとOSの両方の選択肢を提供

Docker社は、SwarmとKubernetesの両方を同じクラスタ内で取り替え可能な形でサポートするDocker EE 2.0を最近発表しました。Docker社とMicrosoft社は、KubernetesとDocker EEの両方の機能を組み合わせながら、ユーザのWindowsワークロードが実行できるように協力しています。つまり組織は、Linuxアプリケーションのすぐ隣で、Windowsと.NETアプリケーションをSwarmやKubernetesを選択しデプロイできるようになったことを意味します。

Kubernetesに.NETアプリケーションをデプロイする

Docker EEは、Docker Composeファイル、またはKubernetes YAMLファイルを使用して、Kubernetesにアプリケーションをデプロイできます。これにより、すでにコンテナ化したWindowsアプリケーションを所有する組織は、Docker ComposeでアプリケーションをKubernetesに再デプロイするだけで、次に示すように移行することができます。

Docker EEはSwarmとKubernetesの両方を取り替え可能なクラスタに展開されているため、Docker CLIコマンドとKubernetes CLIコマンドの両方でPowershell を使用できます:

その結果、それぞれ独自の要件を持つ複数のアプリケーションチームをサポートできるコンテナプラットフォームを実現します。

次なるステップ

このテクノロジープレビューについてもっと知りたい方は、DockerConプレゼンテーションのデモ動画をご覧ください。ライブイベント後すぐにリプレイ動画がご覧になれます。ベータ版について興味のある方は、ぜひ https://beta.docker.com でサインアップしてください

Docker EEの詳細については、次をご参照ください:

新規CTA